地元系スーパーで買える北海道限定ローカルお菓子4選!
- 北海道全域
- 最終更新日:2023年4月7日
空港や駅にはさまざまなスイーツがところせましと並んでいますね!
そして道産子も、スイーツが大好き。
テレビのローカル番組やローカル雑誌などのメディアでは、年間をとおしてスイーツの特集が組まれています。
でも、北海道スイーツにはもうひとつの流れがあります。
それはスーパーで売られている北海道限定のお菓子です。
北海道に住んでいる人にとってはソウルスイーツといえるものかもしれません。
今回は北海道の地元系スーパーで売られているお菓子についてご紹介します。
今回紹介するのは、「全国のスーパーにある」と思いこんでいる北海道人が多いのでは?と思われるほど、北海道ではメジャーなお菓子です。
もくじ
1.しおA字フライビスケット(札幌・坂栄養食品)
まず紹介するのは、北海道のスーパーなら必ず店頭にある「しおA字フライビスケット」。
販売開始から60年というロングセラーのお菓子です。
ビスケットのかたちはアルファベットです。
しかし、これを並べて英語の勉強をしたという話は聞いたことがありません。
それ以前に、ちゃんとAからZまでそろっているか?という問題もあるのですが、北海道民は気にしません。
なんとなくオシャレな感じがするのでいいのです。
肝心の味ですが、「しおあじ」という名前がついていますが塩味ではありません。
むしろ、あっさりとした甘みが主役で、塩味はほんのり効かせている程度です。
その絶妙なバランスの風味はまさに止まらない味。幅広い世代に支持されています。
そして、ビスケット1個はポイっと口のなかに気軽に放り込むことができる大きさ。
気をつけないとあっという間に袋が空になってしまうので気をつけてください!
パッケージは他のスイーツにくらべてとてもシンプルですが、旅の気軽なおみやげとしておすすめできる一品です。
【商品情報】
「しおA字フライビスケット」
標準価格:280円(税込)
問合せ:011-231-0127(坂ビスケット本社)
2.ビタミンカステーラ(旭川・高橋製菓)
こちらも全道の地元系スーパーにはかならずあるお菓子です。
スーパーのほかに、コンビニのお菓子コーナーにあることが多いです。
このお菓子、なんと発売から90年以上たっています。
北海道に住む人ならば、子供からお年寄りまでだれもが知っているお菓子です!
名前の由来ですが、開発当時、人々に不足がちだったビタミンB1、B2を加えて発売したことから来ています。
一般的なカステラはしっとりして重量感がありますが、このカステラは軽い感じがあります。
ためしにナイフで切ってみます。
しっとり感はほとんどなく、ちょっとパサパサしています。
食べてみると菓子パンに近い食感ですが、しっかりカステラの味がします。
なぜパサパサしているのでしょうか?
それは日持ちがよいようにと開発されたからとのことです。
食感にすこしパサツキがありますが、お茶やコーヒーとの相性はバツグンです。
地元系スーパーではたいてい5本セットで売られています。
ビジュアルに駄菓子感がありますが、コンビニでは和菓子コーナーの付近に個売りでおかれていることが多いです。
ちなみに筆者の経験では、北海道みやげとして買っていったところ、なかなか好評でした。
単価も高くないし、ちょっと小腹が空いたときにちょうどよいサイズなので、会社のバラマキ用のおみやげにするのにちょうどいいかもしれませんね!
【商品情報】
「ビタミンカステーラ」
標準価格:1本97円(税込)、5本入り 486円(税込)
問合せ:0166-23-4950(高橋製菓株式会社)
3.日本一きびだんご(栗山町・谷田製菓ほか)
これはわりと有名かもしれません。北海道のきびだんご。
こちらも90年以上の歴史をもちます。北海道民のソウルスイーツといえるでしょうね。
北海道の「きびだんご」には、黍(きび)は使っていません。麦芽水あめ、砂糖、生あん、もち米が主な材料です。
もち米とあんこがブレンドされて、かむと独特の重量感と風味があります。
昔ながらの濃厚な甘みとモチっとした食感はお腹の満足感が高いため、近年は非常食としても注目されつつあります。
伝統的な形は板チョコをひとまわり小さくしたサイズのものですが、気軽に食べられる一口サイズのものもあります。
こちらも、スーパーはもちろん、コンビニに個売りでおかれていることも多いです。
【商品情報】
日本一きびだんご(谷田製菓)
標準価格:1本140円(税込)、一口きびだんご・一袋497円(税込)
問合せ:0123 -72-1234(谷田製菓)
ホームページ:http://www.kibidango.co.jp/
日本一きびだんご(天狗堂宝船)
標準価格:1本60円(税込)元祖一口きびだんご・一袋330円(税込)
問合せ:0138-66-3200
ホームページ:http://www.tengudou.co.jp/index.html
4.あめせん(苫小牧・協和製菓、札幌・タケダ製菓など)
さて、最後に紹介するのは主に道央・道南エリアで販売されているお菓子です。
主に東北で販売されている南部せんべいに水あめをはさんだものです。
あっさり味でパリパリの南部せんべいと濃厚な水あめは想像以上のマッチングで、一度食べたら病みつきになること間違いなし。
今回ご紹介したお菓子のなかで、遭遇率が低いのがこのお菓子。
冬季限定商品のうえに、小さなお店で作っていることがほとんどなので、大手道内スーパーやコンビニにないことがあります。
むしろ「道の駅」など、ローカルなお店にあることが多いですね。
遭遇率は低いかもしれませんが、筆者のイチオシローカル駄菓子ですので、秋から冬に北海道にいらした際にはぜひ探してみてくださいね!
【商品情報】
※価格はそれぞれ一袋2個入りで120円ほど
「おいしいあめせん」(苫小牧・協和製菓)
問合せ:0144-73-5767
「仲よしあめせん」(札幌・タケダ製菓)
問合せ:011-761-4669
ホームページ:http://www.takedaseika.jp/
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は北海道内のスーパーで定番のお菓子を紹介してみました。
筆者が子供の頃は「フルヤウィンターキャラメル」「バンビキャラメル」など、北海道ならではのお菓子がもっとあったのですが、物流の発展とともに全国展開する大手お菓子メーカーとの競争に負けていつのまにか姿を消してしまいました。
今回紹介したお菓子はいずれも実力派で、北海道みやげとしても自信をもってオススメいたします!
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