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実はバリエーション豊富?札幌・新千歳から道東へのバス総まとめ!

エリア
北海道全域
投稿日
最終更新日:2019年3月1日
観光や出張で道東に行こう!そう思ったとき、まずは何を使っていこうかな、と迷いますよね。

JR?飛行機?それともレンタカー?などなど。
公共の交通機関を使って道東にいく場合、一番バリエーションが多いのが、実は都市間バス。
札幌や新千歳空港と道東各地を結ぶ路線は計11路線もあり、実はとても豊富なのです。

ということで今回は、知っておくととっても便利な道東へのバス、まとめて紹介いたします。

1:札幌・新千歳空港から帯広・十勝方面へ

1-1:札幌-帯広【ポテトライナー】

名称:ポテトライナー
区間:札幌-帯広駅
所要時間:最短3時間25分(札幌駅-帯広駅)
便数:1日10往復
料金:片道3,770円、往復7,130円
座席:4列シート
運行会社:北海道中央バス・北都交通・十勝バス・ジェイアール北海道バス・北海道拓殖バスの共同運行
【バスの詳細予約※高速バスドットコム提供】
札幌→帯広 帯広→札幌

まず初めにご紹介するのは、札幌市内と帯広市内を結ぶ都市間バス、「ポテトライナー」です。

札幌駅前ならびに中央バス札幌ターミナル、地下鉄大谷地(おおやち)駅前から帯広駅へ。

便数は1日10便と豊富、料金は片道3,770円と、JR通常運賃(乗車券+自由席特急券で6,700円)と比較し3,000円近く安くリーズナブル。

なお帯広近隣の停車バス停は、清水経由、音更経由、直行(十勝バス本社経由)の3パターンがあるので、帯広手前で降りたい方は便を確認してから予約するようにしましょう。

北都交通イメージ

1-2:新千歳空港-帯広・十勝川温泉【とかちミルキーライナー】

名称:とかちミルキーライナー
区間:新千歳空港-帯広・十勝川温泉
所要時間:最短3時間25分(新千歳空港-十勝川温泉)
便数:1日5往復(一部は新千歳空港-帯広間にて運行)
料金:片道3,900円、往復7,400円(新千歳空港-十勝川温泉)
座席:3列独立型
運行会社:北都交通・おびうん観光の共同運行
詳細情報はこちらから

新千歳空港および南千歳駅と帯広駅・十勝川温泉を結ぶ「とかちミルキーライナー」。

日本各地や海外から新千歳空港についてから、直接バス1本で帯広や十勝川温泉に行けるのは大きな荷物を持つ旅行者には便利(JRの場合は南千歳駅で乗り換えが必要)です。

新千歳空港からバスでまっすぐ十勝川温泉へ。着いたら早速良質なモール温泉でゆったり。素敵ですね♪

1-3:札幌・新千歳空港-十勝川温泉・足寄【まりも急行札幌号】

名称:まりも急行札幌号
区間:札幌・新千歳空港-帯広・十勝川温泉・足寄・阿寒湖
所要時間: 4時間25分(札幌-十勝川温泉)
便数:1日1往復
料金:片道4,000円(札幌・新千歳空港-十勝川温泉)
座席:4列シート(トイレなし)
運行会社:網走観光交通
【バスの詳細予約※高速バスドットコム提供】
札幌・新千歳空港→十勝川温泉 十勝川温泉→札幌・新千歳空港

もともとは阿寒湖温泉の旅館に宿泊する方向けのバスとして運行開始した「まりも急行」。2017年から札幌や新千歳空港で乗車した方が十勝川温泉や足寄(あしょろ)で下車できるようになり、さらに便利になりました。

但し便数は1日1本。時間があえばぜひ使ってみてはいかがでしょうか?

なお札幌の乗車場所は札幌駅近くの「センチュリーロイヤルホテル」となりますので、間違えて札幌駅のバスターミナルへ行かないようにしてくださいね。

十勝の冬の風物詩「彩凛華」イメージ

1-4:札幌-浦河・広尾【高速ひろおサンタ号】

名称:高速ひろおサンタ号
区間:札幌-浦河・広尾
所要時間:4時間35分(札幌駅-広尾駅)
便数:1日1往復
料金:片道4,630円 往復8,230円(札幌-広尾町内各バス停)
座席:3列独立型
運行会社:ジェイ・アール北海道バス
詳細情報はこちらから

札幌から十勝南部の広尾町を結ぶ唯一のバスがこちらの「高速ひろおサンタ号」。道東道を走る他のバスと違い、日高の海岸線を走る車窓もお楽しみ♪

便数は1日1便、札幌発は夕方16:40発となりますので、広尾近辺での宿泊を前提とした行程を必要があります。

2:札幌・新千歳空港から釧路・根室方面へ

2-1:札幌-釧路【スターライト釧路号】

札幌から釧路イメージ

名称:スターライト釧路号
区間:札幌-釧路
所要時間:最短5時間15分(札幌駅-釧路駅)
便数:1日5往復 うち1便は夜行バス
料金:片道5,770円 往復10,490円(札幌駅-釧路駅)
座席:3列独立型
運行会社:北海道中央バス、阿寒バス、くしろバスの共同運行
【バスの詳細予約※高速バスドットコム提供】
札幌→釧路 釧路→札幌

札幌から釧路市を結ぶ高速バスは現在2種類のバスが運行。そのうちの1種類がこちらの「スターライト釧路号」です。

早朝発から深夜着まで、また夜行便も1便とバリエーション豊富。所要時間も道東道が阿寒ICまで伸びたことで早まり、5時間15分で到着。さらに便利になりました。

料金は5,770円と、JR通常運賃(乗車券+自由席特急券で8,850円)よりも3,000円ほど安く、気軽に使えるのもメリットです。

くしろバス  札幌ー釧路

2-2:札幌-釧路【釧路特急ニュースター号】

名称:釧路特急ニュースター号
区間:札幌-釧路
所要時間:最短5時間6分(札幌駅-釧路駅)
便数:1日4往復 うち1便は夜行バス
料金:片道5,600円 往復10,100円(札幌駅-釧路駅)
座席:3列独立型
運行会社:北海道バス【バスの詳細予約※高速バスドットコム提供】
札幌→釧路 釧路→札幌

札幌から釧路市を結ぶ高速バスのもう1種がこちらの「釧路特急ニュースター号」。こちらは「スターライト釧路号」より1便少ない4便運行。

こちらのメリットとしては釧路の商業施設「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」に停車すること、またスターライト釧路号より若干安い5,600円。

とはいえ金額の大差はないので、時間によりどちらのバスにするか選べばよいかと思います。北海道バス 札幌ー釧路

2-3:札幌・新千歳空港-帯広-阿寒湖【まりも急行札幌号】

名称:まりも急行札幌号
区間:札幌・新千歳空港-帯広・十勝川温泉・足寄-阿寒湖
所要時間: 6時間35分(札幌-阿寒湖温泉)
便数:1日1往復
料金:片道6,000円(札幌・新千歳空港-阿寒湖) 
片道2,000円(帯広・十勝川温泉-阿寒湖)
座席:4列シート(トイレなし)
運行会社:網走観光交通
【バスの詳細予約※高速バスドットコム提供】
札幌・新千歳空港→十勝川温泉 十勝川温泉→札幌・新千歳空港

札幌から阿寒湖への宿泊者の送迎バスとして始まった「まりも急行」は、マリモカラーが特徴的。

山間部の阿寒湖へダイレクトで行ける路線バスとして、主に観光客に人気のバスです。また帯広・十勝川温泉からも乗車ができ、個人の周遊旅行にもオススメです。

なお車両にはトイレがついていないため、途中に休憩を挟みながら運行をするのも、何だか観光バスの旅行らしいですね♪

特にドライブが難しい冬の時期に、一面凍る湖面が美しい阿寒湖へ、バス旅行で行ってはいかがでしょうか。

阿寒湖イメージ阿寒湖(
イメージ)

2-4:札幌-中標津・根室【オーロラ号】

名称:オーロラ号
区間:札幌-中標津・別海・厚床・根室
所要時間: 8時間30分(札幌-根室)
便数:1日1往復(平日)、金・土・日・祝日および祝前日は2往復
料金:片道7,400円(札幌-根室) 往復13,400円
座席:3列独立型
運行会社:北都交通、根室バスの共同運行
詳細情報はこちらから

札幌から日本最東端の根室市を結ぶ都市間バスがこちらの「オーロラ号」。

こちらは毎日運行便としては札幌と根室の間の各地(中標津・別海)を停車し、金・土・日・祝日および祝前日のみ走るバスは中標津・別海を通らない直行便として運行。

JRでは行けない中標津や別海へ、また釧路から更に乗換えが必要な根室へダイレクトで行くことができる便利な都市間バスです。

3:札幌から知床・網走・オホーツク方面へ

3-1:札幌-北見・網走【ドリーミントオホーツク号】

名称:ドリーミントオホーツク号
区間:札幌-北見・美幌・網走
所要時間: 5時間55分(札幌-網走)
便数:1日10往復(うち1便は夜行便、うち1便は北見発着便)
料金:片道6,390円(札幌-根室) 往復12,040円
座席:3列独立型
運行会社:北海道中央バス、北海道北見バス、網走バスの共同運行
【バスの詳細予約※高速バスドットコム提供】
札幌→北見・美幌・網走 北見・美幌・網走→札幌

札幌からオホーツク地方の中心都市、北見と網走を結ぶ都市間バスがこちらの「ドリーミントオホーツク号」。

約350kmの長距離を6時間弱で運行。1日10便運行ということで、北見・網走への移動に欠かせない便利な交通手段となっております。

ちなみに北見はハッカ=ミントの産地。バスの名前にミントが入っていたり、バスに搭載されるおしぼりはハッカおしぼりだったりと、こだわりを感じずにはいられません。

北見観光北見ピアソン記念館(イメージ)

3-2:札幌-知床【イーグルライナー】

名称:イーグルライナー
区間:札幌-佐呂間・東藻琴・清里・斜里・ウトロ
所要時間:6時間55分(ウトロ→札幌)
便数:1日1往復(札幌発知床行は夜行便、知床発札幌行は昼行便)
料金:片道8,230円(札幌-根室) 往復15,430円
座席:3列独立型
運行会社:斜里バス
【バスの詳細予約※高速バスドットコム提供】
札幌→知床ウトロ 知床ウトロ→札幌

札幌から世界自然遺産・知床ウトロまでをダイレクトで結ぶバスがこちらの「イーグルライナー」。札幌発便は夜行便ということで、宿泊代を抑えながら知床へ旅したいという方に特におすすめ。

ちなみに知床ウトロに到着したあと、温泉入浴&朝食を食べることができるというプランも一部ホテルに用意されています(詳しくはこちらから)。

早朝、知床に到着し(ウトロバスターミナルに06:30着)、温泉でリフレッシュ、それから知床五湖をトレッキング。そんな旅をイーグルライナーで計画してみてはいかがでしょうか。

知床羅臼・ウトロの温知床・ウトロ(イメージ)

3-3:札幌-紋別【流氷もんべつ号】

名称:流氷もんべつ号
区間:札幌-滝上・紋別
所要時間:4時間20分(札幌-紋別)
便数:1日4往復(うち1便は旭川経由)
料金:片道4,930円(札幌-根室) 往復9,230円
座席:4列シート
運行会社:北海道中央バス、ジェイ・アール北海道バス、道北バス、北紋バスの共同運行
【バスの詳細予約※高速バスドットコム提供】
札幌→紋別 紋別→札幌

札幌から流氷のまち、紋別を結ぶ都市間バス、流氷もんべつ号。紋別までダイレクトで行く唯一の公共交通機関(紋別空港は千歳行便はなく羽田線のみ)です。

便数は1日4便、朝発から夕方発まで時間より選べます。流氷の時期はもちろん、おいしい海産物を食べに旅してみてはいかがでしょうか。

3-4:札幌-遠軽【特急えんがる号】

名称:特急えんがる号
区間:札幌-遠軽
所要時間:3時間52分(札幌-遠軽)
便数:1日2往復
料金:片道3,980円(札幌-根室) 往復7,540円
座席:4列シート
運行会社:北海道中央バス、道北バス、北海道北見バスの共同運行
【バスの詳細予約※高速バスドットコム提供】
札幌→遠軽 遠軽→札幌

札幌からサロマ湖近く、人口2万人のまち、遠軽を結ぶ都市間バス。1日2便。約4時間で結びます。

春が見ごろのえんがる公園の芝桜や夏から秋にかけて花開くコスモス園など、時期ごとの見どころがあります。

おわりに

以上、札幌・新千歳空港と道東各地を結ぶ都市間路線バス、全11種をご紹介いたしました。

都市間バスの情報は、各バス会社ごとに紹介されているため、なかなか全種類を把握するのは実は難しいのではないでしょうか。

なお今回紹介したバス以外でも、期間限定で運行計画中の周遊バスなどもありますので、公開され次第(6月中旬ごろ)追加で紹介したいと思います。

リーズナブルで便利なバスを使って、札幌や新千歳空港から道東へ、ぜひ旅をしてみてくださいね!

道東バスイメージ

※各バスの情報は2017年5月時点の情報です。また座席については、増発便などで座席仕様がかわる場合もありますので、ご了承ください。

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