旅籠屋定山渓商店は温泉宿なのに酒屋で精肉店?!大人のワンダーランドでゆるっと贅沢休暇
- 札幌・定山渓
- 最終更新日:2023年11月8日
旅籠屋 定山渓商店は、築50年近い古い旅館をリノベーションしてオープンしたホテルで、なんと宿の中に酒屋と精肉店があるというユニークな旅館。
温泉、お酒、お肉の3拍子揃った、まさに大人のワンダーランド。
新しく斬新なデザイン・サービスと温泉ならではまったりとした良さが混然一体となり、非日常を思う存分満喫できました。
もくじ
1.温泉旅館らしからぬロビーでお出迎え
定山渓商店を訪れたのなら、多くの人がその温泉旅館らしからぬロビーにびっくりするはず。広々としたロビーは間接照明を使用していて、ほのかな明暗がどことなくアンニュイな雰囲気を醸しています。
MacBookが数台設置されていて、お風呂上がりに作業していらっしゃるお客さんがチラホラ。
ロビーに併設されている売店ではTシャツなどオリジナルグッズも販売していて、旅館というよりは街中のカフェかミュージアムショップのような雰囲気。
とにかくフロントでチェックインの手続きを。
部屋に備え付けのアメニティはないので、チェックイン時に使用する分だけいただきます。
「アメニティ不要」と伝えるとサービス券の入ったガチャガチャの専用コインが貰えます。
サービス券には、旅館名物のコロッケやビールの引換券、日帰り入浴券などがあるそう♪なんてユニークなサービス!
2.ウェルカムスイーツで休息モードに完全切替
宿泊者には、チェックイン時にウェルカムドリンクとウェルカムスイーツのサービス券が配布されます。
ウェルカムドリンクは、お茶・日本酒・コーヒーから選択。日本酒は飲みやすく、飲み過ぎ注意です(笑)
また、ウェルカムスイーツは、北海道産米の“吟風”を使用したお酒の「ヒトツメのムース」。
こちらのムース、口にした瞬間にびっくり!
甘さ控えめ、軽い食感でかつ後味にふわっと日本酒の香りです。ウェルカムサービスで、ステイを楽しむ準備は満タン!
3.客室は和・洋・カプセル!
旅籠屋定山渓商店の客室は、洋室・和室・カプセルホテル(ハタゴノナカ)の3タイプから選べます。
筆者は、2階の洋室に宿泊。洋室は定員が1〜2名で、コンパクトながらも十分に寛げる部屋でした。畳敷きスペースにベッドが置いてあって、リノベーションの良さを感じられる室内。部屋からは定山渓の山を眺めることができ、自然に癒されました。
和室は、定員1〜4名なので広々と寛げます。
カプセルホテルタイプの部屋「ハタゴノナカ」は、“自分の時間”を味わえる空間。
読書灯、クッション、耳栓、ヘッドホンなどが用意されていて、貴重品を入れる金庫があるので安心して利用できますね。
また、ベッド下に大きな荷物収納スペースがあります。コンパクトながら、過ごしやすい空間になっています。
ひとり旅なのか、家族や友人との旅なのか・・・どの部屋タイプにするか、シーン別に選んでみてください。季節にごとに、部屋からの景色の変化を楽しめます♪
4.素材にこだわった豪華お食事
この旅館の特徴の一つが、宿の中に精肉店があるという点。
館内の「定山渓精肉店」に入ると、美味しそうなお肉の塊が!圧巻です。
夕食は豪華に、精肉店がこだわった焼肉コース「六段」にしました。
料理が6段の丸いお重に詰め来られ、お重を広げる度に胸が高鳴ります。
一段目と二段目は前菜の盛り合わせ、チョレギサラダとなっています。三段目からは精肉店ならではの贅沢なお肉が種類豊富に!
お肉を美味しく食べるためのタレや塩などお肉ごとに用意されていて、食べ方説明書を見ながらお肉を味わいました。
白米もおかわりでもちろんお腹も心も満腹・満福!
5.温泉・お酒・ゲームで”ゆるゆる”を極める
温泉
定山渓旅籠屋商店の温泉は内風呂、露天風呂、サウナと水風呂があります。
露天風呂は、源泉かけ流し。北海道の春夏秋冬の自然の変化を感じながらゆったりと入浴できるのも、魅力の一つ。
温泉は16時〜翌3時、6〜10時で入浴できるので、夕食前・夕食後・朝の目覚めとして温泉を堪能できます。
SAKEラウンジで大人時間
ロビーの向かいにあるSAKEラウンジは“お酒との出合い”がテーマになっています。なんと24時間利用できちゃいます!
日本酒の品揃えもかなり良く、さすが酒屋というだけあります。
また、ラウンジの向かいには売店があって、購入したドリンクやフードをラウンジに持ち込むこともできます。
売店の人気メニューは、朝食でも食べることのできる北海道産ジャガイモを使用した「輝くコロッケ」。
お会計はチェックアウト時に精算するので、宿泊の場合は手ぶらでOK。
ラウンジ内には本が置かれていて、お酒関連の本、グルメ本とバラエティ豊富。
気になった本を読むもよし、美味しいお酒を飲みながらお酒の知識を深めるもよし、ご友人との会話を楽しむもよし・・・と過ごし方は人それぞれ。
ボードゲームに熱中!
チェクインカウンターの奥には数種類のボードゲームが用意されているんです。
オーソドックスな囲碁やオセロだけでなく、海外のボードゲームあって大盛り上がり間違いなし!
こんなにくつろげて、楽しめる旅館のロビーは初めて!
筆者は久々のボードゲームに熱中(笑)
客層は学生さんから高齢のご夫婦までいらっしゃいましたが、あちこちから楽しそうな声が聞こえてきました。
6.泊まりの楽しみ朝食は肉屋のカレーor雑炊
朝食は「定山渓精肉店」にて、商店のカレーor雑炊からチョイス。
筆者は、朝カレーを選んで目を覚ましました。前日に日本酒を飲み過ぎて二日酔いの人は雑炊は嬉しいですよね。
朝食で必ず食べて欲しいのが「じゃがバター」!こちらの旅館では540日間寝かせた、北海道の倶知安産ジャガイモ“五四〇”を使用しています。甘みが強く、ネットリほくほくのジャガイモの虜になりました。お好みでイカの塩辛もトッピングできます。
7.日帰りの利用も可
定山渓商店は、宿泊だけでなく日帰りで温泉を満喫することもできます!日帰りの利用でも売店やロビーなどは利用可能です。
アメニティも十分揃っているから、身軽に行くことができますよ。
日帰り入浴
時間:13:30~18:00
料金:1,200円(入湯税込)/タオルレンタル220円(税込)
※13歳以上のお客様専用の施設となっています。
8.おわりに
温泉、豪華な食事、非日常体験・・・と旅館とレジャー施設を掛け合わせたような空間で、できることならもう一泊したかったです。旅館の近辺には話題のお店もたくさんあるので、あっという間に時間が過ぎます。
ホカンスとして心身共にリラックスしてみては?
- 住所
- 北海道札幌市南区定山渓温泉西2丁目5番地
- TEL
- 011-598-2929
- イン/アウト
- 16:00/12:00
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