冬の札幌を楽しみたい~地元民おすすめの観光スポットとは?
- 札幌・定山渓
- 最終更新日:2023年10月13日
今回は、寒い冬だからこそ行ってほしい札幌のおすすめ観光スポットやイベントをご紹介致します。
冬道での移動は時間がかかることがあるので、地下鉄や市電など公共交通機関を使って行くことができるスポットをまとめてみました。
また、札幌以外に違うスポットも訪れたいと考えている方におすすめの場所もご紹介致します。
これを読んでお気に入りの場所を見つけたら、ぜひ純白の雪景色の北海道へお出かけください。
もくじ
1.冬の札幌おすすめ観光スポット5か所
1-1.藻岩山
まず、はじめにご紹介する藻岩山は「日本新三大夜景」にも認定された夜景スポット。
北海道最大都市・札幌のこぼれんばかりの街の灯りのボリュームが見事です。
山頂まではロープウェイ(山麓~中腹)とミニケーブルカー(中腹~山頂)でアクセスする事ができます。
※車でのアクセスは中腹駅までとなり、その先はミニケーブルカーをご利用ください。
ロープウェイ乗り場(もいわ山麓駅)でチケットを購入。ロープウェイの中からも札幌の街が一望できます。
藻岩山山頂には、展望台、休憩所のほか、売店やレストランもあります。
特にレストラン「THE JEWELS(ザ ジュエルズ)」がおすすめ。プロポーズなど大切な記念日に利用する方も多いそうです。
もいわ山のマスコットキャラクター「もーりす」のグッズなど、藻岩山ならではのお土産も要チェック!
【関連記事】
・【日本新三大夜景認定!】札幌で絶対に観たい藻岩山の夜景!
1-2.時計台
続いてご紹介するのは、時計台。札幌の中心部のビルの間にひっそりと佇んでいます。
時計台は、北大の前身である札幌農学校の演武場として建設されたものです。国指定重要文化財になっています。
記念写真を撮り終えたら、ぜひ時計台の中に入ってみてください。
パネルや写真、資料などにより時計台が刻んできた歴史等が分かりやすく紹介されています。
2階にも展示があり、札幌農学校の当時の長椅子や机を再現しているそうです。このような中で当時の学生たちが時間を過ごしてきたことが分かります。
時計台は、今もおもりを動力にして動いていて、1時間毎に鳴る時計台の鐘の音は「日本の音風景百選」(環境庁)にも選定されています。
外で聴くのも良いですが、時計台の中に入って聴く響きも趣深いです。時計台の中に入ってから、札幌の街を見るとまた違った角度から観光を楽しめると思います。
1-3. サッポロビール博物館
続いてご紹介するのは、サッポロビール博物館です。
明治23年に札幌製糖会社の工場として建設された建物の中にあり、建物自体とても趣があります。
博物館の中に入り、見学の受付を済ませましょう。無料で自由に見学することができます。
このほか、ビールの歴史や美味しいビールのつぎ方などについて詳しく説明してくださるプレミアムツアー(有料/要予約)も行っています。
見学を終えると、有料で出来たてのビールを味わうことができます。
サッポロビールの各銘柄や飲み比べることができるセット(1,000円)、ソフトドリンクやノンアルコールビールテイスト飲料も販売されていました。
ミュージアムショップでは、ここでしか買うことのできないグッズなどが販売されています。
(私のおすすめはサッポロ・ビヤクラッカー!)
また博物館と同じ敷地に、生ビールとジンギスカンを楽しむことができるレストランがあります。
1-4. 大倉山
4つめにご紹介するのは、札幌の大倉山です。
こちらには、実際にスキージャンプが行われている大倉山ジャンプ台、札幌ウィンタースポーツミュージアムがあります。
リフトでジャンプ台の上へ行く事ができ、急な斜面を飛んでいく、スキージャンプの凄さを実感することができます。頂上からの眺めもとても綺麗です。
札幌ウィンタースポーツミュージアムでは、ウィンタースポーツについて学ぶことができ、ボブスレー滑走やクロスカントリーなどを体験できるコーナーもあります。
大人も子供も楽しみながら、冬のスポーツの奥深さを体感することができるので、ぜひ足を運んでみてください。
1-5.JRタワー展望室T38
JR札幌駅にあるJRタワーは、ショッピングモールやホテル、レストラン・カフェなどが集まる複合施設の総称です。
このJRタワーの38階にあるのがJRタワー展望室T38です。
こちらに行くには、ステラプレイスの6階に行き、そこから専用のエレベーターに乗り換える必要があります。
展望台からは東西南北の全方向からの眺めを楽しむことができ、どの方向から見ても札幌の素晴らしい景色が広がります。
南側には、オリジナルグッズなどが販売されている「T SHOP」、珈琲などが楽しめる「T CAFE」があります。
「T CAFE」ではグラスワインやビールなども販売されていて、札幌の素敵な景色を見ながら、お酒を飲むことができます。
【関連記事】
・なぜ札幌?日本新三大夜景に選ばれた札幌の夜景スポットの実力
2.冬の札幌をもっと楽しむ!おすすめイベント
2-1.さっぽろホワイトイルミネーション
雪が本格的になる11月末から札幌の街がキラメキ輝きます。
メインの大通り会場に、札幌駅前とすすきのが会場となります。
大通り公園にはツリーなどのモニュメントも飾られ、冬の札幌なら外せないフォトスポットになっています。
それぞれの会場で期間・点灯時間が異なりますのでご注意ください。
2023~2024年は、以下の日程で開催されます。
会場:大通公園・駅前通・南一条通 (札幌市大通)
開催期間:
・大通会場
2023年11月22~12月25日
・駅前通会場
2023年11月22~2024年2月11日
・南一条通会場
2023年11月22~2024年3月14日
・アカプラ会場
2023年11月22~2024年3月14日
・さっぽろ駅南口駅前広場会場
2023年11月22~2024年3月14日
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さっぽろホワイトイルミネーションの見どころと魅力!
2-2.ミュンヘン・クリスマス市in Sapporo
さっぽろホワイトイルミネーションと同時開催となる「ミュンヘン・クリスマス市in Sapporo」。
会場の大通公園2丁目には、クリスマス雑貨をはじめ、グリューワインやソーセージなどのドイツ料理を楽しむことができるブースが並んでいます。
華やかなクリスマス雑貨を見ているだけで、幸せな気分になれそうです。
【関連記事】
・ミュンヘン・クリスマス市in Sapporo|札幌で楽しむクリスマス!
2-3.さっぽろ雪まつり
最後にご紹介するのは、札幌の冬を代表するイベント「さっぽろ雪まつり」。
会期は2024年2月4日(日)から2月11日(日)です。
昭和25年に地元の中高生によって、大通公園に6つの雪像が作られたことがきっかけにスタートしたイベントで、今は市民や自衛隊による巨大雪像が見もの。
雪と氷による芸術は、多くの人々を魅了し、期間中の来場者は235万人超!
大通公園に、大雪像や市民によって作られた雪像などが並びます。
すすきの会場は、氷像を展示。
こちらの会場では、昼間に作品を見るのも良いのですが、ライトアップされた夜に見るのもおすすめ。
雪のすべり台などが設置され大人も子供も雪と親しみながら楽しむことができるつどーむ会場が、4年ぶりの再開という事で楽しみも倍増です。
【関連記事】
・札幌雪祭りで失敗しないために知っておきたい6つのポイント
・札幌雪祭りのツアーもっとお得に、もっと賢く選ぶ方法
3.札幌と一緒に楽しみたい冬のおすすめ観光スポット
3-1.【小樽】
まず、札幌と一緒に訪れてほしい観光スポットは小樽です。
札幌から小樽までは、JRやバスが頻繁に走っているので、日帰りも可能です。
小樽のシンボルともなっている小樽運河。冬は幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
こちらは、小樽運河で行われている小樽雪あかりの路の写真です。
小樽雪あかりの路は、2024年2月11日〜2月17日に実施予定で、さっぽろ雪まつりとはバトンタッチでの開催となります。
雪あかりに照らされた小樽の街がより一層ロマンチックになるイベントで、年々人気が増しているイベントです。
2023年からは北運河エリアにキッチンカーが集いグルメも楽しめるようになりました。
【2020年版】地元民が小樽雪あかりの路の歩き方を教えます!
・【初めての小樽】小樽の観光・見どころダイジェスト!
3-2.【登別温泉】
次にご紹介するのは登別温泉です。
日本で有数の温泉地の1つである登別温泉は、硫黄泉やラジウム泉など豊富な泉質があります。
多くの旅館が立ち並び、日帰り温泉ができる所も多くあります。
登別温泉バスターミナル周辺には、温泉の源泉地となっている地獄谷をはじめ、エゾヒグマをみることのできるのぼりべつクマ牧場などの観光スポットもあります。
寒い季節にゆっくりと温泉に入ると、日ごろの疲れも吹き飛んでいくことでしょう。
画像提供元:北海道無料写真素材 DO PHOTO
3-3.【美瑛・青い池】
次にご紹介するのは美瑛にある青い池です。写真はこちらです。人工池でありながら、なんとも美しく神秘的な表情を見せてくれます。
春夏秋冬それぞれの季節によって、姿が異なる青い池。
冬季は夜の青い池を楽しむことができるライトアップ。
日没等状況によって変動があるそうですが、午後5時から午後9時まで行っているそうです。
ライトアップは11月1日から4月30日(金)まで。
消灯は21:00ですが時期によって点灯開始時間がことなりますのでご注意ください。
11月・12月 16:30~
1月 17:00~
2月 17:30~
3月 18:00~
4月 18:30~
【関連記事】
・見わたす限りの雪景色!冬だから行きたい美瑛の魅力とは?
・【一度は見たい絶景!】美瑛・青い池の四季の魅力と行き方!
3-4.【旭山動物園】
最後にご紹介するのは、行動展示が人気の旭山動物園です。
積雪期に園内を歩くキュートなペンギンの姿がみられる「ペンギンの散歩」や厳冬期には、流氷の海を再現した「流氷ひろば」において、氷の中から顔を出すアザラシの姿もみることができます。
冬をイキイキと過ごす動物たちはペンギンやアザラシの他にもたくさんいます。
ぜひ動物たちの新たな一面に出会ってみてはいかがでしょうか。
冬期開園は 2023/11/11~2024/4/7(12/30~1/1は休園)。
時間は午前10時30分から午後3時30分となっています。
4.冬の札幌観光で注意すること
冬の札幌を観光する上で、気を付けていただきたいことをご紹介致します。
外出する際には、厚手のコートかダウンジャケット、手袋とマフラーは必須です。
外を歩く時には、必ず防寒対策をなさってください。
札幌市内の地下街や地下鉄、デパートなどでは暖房が完備されています。
室内で過ごす時間が長い場合には、コートを着ていると暑いなと感じる時があるので、すぐに脱ぎ着できるように重ね着をすることをおすすめします。
また冬道を歩く際に注意したいのは、アイスバーンの路面です。
雪の積もった場所を選んで歩いているつもりでも、凍結路面になっている場所もあります。
注意して慎重に歩いていても、転倒してしまう恐れがあります。何年も札幌に住んでいても、アイスバーンの路面を歩くことは怖いです。
靴に装着できるスパイクなども売っているので、防水で滑りづらい靴を準備しておくことが大切です。
また冬期間でのバスや車の利用は、夏季よりも移動の時間がかかります。余裕を持って旅行計画を立てることをおすすめします。
5.おわりに
いかがでしたでしょうか。藻岩山やJRタワー展望室T38など、地元民がおすすめする札幌の観光スポットやイベントをはじめ、小樽など札幌と一緒に楽しんでほしい観光スポットをご紹介しました。
また札幌には北海道中の美味しいものが集まるので、あたたかい格好で観光をしっかり楽しんだ後は、札幌グルメを存分に堪能してみてください。
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