めざましサンド店|ゲストハウス×サンドウィッチ屋という新しいカタチ
- 札幌・定山渓
- 最終更新日:2019年2月26日
喜ばしいことである一方で、それを受け入れるだけの宿泊施設が無く、泊まる場所に苦心するという話も度々耳にします。
そんな方々に、オススメしたいのがゲストハウスです!
なんとなく聞いたことがあるという方もいるかもしれないですね。
ゲストハウスと言うと「若者が集まって騒ぐ場所」、「安い分、設備が簡易、汚い」等あまり良くないイメージを持っている方も居ると思います。
しかし昨今、ゲストハウスは試行錯誤を繰り返し、誰もが心地よく過ごせる場所になっています。
特に札幌市内のゲストハウスは、シティホテル、カプセルホテル等のライバルも多いため、概してクオリティが高いといわれます。
そんな中今回、札幌市内に新たにゲストハウスが立ち上がると聞いて、開店前から密着取材に行って来ました。
しかもこのゲストハウス、何でもサンドウィッチ屋を併設しているとかで、とても面白く、そして美味しそうな匂いがします…
1.ゲストハウス×サンドウィッチ屋という新しいカタチ
ゲストハウスがあるのは、南4条東3丁目。
現在、再開発の進む、これから盛り上がることが見込まれる、札幌でいちばんの注目スポットです。
地下鉄の豊水すすきの駅(東豊線)やバスセンター前駅(東西線)も近く、またすすきのの繁華街も徒歩圏内という有難い立地。
オープンはさっぽろ雪まつりを目前に控えた2月1日。
雪も降り、人の出入りも激しいなか、オープンを間近に控えたゲストハウスを覗いてみました。
まだまだペンキを塗ったり、表面を整えたり、事務的なことも含め、作業は盛りだくさんの様子。
筆者も少しだけお手伝いをさせてもらいました。
ベッドのスペースをきれいに掃除して、搬入したふとんや枕をベッドにセッティング。
新品のふとんがふかふかで、光も心地よく、そのまま夢のなかに行きたくなります。
こんな場所で眠れるなんて、是非泊まりたくなります。
「自分がこのふとんで寝られるわけでは無いけど、ここで寝た人が喜んでくれたらなとか考えながら、こうして準備してる時間も楽しい」と話すのは、佐々木壮一さん。
ゲストハウスのオーナーです。
このゲストハウスは佐々木さんと佐々木さんの相棒、大畑俊介さんが手掛けるゲストハウスの第3号店目。
第1号店の誰もが気軽に泊まれるゲストハウス「Social Hostel 365」、第2号店の女性専用のおしゃれな古民家ゲストハウス「IGLOO」に続いて今回オープンするのが朝ごはんの食べられるゲストハウス「めざましサンド店」です。
朝ごはんの食べられるゲストハウスとは一体どんなゲストハウスなのでしょうか。
飲食店が非常に多い札幌ですが、美味しい朝ごはんを食べられるお店が少ないことに着想を得たと言います。
旅人にも美味しい朝ごはんを食べて、旅を続けて欲しいという想いもあり、ゲストハウスとサンドウィッチ屋の融合という新しいカタチのお店が誕生しました。
2.ごはんが欲しくなるサンドウィッチ!?
気になるサンドウィッチ、種類は定番が6種類。
サンドウィッチの具材は鮭のちゃんちゃん焼きや豚のしょうが焼きなど、普段ごはんのおかずとして食べられているもの。
また、鶏ももとえのきの梅マヨサンドや、山わさびのポテサラサンドのように「今まで聞いたこと無い、…いや、でもその組み合わせは絶対に美味しい!」という創作具材も。
どの具材にも、共通しているのは、ごはんと一緒に食べたい、ごはんが欲しくなるということ。
サンドウィッチと言えば、マヨネーズで味付けされたものや生クリームを使ったフルーツ系のものが多いなか、めざましサンド店のメニューは全て和風。
パンも和風の具材との相性を考え、米粉を一定割合混ぜて作られています。
パンの製造をお願いしているのは札幌のパン屋ランキングなどで必ず上位につけているイソップベーカリー。
常に混雑し、なかなか店内に入ることさえ難しいイソップベーカリーに特注で作ってもらっているパンは、パンだけで食べても深い味わい。
セットメニューでも提供しているスープは原材料を北海道内の指定農場から、コーヒーの豆は長野県のコーヒー店から仕入れるなどのこだわりが垣間見えます。
オープン後は、毎日売り切れが続出しているとのことで、お店のなかはてんやわんやしつつも、あたたかい雰囲気に包まれていました。
3.世界を繋ぐサンドウィッチ
ゲストハウスには国内各地は勿論のこと、世界中からお客さんが来ます。
ゲストハウス第1号店「Social Hostel 365」の様子
サンドウィッチは世界共通のみんながだいすきな食べもの。
互いの言葉は分からなくとも、一緒にサンドウィッチを食べれば、きっとハートが通じるはず。
勇気を出して、外国人のお客さんに話し掛けてみるのも良いかもしれませんね。
おわりに
ゲストハウスに泊まるも、サンドウィッチ店に朝ごはんを食べに行くも、目的も無く、ただだれかと話したくて行くも、訪れる理由は何でも良し。
日替わり、週替わりなどの限定サンドウィッチもあり、まだ食べたことの無いサンドウィッチを食べる楽しみも。
あれこれ考えず、まずは訪れてみてはいかがでしょうか。
旅の途中で寄った人、サンドウィッチやコーヒーの香りに誘われて扉を叩いた人。
予期せぬ出会いが楽しくて、次の日も訪れたくなるかも。
メニュー(価格は税抜)
サンドウィッチ
・豚のしょうが焼きサンド 590円
・鮭のちゃんちゃん焼きサンド 590円
・蒸し鶏の和風サラダサンド 490円
・鶏ももとえのきの梅マヨサンド 490円
・山わさびのポテサラサンド 390円
・だし巻たまごサンド~山芋がはいってふんわり~ 390円
スープ
・じゃがいものポタージュ(北海道士幌町下村農場のじゃがいも使用)
・豚汁
・本日のスープ
いずれもセット 250円、単品 350円
ドリンク
・ブレンドコーヒー(長野県平野珈琲の豆使用)
・紅茶(オーガニック茶葉使用)
その他多数
いずれもセット 200円、 単品290円
※一部ドリンクを除いてテイクアウト可
めざましサンド店
住所:中央区南4条東3丁目9-1ハイツ昭和1階
電話番号:080-1866-9265
HP:http://mezamashi-sandwich.com/
Facebookページ:https://www.facebook.com/mezamashisandwich/?hc_ref=NEWSFEED&fref=nf
(サンドウィッチ店)
営業時間:8:00~17:00
(ゲストハウス)
8人男女共有ドミトリールーム1室
8人女性専用ドミトリールーム1室
4人男女共有ドミトリールーム1室
一律1泊1名3000円
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