夏のわくわくイベント♪札幌・夜の円山動物園に行ってきました！

: 札幌・定山渓

: 最終更新日：2020年2月5日

今や北海道観光の新しいスタイルとしてすっかり定着した動物園・水族館めぐり。

なかでも、旭山動物園はすっかり定番の観光地になりましたが、札幌の円山動物園も旭山に負けないくらい素敵なところ！野生動物を大切にしながら、誰もが楽しめるイベントをどんどん企画して、いつも札幌市民をワクワクさせてくれています！

そんな円山動物園で、群を抜いて人気のイベントは「夜の動物園」！今回はその魅力についてご紹介します♪

1.「夜の動物園」まめ知識

2.札幌市民に大人気！「夜の動物園」

　4-1 ネイチャーカフェ・アースの「北海道コロッケサンド」

　4-2 Zoo Cafe（ズー・カフェ）のスイーツ

　4-3 オフィシャルショップでお買いもの☆

まとめ

1.「夜の動物園」まめ知識

すっかり夏の風物詩になった感がある動物園の夜間開園イベントですが、これは、１９９４年にシンガポールの夜間動物園「ナイトサファリ」がオープンしたのがきっかけのようです。

普通の動物園では見ることができない夜行性動物の姿は多くの人をひきつけ、延べ入場者数は1,100万人を突破、オープンから２０年近くたった今なおシンガポール名所として人気があります！

それに刺激されてか、日本でもあちこちの動物園やサファリパークが定番イベントとして夜間開園をするようになりました!

円山動物園では、夏休み期間に小学生向けの単発イベントとして動物園ナイトキャンプを開いていました。また、一般客むけの夜間開園もありました。

動物園が自然とふれあうことができる癒やしスポットとして注目を集めるようになってきた２０１０年頃から、誰もが楽しめるイベントに進化、さらに開催期間も徐々に拡大してきました！

夜の円山動物園（2014年の「夏の動物園」、氷をプレゼントされたシンリンオオカミ）

2.札幌市民に大人気！「夜の動物園」

「夜の動物園」、ほかの夜間イベントとくらべると雰囲気がちょっと違います。
何がちがうんだろう？・・・ちょっと考えてみました。

まず、イベント会場にありがちな派手なBGMが動物園にはほとんど無いんです。
動物たちにストレスを与えないため、自然環境にできるだけ近づけるため、園内は静かです。
（注：スペシャルイベントで、限られたスペースで音楽ライブが開催されることがあります）

夜の円山動物園大勢の来園者でにぎわう「夜の動物園」。遠くに見える帯状の光は大倉山ジャンプ競技場

また、不要な明かりはありません。
園内では「懐中電灯禁止」「フラッシュ撮影禁止」がルールです。

自然の静けさと暗闇を都会の中心地で気軽に体験できる、そんなところが札幌市民をひきつけてリピーターの多いイベントに成長したのでしょうね☆

~~2018年の今年は、８月10日から８月15日までの計６日間の開催となります。~~
2020年の開催期間につきましては、順次更新していきます。
ナイトパークでは開催日ごとにテーマがあり、夜のドキドキ体験や「ガールZOOナイト」や動物専門員のトークライブ、コンサートなどが予定されています☆！
詳しくは特設HPでチェックしてくださいね☆（2018年の情報です）

3.「夜の動物園」体験レポート

今年も「夜の動物園」がはじまったので、さっそく行ってきました！

3-1 夜の動物園にやってきました

通常の閉園時刻の17:00をまわり、「夜の動物園」の時間帯になりました。
夜間開園は入場者の入れ替えはありません。昼の時間に入ったひとは夜になってもそのままいることができるので、日が高い時間帯に入園して昼に活動する動物たちを見ることもできますよ☆

夜の円山動物園入場料は一日大人600円ですが、今回は1,000円の年間パスポートを購入しました。

パスポートには昨年末にうまれたホッキョクグマの赤ちゃんの写真がついています。とってもキュートですね！パスポートと一緒に当日のイベントのメニューをもらいました。

18:00からあちこちで、動物たちの夜のお食事タイムがあるとのこと。それまでしばし、たそがれ時の園内を散策します・・・。

夜の円山動物園

この日の札幌の日没時刻は18:57。まだ辺りは日がさしています。入場者はまばらで、通常の閉園まぎわの光景と変わりません。

3-2 シロクマ親子のお食事タイム☆

18:00から「ホッキョクグマに活魚給餌」のプチイベント。

ホッキョクグマの親子がいる「世界の熊館」に向かいました。どんどん人が集まっています。

夜の円山動物園

特設の見学台が人であふれています！

夜の円山動物園

展示場のプールではシロクマ親子が食事中です。母グマの「ララ」と子グマが一緒に魚をとって食べています！昨年12月に生まれた子グマにはまだ名前がついていませんが、たいへんな人気です☆

夜の円山動物園

春にはお母さんから離れなかったのが、いまでは自立して、自分で魚をとるほどに成長しました。

チビッコたちは生きた魚をとっているクマの親子に目が釘付けです！そして大人たちも、一眼レフをかまえて真剣にシャッターチャンスを狙っています。

普段はシロクマ親子の公開は時間限定ですが、今日は20:30までの公開です。また後で見に来ることにして、もりあがっている「世界の熊館」を後にしました。

3-3 レッサーパンダのお食事タイム☆

次に「わくわくアジアゾーン高山館」にいるレッサーパンダたちのもとへ向かいました。

レッサーパンダの展示場は、すでに、18:30からはじまる「お食事タイム」を待っているひとたちであふれています☆

夜の円山動物園
レッサーパンダもお食事を待ちかねているようで・・・

夜の円山動物園

あちらこちら、ソワソワ動いています。

展示場はオリがないので、塀のうえやはしごの下から至近距離でレッサーパンダを見ることができます。
手を伸ばせば、ふわふわのからだにさわれそうです！（でもホントにさわっちゃダメですよ）

夜の円山動物園お食事タイム、はじまりました。

飼育員さんがレッサーパンダたちにリンゴをやりながら、解説をしてくれます！レッサーパンダたちは飼育員さんを追いかけて夢中になって好物のリンゴをおねだりします。

夜の円山動物園

リンゴをくわえたレッサーパンダ、するすると木の上に登っていきました！

夜の円山動物園

今日のこの時間帯は、レッサーパンダのほかにオオカミ、エゾヒグマ、アムールトラのお食事が公開されました。

お食事タイムの公開は日によってかわりますので、事前に公式ホームページや当日のメニュー表をチェックして、お気に入りのところに行ってみてくださいね☆

3-4 ミミズクのお散歩に遭遇！

次は「ユーラシアワシミミズクのお散歩」を探します。メニュー表には＜園内各所＞としか書かれていません。園内をうろうろしてミミズクを探します。

時間がたつに連れて、来場者も増えてきましたよ！

売店も開園時間にあわせて営業時間を延長しています。

夜の円山動物園

売店「グリーンスポット」はいつも親子連れで賑わっている人気ショップです☆

真っ暗になるまでもう少し時間があるので、カフェでひと休みしましょうか。

夜の円山動物園

円山の裏参道にありそうなお洒落カフェ☆「ネイチャーカフェ・アース」。小腹が減ったので、カフェのいちおしメニュー・揚げパンを頂きます。

夜の円山動物園

こちらは揚げパンプレーン味（内税２８０円）

昭和の香りがする売店もいいムードを出しています☆

夜の円山動物園

うろうろしていると、「は虫類・両生類館」のそばに黒山の人だかり。

夜の円山動物園

ミミズク発見！

夜の円山動物園

チビッコは大興奮ですが、ミミズクと飼育員さんは落ち着いています。子供たちはミミズクとツーショット写真をとっていました☆

3-5 ふたたびシロクマ親子に会いに☆

途中カフェでひと休みしているうちに１９：３０近くになりました。もういちど「世界の熊館」に向かいます。

シロクマ展示場は、まだまだ大勢のひとで賑わっています。

夜の円山動物園子グマはなかなかプールから出ようとせずに泳ぎまくっています！夜になってもずっと遊べるのがうれしいのでしょうか？
それを後ろで見守っている母グマのララ。出入り口のあたりをウロウロしています。子グマをつれて部屋に戻りたいのかな〜？　などと、色々と想像をふくらませながらこちらも親子を見守ります。