新千歳空港から車で約1時間の場所に位置する、夕張。
冬になると、ゲレンデへ足を運ぶスキーヤー・スノーボーダーたちによりにぎわいます。
そんな夕張エリアを代表する宿泊先が、「ホテルマウントレースイ」。
ゲレンデ直結という好立地に、天然温泉を完備、レストランでは四季折々の地元をはじめとした道産食材が食べられ、ゲレンデのみならず滞在も楽しめるホテルなんです。
今回はじっさい「ホテルマウントレースイ」に宿泊してきました。
泊ったからこそ分かる、ホテルの魅力に迫ります!
<目次>
1. 「ホテルマウントレースイ」ってこんなホテル
2. ファミリールームに宿泊
3. バイキングレストラン「ルピナス」
4. 大浴場「レースイの湯」
5. おわりに-基本情報-
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1. 「ホテルマウントレースイ」ってこんなホテル
「ホテルマウントレースイ(以下、レースイ)」が位置するのは、JR夕張駅の目の前。
前述した通り新千歳空港からも車で約1時間と、比較的アクセスしやすい場所にあります。
完全予約制ですが、スキー場の営業期間には空港からの無料シャトルバスも走ってますよ。なんといっても最大の特徴は館内2階からブリッジでゲレンデが直結していて、客室から外に出ることなくスキー場へ行けるコト。
一分一秒でも長く滑りたいスキーヤーにとっては嬉しいですし、忘れ物などしたとき苦なく戻れるのも助かりますよね。
館内には売店やカフェのほか、2つのレストランに、天然温泉、エステサロンなど設備面も充実。
小さな赤ちゃんがいるお客様向けの無料レンタル用品も豊富なので、カップルやグループにはもちろん、ファミリーユースにも安心です。
2. ファミリールームに宿泊
レースイのお部屋タイプは全部で5種類。
和室をはじめ、リビングと寝室が別々になっているファミリールームなど多岐に渡ります。
今回4人で訪れた筆者が泊ったのは、41~48㎡(およそ22~26畳)のトリプルルーム。
通常ベッド3台に加え、ソファベッドが2台、大人最大5名様まで宿泊OK!
それではお部屋入口から隅まで、ルームツアーをしていきましょう。
2-1 リビングスペース
部屋に入ってすぐの玄関。人数分のスリッパとハンガーがありました。消臭スプレーもあって、長期滞在の際も何かと助かります。
奥へ進むと通常サイズのベッドが3台。
壁の絵の色に合うベッドカバーで、落ち着いた雰囲気が印象的です。枕元にはブックライトに電話に目覚ましが備わっています。
向かい側にはソファベッドが2台に、テーブルと椅子。
通常よりも少しコンパクトなサイズですが、気持ちよく眠れましたよ。枕元には電気ポットと、人数分のティーバック。種なしの干し梅もあって、お茶請けにピッタリ。
ソファベッド横は、デスクスペース。隣には引き出しにテレビに金庫が置かれています。引き出しの中には人数分の浴衣が入っていましたよ。机の上には可愛らしい折り紙とあぶらとり紙を発見!
これもアメニティの一部、さりげない心遣いに思わず乙女心がくすぐられます。
2-2 水回りスペース
続いては気になる水回りをご紹介。部屋へ入ってすぐ左に、洗面台があります。人数分のコップに歯ブラシ、コットン・綿棒・シャワーキャップなど、必要なものが一通り。コップも人数分そなわっていますよ。
お手洗いとお風呂は、コンパクトなユニットバス仕様。シャンプー・リンス・ボディソープなど、こちらにも一通り完備。
別館には天然温泉の大浴場があるので、ゆったりとお湯に浸かりたい方はそちらがオススメです。(※お部屋タイプは一例です。)
総じてお部屋の感想としては「とにかく広い!」ということ。
写真はありませんが収納スペースがたくさんあり、スノーボード板やウエアを置いてもスペースが余って広々。
大人数で同じ部屋に泊まる時ってどうしても窮屈になりがちですが、4人でワイワイしてもそんなことはなく、グループ利用にピッタリだと感じました。
3. バイキングレストラン「ルピナス」
レースイのお食事処は、全部で3つ。
中国重慶の火鍋レストラン「劉一手(リューイーソー)」に、バイキングレストラン「ルピナス」。
そして、ホテルで毎朝焼き上げられるパンやスイーツが食べられるカフェテラス「リラ」です。
今回は夕朝食付きのプランで宿泊し、バイキングレストラン「ルピナス」でお食事をいただきました。
①夕食
筆者がレストランを訪れたのは、19時頃。
夕食時でたくさんのお客様がいましたが、店内のキャパがかなりあるので席確保には困りませんでした。
ルピナスの夕食は、北海道産食材を使ったお料理がさまざま。
とにかくメニューが多いので、ピックアップしてご紹介。
まずは入り口から。色とりどりのお野菜に、ズワイガニ・エビ・お刺身など、北海道産の食材がずらり。お惣菜は郷土料理である芋もちをはじめ、麻婆豆腐や海鮮炒めなど。
【各国の料理】
その中でも特に人気だったのが、グリルコート。【手際よく焼き上げられた牛ロースステーキ】
隣には数種類のインドカレーにナン、サモサ(じゃがいもが入ったインド風おやき)が並びます。
じつはレースイには本場インド出身のシェフが在籍していて、インド料理は隠れた名物。
和洋折衷をこえインド料理まで、とても一周目ではよそいきれません。
デザートはやっぱり別腹。一口サイズのケーキに、フルーツゼリー。ホテルオリジナルスイーツの生夕張メロンパンは、レースイに訪れたらぜひいただきたい一品です。
一番奥にはドリンクコーナー。ほうじ茶に6種類のティーバッグ、カレーに合いそうなチャイなどお茶が中心。
ひととおりよそおってきました。お刺身に甘えび、ワカサギ、野菜炒め、芋もちとよりどりみどり。
色んな種類のものが少しずついただけるって、やっぱりバイキングの醍醐味ですよね。
グリルコートでいただいた牛ロースは、口の中でとろけるように柔らかくていくらでも食べられそう!
新鮮なお刺身も言うまでもなく、美味でしたよ。しっかりデザートまでいただき良い感じにお腹が満たされたのでした。
明日の朝にも乞うご期待です。
②朝食
夕食もしっかりいただきましたが、不思議と朝もお腹は空くもの。朝ごはんも昨晩と同じ「ルピナス」でいただきました。
筆者が訪れたのは朝7時半頃。夕食以上ににぎわいを見せていましたが、大規模キャパでやはり席の確保には困ることナシです。
さっそく回ってみましょう。朝食は和洋メインのメニュー。入り口付近には、金時豆・鶏の甘辛煮・昆布まきなどのお惣菜のラインナップ。
人気のまかない海鮮丼コーナーでは、オリジナルの丼ぶりが作れます。3種のお刺身に鮭にいくら、そして石狩漬けを含んだ6種類のご飯のお供まで。自分で好きな具材を好きなだけ盛り付けちゃいましょう!
昨日グリルコーナーだった場所は、朝は手作りサンドイッチコーナーに。好きな具材を選んで挟むたまごサンドに、あんことホイップクリームを挟んだ、あずきクリームサンド。
好きな具材を選べば、その場でスタッフの方が作ってくれます。作りたてがいただけるんです。
たっぷりのフルーツにシリアルにヨーグルト、洋食もばっちりそろっています。ホテルで焼き上げる特製のパンも、朝は充実のラインナップ。石炭をイメージした黒ダイヤメロンパンは、パン生地に竹炭が練りこまれた珍しい一品。夕張ならではの名物です。
ご飯の供ならぬパンのお供、ジャムも多彩なバラエティ。写真左上から時計周りに、トマト・夕張メロンミルク・夕張メロン・ルバーブ・ブルーベリー・イチゴ。こちらもホテルメイドなのが嬉しいトコロ!
あいにく朝食の盛り付け写真は撮り損ねてしまったのですが、朝からバランスよくいただけ大満足。
連泊しても飽きることがなさそうなほど、メニューの種類が豊富でした。
(※夕食・朝食メニューは一例です。時期により異なります。)
また6月15日~8月29日までは夕張メロン食べ放題ランチ、6月~8月31日までは夕張メロン食べ放題の宿泊プランもアリ!レースイの夏の風物詩とも言える嬉しいプランですよ。
(※夕張メロンの出荷状況より、道産赤肉メロンになる場合もあります。詳細は公式ホームページよりご確認ください。)
4. 天然温泉「レースイの湯」
最後にご紹介させていただくのが、天然温泉「レースイの湯」。
宿泊棟とは異なる別館に位置し、内風呂・外風呂・ミストサウナなど、広々とした湯舟にゆったりと浸かることができます。
泉質はナトリウム炭酸水素塩泉、角質を柔らかくし、美肌にも効果てき面。
美人の湯で名高いモール温泉と同様の成分が含まれていて、女性には嬉しいことづくしなんです。
筆者が訪れたころはまだ雪が残っていたので、雪見風呂を堪能できて贅沢な気分に。
芯から体を温めてくれ、ゲレンデでの疲れも和らげてくれましたよ。
宿泊者なら朝6時から夜24時まで、入浴可能。
お食事後にゆったり寛ぐのも良し、朝の目覚めにさっぱりするも良し、思う存分利用してすべすべ美肌を手に入れちゃいましょう!
5. おわりに-基本情報-
北海道内だけでも相当な数のスキー場がありますが、「マウントレースイ」はいわゆる“穴場的存在”。
じつは新千歳空港から一番近いアクセスなので、一刻でも早くゲレンデに行きたい方はもちろん、週末にサクッと訪れたりすることもできちゃうんです。忙しい現代人にとってはありがたい!
美味しいお食事を堪能して、良泉で疲れを癒して・・・次回のスキーシーズンは、ぜひマウントレースイで滞在してみてはいかがでしょうか?
施設名:ホテルマウントレースイ 住所:〒068-0411 北海道夕張市末広2丁目4 電話番号:0123-52-3456(夕張リゾート予約センター直結) ※電話受付9:00~18:00 総客室数:118室 チェックイン/アウト:14:00/11:00 アクセス:新千歳空港から車で約60分 公式HP:http://www.yubari-resort.com/ ▼各種予約のご案内▼ 楽天トラベルはコチラ じゃらんネットはコチラ |