小樽の絶景スポット「祝津パノラマ展望台」の季節・時間ごと異なる美しい景色
- 小樽・ルスツ・ニセコ
- 最終更新日:2024年4月24日
1.鰊御殿と日和山灯台のある高島岬の景色
祝津パノラマ展望台は、標高約70mの丘の上にあり、時期・方角によって見どころはさまざまです。
展望台から右手・東の方には、高島岬があり、赤い屋根は鰊御殿と、赤と白の横縞がメルヘンチックな日和山灯台。
鰊御殿は2023年の豪雨により御殿前で土砂崩れがあり休館中ですが、灯台は例年4月1日~11月30日までの雪のない期間中敷地内が一般公開されていて、近くまで行くことができます。
左手・西側には急峻な崖と日本海。原風景ともいえる海岸線が見られます。
同じ方角を冬にも。海の青が深いだけでなく、見るだけで冷たそうな北の海です。
上の写真は3月上旬で積丹岬の向こうに夕陽が隠れてしまいますが、4月下旬頃から8月下旬頃までは、夕陽は日本海に沈みます。海に夕陽が照らす道が現れると、人気の絶景スポットです。
冬の夕暮れ時にの束の間見られた夕空は、濃紺の海と冬の淡い空とのコントラストが美しく、水平線はくっきりと地球の形をあらわにします。
小樽の海岸は「海食崖」と言われ、自然が作り出す断崖や奇岩が多いのが特徴。
写真の左側(展望台の正面)に見える岩は、そのひとつで「トド岩」と呼ばれていて、冬季は野生のトドが上陸することで知られています。
夏も冬も、日中も夕方も、夜は星空観測スポットとしても。様々な情景を楽しめる場所です。
2.展望台までのアクセス
祝津パノラマ展望台は小樽市街から車で約15分、おたる水族館裏手の丘の中腹にあります。
じつは展望台にいると、水族館で飼育されているアザラシやトドの声が聞こえるほど近く。
公共交通機関を利用の場合、最寄りの小樽水族館バス停から徒歩15分ほどです。
展望台には無料で車を止められるスペースもありますが、駐車場というほど整備されているわけではなく、何台も止められるような大きさではありません。譲り合って利用しましょう。
また展望台へは坂道が続き、冬は路面凍結もありますので注意してくださいね。
展望スペースも、冬(12月~3月)は柵の高さまで雪が積もってしまいます…!踏み固められていて固く、滑るので気をつけてくださいね。(周りにたくさん滑っている人がいました…!)
水族館とあわせて観光する人が多いため、水族館の休館日には展望台の人が少なく、狙い目かもしれません。
展望台は風が強く、寒さはより厳しいので暖かなコートやダウンなどを羽織って絶景ハンティングをしてみてください!!
- 住所
- 北海道小樽市祝津3
sorano
休みがあるとふらっと旅に出かけます。必ず、一眼レフをお供に。
旅先で見た美しい色をお届けします。
日本の四季が好き。日本の色が好き。
空も海も、山も森も好き。
北海道は6年間住んでいて、大好きな第二のふるさと。
日本は42/47都道府県制覇中。
いつかギリシャのサントリーニ島に行くのが小学生からの夢。
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