ジビエを使ったジューシーなグルメバーガー@高橋バーガーはスケーターカルチャー漂うおしゃれなお店
- 札幌・定山渓
- 最終更新日:2022年7月29日
パティを先に選ぶ独自のシステムが珍しく、定番の「ビーフ」はもちろん、「ラム」や「鹿」などのちょっぴり珍しく北海道ならではのお肉を使ったパティは「まさに絶品」と、通もうなるほどのおいしさが話題です。
オーナーの高橋さんは現役スケーターで、スケートスクールの講師をしながらお店を切り盛り。
以前は南区常盤の「Nuggets」というスケートボードパークで土曜日のみハンバーガーを販売していましたが、この度念願の常設店舗をオープンしました。
もくじ
●手作り感あふれる店内は店主自身がDIY!客席の家具にもセンスが光る
●定番パティは3種類。好みのトッピングを加えて自分好みのハンバーガーをカスタム
●手作り感あふれる店内は店主自身がDIY!客席の家具にもセンスが光る
白く塗られたお店の壁は、高橋さん自ら手をかけて塗ったもの。
元々喫茶店だった空き店舗を居抜きで借り、DIYしたりアンティーク家具や古道具を吟味しながらコツコツ集め、自身で少しずつ手を加えてお店を作り上げました。
テーブルは足踏みミシンの台、チューリップチェアやイームズチェアが並ぶテーブル席。家具好きにはおなじみのデザイナーズチェアが並んでいます。
革張りのスツールが並ぶカウンター席も設置。
ハンバーガーを調理しながらお客さんと会話ができる、コミュニケーションを取りやすい場所です。
カウンターに立つカラフルな柱は、元々スケートボードだった木材をカットして張り付けたもので、スケーターらしい斬新なアイディアと、古いボードを柱のインテリアとして再利用するというアイディアに思わず脱帽。
個性的なヴィジュアルでありながら、カウンターの木の色ともよく馴染んでいます。
カウンターからは厨房の大きな鉄板を覗き込むことができ、目の前で焼きあがるパティやベーコンの良い香りを間近で楽しむことができます。
地元ベーカリーに特注したオリジナルバンズも鉄板の上で温められてスタンバイ。
ハンバーガーが組み立てられていく様子も見ることができるので、提供までの待ち時間も視覚でハンバーガーを楽しめますね!
●定番パティは3種類。好みのトッピングを加えて自分好みのハンバーガーをカスタム
「高橋バーガー」のハンバーガーをオーダーする場合は、チーズバーガーやテリヤキバーガーなどの基本メニューに加えて、パティ(お肉)の種類も選べます。
パティは「ビーフ」「ラム(+100円)」「鹿(+150円)」の3種類。ラムは羊肉ならではの風味が感じられ、鹿は癖が無く淡泊でビーフよりもあっさり。
気軽に北海道らしさのあるジビエを堪能できるので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
こちらのハンバーガーは700円(税込)の「クラシックバーガー」をベースに、ビーフパティに自家製の「プルドポーク(200円 税込)」と「BIGベーコン(200円 税込)」をオン。
プルドボークとは、豚肉を繊維がほぐれるまで煮込んでミートソースのようにした具材で、本場アメリカのハンバーガーショップでは定番のトッピング。
お肉づくしのガッツリ系ハンバーガーには、皮付きでホクホク食感の「アルティメットポテト(500円 税込)」をセットにしてさらに満足感をアップ。
ポテトには独自配合のスパイスが振りかけられているので、くせになるあじわいにハマってつい手が止まらなくなってしまいそう。
ポテトは細めの「シューストリングポテト」もあり、こちらも「アルティメットポテト」と同じ価格の500円(税込)。
「クラッシックバーガー」「チーズバーガー」「チリバーガー」「テリヤキバーガー」のいずれかと「ポテト」「ドリンク」がセットになった「ランチセット(1,200円 税込)」につくセットのポテトは、こちらの「シューストリングポテト」になります。
こちらは、ピリッとした辛さの刺激が食欲をそそる「チリバーガー」をラムパティで作ったもの(900円 税込)。
オーナーの高橋さんの友人たちや常連さんに人気の組み合わせで、オープン当初からよくオーダーが入る人気メニューです。
プレートに添えられているにんじんのラペは高橋さんの手作り。
ジビエ初心者におすすめなのが、鹿パティ+テリヤキバーガーの組み合わせ。
艶感のあるテリヤキソースには程よい甘さがあり、普段あまりハンバーガーを食べない我が家の夫も「これは美味しい!また食べたい!」と大絶賛していました。
●ショーケースにはお店の折になるグッズが!スケート関連のグッズや雑貨も販売
お店の一角に置かれたショーケースの中にはたくさんの雑貨が置かれていました。
実はこれ、一見オブジェに見えるスケートボードも含めて販売されているものなのです。
「THB」のロゴが入ったソックスやハンバーガーの刺繡が入ったキャップやTシャツは「高橋バーガー」のオリジナルグッズ。
シンプルながらもさりげなくおしゃれなので、気になる方はぜひ手に取ってみましょう。
●農家の息子の挑戦!「経験ゼロ」だからこそ生まれたオリジナリティで勝負を挑む
「これまでに飲食業界で働いたことがない」という高橋さん。
元々ハンバーガーが好きなこともあり、自分が食べたいハンバーガーを形にしてスケーター仲間にふるまい始めたことがきっかけでお店を開く決心を固めたそう。
実家は名寄市風連町で農家を営んでいるので、「今後は実家で作るもち米を使った商品を作りたい」と、日々商品の研究を重ねています。
その第1歩として、8月にはマンスリーバーガーに「高橋バーガー」初のライスバーガーが登場する予定。
詳細は随時Instagramで発信されるので、ぜひチェックしてみて下さいね!
- 住所
- 北海道札幌市中央区北7条西15丁目1-6
- TEL
- 011-215-5517
- 営業時間
- 11:30〜22:00 不定休(木曜休業多め。インスタ要チェック)
- 備考
- 毎週土曜日はNuggets(札幌市南区常盤5条2丁目104-8)にて16:00~営業
カフェ&スイーツ好き主婦ライター 三澤恵梨子
北海道滝川市出身。現在は札幌市在住の主婦ライター。
20代前半でカフェ巡りにはまり、仕事の合間を縫ってこれまでに道内外で500軒近いカフェ&スイーツ店を訪問。
ライターとして活動しつつ、全国47都道府県のカフェを訪問するのが夢。
食のことを中心に、北海道の美味しいものや綺麗な景色の情報をお届けするべく、常にアンテナを張り巡らせています。
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