摩周湖の楽しみ方 | 展望台・絶景・グルメおすすめの立ち寄りスポット
- 釧路・阿寒・川湯・根室
- 最終更新日:2023年6月13日
もくじ
1.摩周湖第1展望台|摩周ブルーの絶景広がる定番の展望台
火山活動によって形成されたカルデラ湖である「摩周湖」。
湖の外周を取り巻くように、外輪山が形成されているため湖畔に近づくことはできず、上から俯瞰するのが摩周湖の楽しみ方です。
そんな摩周湖には3つの展望台が設けられ、そのうち最もポピュラーなのが「摩周湖第1展望台」。
展望デッキが用意され、その眼下には眩いほどの”摩周ブルー”の湖面が広がります。
湖の守護神とも言うべき存在感の「摩周岳」の山容が見事!
冬には霧氷と湖の神秘のコラボレーションも味わえます。
摩周湖を臨む3つの展望台のうち、唯一冬季に利用できる場所で、一番メジャーな展望台です。
- 住所
- 北海道川上郡弟子屈町弟子屈原野
- 備考
- アクセス:弟子屈町の中心から車で約10分(駐車場は500円/1台)
2.摩周湖第3展望台|ダイナミックと美しいが同居する展望台
摩周湖第一展望台とともに、摩周湖の西側にある「摩周湖第3展望台」。摩周湖と屈斜路この間を走る国道391号線から最も近い場所に位置しています。
こちらは第1展望台とは角度をかえ、摩周岳を正面に迎え、遠くには知床連山の南部に当たる斜里岳まで望めます。まるで鏡張りの摩周湖を味わうなら、こちらがおすすめです。
湖と反対側には、屈斜路湖の藻琴山や硫黄山など、ダイナミックな火山地形も楽しめます。
- 住所
- 北海道川上郡弟子屈町弟子屈原野
- 備考
- アクセス:弟子屈町の中心から車で約15分(駐車場は無料)
備考:例年11月初旬から4月中旬まで冬季閉鎖
3.裏摩周展望台|独特の趣を見せる、知る人ぞ知る展望台
前に紹介した2つの展望台は、摩周湖の西側(表摩周)にある展望台ですが、その一方で摩周湖の東側(裏摩周)にある唯一の展望スポットが「裏摩周展望台」です。
湖面から少し近く、透き通った”摩周ブルー”を眺められる一方で、樹林帯が展望台まで迫り、また違った情緒を醸し出します。
また表摩周と比べてアクセスが少し悪いものの、それゆえに訪れる人は少なく、静寂で美しい摩周湖を満喫することができますよ。
- 住所
- 北海道斜里郡清里町
- 備考
- アクセス:摩周湖第1・第3展望台から車で約1時間
備考:例年11月初旬から4月下旬まで冬季閉鎖
4.神の子池|カムイトーの伏流水がもたらす神秘の池
裏摩周展望台から車で約15分の場所にある「神の子池」。摩周湖(カムイトー=神の湖)の伏流水からできたことから、このように名付けられたと言われています。
1日12,000tも湧出している池は、圧倒的な透明度。水深5mの底までくっきりと眺めることができます。
例えようもないコバルトブルーは、いつまでも見入ってしまう水面の神秘です。
未舗装路の林道を車でアクセスし、ハイキングコースを歩く必要がありますが、ともにしっかり整備されているので、安心して訪れることができます。
- 住所
- 北海道斜里郡清里町字清泉
- 備考
- アクセス:裏摩周展望台から車で約15分、駐車場から徒歩約5分
5.摩周そば|涼しい気候を生かして作られる、幻のそば
最後に、摩周湖の近くで味わえるグルメ情報を。まずご紹介したいのは、現地の冷涼な気候を生かし、平成2年より栽培が始まった「摩周そば」です。
流通期間が短く、生産量が少ないことから、”幻のそば”として全国から注目を集めています。美しい薄緑色としっかりとした歯応え、上質で香り豊かな味わいは蕎麦通をうならせる絶品です。
中でも「豚丼と摩周そばの店 くまうし 弟子屈本店」がオススメ!香ばしい豚が食欲をそそる、北海道名物・豚丼とのお得なセットに大満足です。
- 住所
- 北海道川上郡弟子屈町鈴蘭1丁目8-6
- TEL
- 015-482-2688
- 営業時間
- 営業時間:11時~14時45分、17時~20時30分
- 備考
- アクセス:弟子屈町の中心からすぐ
6.弟子屈ラーメン|摩周湖の清流を使ったスープが決め手
また、北海道の有名なご当地ラーメンの一つ「弟子屈ラーメン」の総本店も、摩周湖の近くに位置しています。
ポイントは、摩周湖の伏流水と、山と海の良質な素材が詰まったラーメンをいただけるということ。もちろん麺に使われる小麦も道内産100%です。
そんな弟子屈ラーメンで、イチオシのメニューが「鮭冬葉(とば)塩ラーメン」。風味豊かな鮭とばと淡麗スープが織りなす、地産地消かつ滋味深い一杯に仕上がっています。
- 住所
- 北海道川上郡弟子屈町摩周1丁目1-18
- TEL
- 015-482-5511
- 営業時間
- 営業時間:11時~20時
おわりに~霧の摩周湖は、次の旅へのモチベーション~
昭和歌謡の「霧の摩周湖」の歌詞にある通り、一面霧に包まれることも多い「摩周湖」。せっかくの旅行中に訪れてみたものの「何も見えずにガッカリ」ということもあるでしょう!
(実際私も初めて訪れた時は、何も見られず仕舞いでした・・・)
期待していた景色が見られないのは残念ですが、当日の天気は当日にならないと分かりません。また、この厳しい気候条件も北海道の自然の一つの表情なのだ、と感じることができます。
もし摩周ブルーが見られなくても気落ちせず、「次回また必ず見に来るんだ!」というモチベーションにしてみてくださいね。
日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。
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