小樽・アイスクリームパーラー美園|北海道発のアイスクリーム発祥の店
- 小樽・ルスツ・ニセコ
- 最終更新日:2019年3月11日
1919年(大正8年)創業の「アイスクリームパーラー美園」。知る人ぞ知る、老舗の名喫茶です。
場所は北海道小樽市の繁華街である都通りと呼ばれる商店街に面していて、JR小樽駅からも徒歩5分程のところにあるので、気軽に立ち寄れるのも有難い。
また、道内で初めてアイスクリームの製造を行った店としても名を知らしめています。
今回は、そんな歴史情緒溢れる大正ロマンの店に足を踏み入れてみたいと思います。
もくじ
1.こだわり抜いたアイスクリーム
こちらは、美園自慢の手作りアイスクリームです。
美園のアイスクリームには、実は2種類あります。
一つは、赤井川の牛乳、ヨード卵、アカシアはちみつなどの地元産にこだわったもの。
もう一つは、イタリアで人気のあるジェラートと同じ脂肪分(5〜6パーセント)のものです。
前者は、口の中で溶けて後味はさっぱりしています。
対する後者は、卵のコクとまろやかさが効いているので、柔らかみがあるのです。
どちらも、食べるときは、時間を少し置いて練ってから食べると美味しく召し上がれます。
是非、2種類のアイスクリームの食べ比べをしてみてください。
2.店の人気ナンバーワンはプリンア・ラ・モード
上には、こちらの店手作りのプリン、さくらんぼ、、みかん、生クリームが乗っていて、下には柔らかみのあるアイスクリームがぎっしりと詰まっています。
プリンは従来のトロトロとしたタイプのものではなく、少々固めで弾力があるタイプの、昔懐かしい味を感じる味です。
ちなみに筆者は一口食べたあと、「あ、美味しい」と思わず言ってしまいました。
なので、リピーターが多いメニューでもあります。
3.メロンソーダのアイスクリームにもこだわりが
シュワシュワのメロンソーダの上にプカプカと浮かぶアイスクリーム・・・こちらのアイスクリームは、先ほどのプリン・ア・ラ・モードのものとは違い、濃厚なコッテリとした味です。
ソフトクリームと同じくらいの固さにしたものらしく、「レトロアイスクリーム」とでもいいましょうか。
創業当初から変わらぬ味を貫いています。そんなところが創業してから98年もの間、ファンを増やし続けている秘訣なんでしょうね。
プリン・ア・ラ・モードやメロンソーダの他にも生クリームがたっぷり乗ったパフェなどのメニューも充実していますので、そちらも併せてお召し上がりください。
4.お持ち帰りと地方発送もしています
さて、そんなアイスクリームパーラー美園ですが、テイクアウトやお取り寄せができるのです。
牛乳味で後味さっぱりした小樽運河アイスクリームと、卵のコクとまろやかさが際立っている大正ロマンアイスクリームの2種類があります。
他にも、モナカタイプのアイスクリームもあるんです。
皮はしっとりとしていて、中のアイスクリームは食感が柔らかいタイプのものです。
これらの商品も、地元の人たちにはもちろん、観光客の方々にも大変人気のある商品なんですよ〜。
5.店内はレトロで落ち着く雰囲気
創業当初から、変わらぬ味を守り続けているアイスクリームパーラー美園。独自の製法と味でお客様をもてなすスタイルも変わっていません。
店の1階には、美容室があり、その横にある細い赤い絨毯の階段を登っていくと店はあります。
全48席の店内は大正や昭和のレトロな家具や置物が飾ってあり、まるでタイムスリップしたかのような感じがするので、落ち着いた雰囲気の中で時間を過ごすことができますよ。
ふかふかの椅子は座り心地も良く、居心地の良い空間も美味しいデザートと一緒に味わうことができます。
歴史情緒あふれる美園の看板。店内には他にも様々な有名芸能人などのサインがたくさん貼ってありました。
それだけ、美園の名は全国的にも有名なのですね。
多くの芸能人の方もこちらに足を運んで、アイスクリームの食べ比べをしたのでしょうか?
そんな想像を膨らませながら食べるのも、オススメかもしれません。
あとがき
小樽は昔から、国際的でグルメで時代の最先端を行く街です。
有名なのはガラス細工やお寿司屋さんだけではなく、スイーツも有名な街です。
今回ご紹介した「アイスクリームパーラー美園」以外にもオススメの喫茶店がありますが、やはりアイスクリーム好きな私にはこのお店ははずせません♪
ということで、小樽にいらした際は、是非「アイスクリームパーラー美園」に訪れてみてくださいね!
アイスクリームパーラー美園
北海道小樽市稲穂2-12-15
(JR小樽駅より徒歩約5分)
TEL:0134-22-9043
営業時間 10:30~19:00(火曜日定休)
Author:ほうづき あまね
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