北の大地が産んだ一度は飲んでみたい北海道の日本酒6選
- 北海道全域
- 最終更新日:2021年6月7日
北海道といえば、ビールやワインなどのイメージが強いかもしれません。
しかし、雄大な山や川など、豊かな自然が数多くある北海道だからこそ作ることができる日本酒があります。
また、北海道の日本酒はキレのある淡麗な飲み口が特徴のため、海鮮など北海道の美味しい食べ物にも相性抜群です。
今回は、一度は飲んでみたい北海道の日本酒8選をご紹介します!
知る人ぞ知る千載一遇の銘柄
純米吟醸酒 大雪 雪中貯蔵
まずご紹介するのは、高砂酒造が作る「大雪 雪中貯蔵」。
このお酒は、雪の中で日本酒を熟成させる「雪中貯蔵」と呼ばれる独特な方法で作られます。
雪に覆われたタンクは温度変化が少ないため、塾生環境の安定によりまろやかな味わいへと仕上がります。
おすすめは冷酒で、白身などの淡白なお魚との相性が抜群。香り豊かな米の味わいが存分に感じられる逸品です。
毎年、雪が溶ける4月頃から数量限定で販売される大雪 雪中貯蔵。一度は味わってみて欲しい雪国ならではの日本酒です。
北の稲穂 大吟醸
こちらは、男山酒造が作る「北の稲穂 大吟醸」。
このお酒は、大雪山の万年雪から滲み出た伏流水と、40%にまで磨き上げた北海道産の酒造好適米により作られています。つまり、作り手も材料も100%北海道産のもので出来た特別な日本酒と言えます。
北の稲穂 大吟醸の特徴は、時間をかけて丁寧に醸造することで生まれる雑味のない味わい。北海道米本来の甘味と、上品な香りが感じられます。
合わせる料理は、海鮮やお肉料理はもちろん。ワインのようなフルーティーな飲み口から、よく冷やしてチーズなどと一緒に頂くのもおすすめです。
北海道を代表する定番の銘柄
国士無双
北海道を代表する有名な銘柄の一つが「国士無双」です。
旭川市の高砂酒造で作られる国士無双は、昭和50年(1973年)に誕生して以来、キレのある辛口淡麗な味わいが人気となり、全国的に有名な日本酒となりました。
まさに「北海道らしい日本酒」と呼ぶに相応しい飲み口は、北海道の海の幸との相性抜群。
食中酒として、お寿司やカニ料理などの海鮮と一緒に頂くのが絶品です。
北海道の居酒屋やお寿司屋さんには、定番の銘柄として置いてある場合が多いため、北海道を訪れた際にはぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。
国稀
続いて紹介する北海道を代表する日本酒は「国稀」です。
国稀を作る国稀酒造は、北海道の北西部に位置する増毛町にあり、日本最北の酒蔵として有名です。
そんな環境で作られる国稀は、増毛町の暑寒別岳連邦の暑寒山麗から湧き出る伏流水を元に作られており、まさに北海道の自然の恵から作られた日本酒と言えます。
伏流水が生み出すまろやかな口当たりと、米の優しい甘味が感じられ、日本酒初心者の方でも飲みやすい逸品です。
常温または熱燗では、米の香りをより味わうことができ、冷酒では、スッキリとした爽やかな後味を楽しむことができます。
日本酒初心者におすすめの銘柄
恋すとーりー
日本酒初心者の方へのおすすめとしてまず紹介するのは、男山酒造の「恋すとーりー」です。
こちらは男山酒造が、若者や女性など日本酒に馴染みの少ない層をターゲットに作ったもの。
酸味が効いたさっぱりとした飲み口が特徴で、ほんのりと甘味の感じられる味わいが女性を中心に人気を集めています。
また、アルコール度数も11度と日本酒にしては控えめなことから、初めて日本酒を飲むという方にもおすすめ出来る逸品です。
飲みやすく甘みの強い日本酒のため、食前酒や食後酒として、日本酒単体でも楽しむことができます。
恋すとーりーの芳醇な甘みをより感じたい方は熱燗で、さっぱりとした飲み口で頂きたい方は冷酒がおすすめです。
上川大雪
続いて紹介する日本酒は、上川大雪酒造が作る「上川大雪」です。
上川大雪酒造は、2017年に日本一新しい酒蔵として北海道上川町に誕生しました。
北海道の素材を使い、手作りで仕込むことにこだわりを持っており、北海道で今最も注目されている酒蔵です。
そんな上川大雪の味は、雑味のないスッキリとした飲み口が特徴。ほのかに香るフルーティーな味わいも飲みやすく、日本酒初心者の方におすすめできます。
また、癖のない味からどのような料理にも合わせやすく、海鮮はもちろん、天ぷらやお肉料理など、食中酒として楽しむのにぴったりな日本酒です。
おわりに
広大な土地が広がる北海道では、それぞれの酒蔵に特徴があり、日本酒それぞれの味の違いを楽しむことができます。
北海道を訪れた際に美味しい食べ物と一緒に頂くのはもちろん。旅のお土産として買って帰るのもおすすめです。
皆さんもぜひ北海道の日本酒の魅力に触れてみてください。
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