北国の動物たちが生き生き♪冬の札幌・円山動物園のみどころ!
- 札幌・定山渓
- 最終更新日:2019年2月27日
体験したいこと、見てみたいものは尽きないとは思いますが、札幌市内の数ある観光スポットのなかで比較的立ち寄りやすいスポットのひとつが札幌市円山動物園です♪
時計台、テレビ塔や大通公園からのアクセスは冬でも楽々、市内の中心地にありながら人気の動物たちにすぐに会うことができるのは大きな魅力です♪
今回は、そんな円山動物園の冬の楽しみかたをご紹介します☆
もくじ
1. 北海道の動物園、そして円山動物園の魅力とは?
北海道の動物園の魅力や特徴についてお伝えするときにイメージしていただきたいのが、日本の気候です。
日本はほとんどの地域が温帯気候ですが、沖縄は亜熱帯気候、そして北海道は亜寒帯気候です。
なかでも北海道はシベリアの気候に近いといわれることもしばしば。
つまり、北海道の動物園は寒いところにすむ動物が元気に活動しているところを間近に見ることができるスポットなのです!
(写真・札幌市)
ちなみに亜寒帯~寒帯に生息する動物は、ホッキョクグマ、ペンギン、ユキヒョウ、アムールトラ、レッサーパンダなどです。動物園でも人気の動物たちですね☆
さて、北海道には4つの動物園(※注)があります。
いわずとしれた旭山動物園のほか、おびひろ動物園、釧路市動物園、そして円山動物園です。
1951年に開園した円山動物園は北海道で一番古い動物園。
2016年現在、あちこちでリニューアル工事が進んでいて、昔ながらのレトロな展示施設と最新の展示施設がならんでいて不思議な魅力を出しています。
また、アートのまち・札幌らしく、アート系イベントが開催されることも多く、親子連れだけではなく、ライフスタイルにこだわる人々もひきつけています。
また、札幌駅や大通公園から常に30分ほどで到着できるアクセスの良さは道内の動物園のなかでもダントツ!
さらに、周囲には北海道神宮や円山公園などのヒーリングエリアや裏参道界隈のおしゃれグルメエリアがあり、見物後のお楽しみもあります。
円山動物園、ちょっと旅のスケジュールが空いたときにぜひ訪れてほしいスポットなのです!
(注・ここでいう「動物園」とは、公益社団法人 日本動物園水族館協会加盟園と定義しております)
2.冬に元気な動物たち
では実際に、冬に元気な動物たちをご紹介します☆
園内はなだらかな丘になっています。時々路面が凍って非常にすべりやすくなるので注意してくださいね!
さて、冬に元気な動物たち、最初に紹介するのはレッサーパンダです☆
ちなみに夏の間は、下の写真のように寝ていることが多いのですが、
雪が降る季節には、活発になります!
雪のなかではしゃぐ元気なレッサーパンダを見ることができるのは、北海道の動物園ならでは☆
動物園の奥にある「世界のクマ館」ではホッキョクグマが元気です。
2016年の冬はシロクマの親子・お母さんのララと娘のリラを間近で見ることができます☆
2014年12月生まれのリラ、すっかり大きくなりお母さんの大きさに近くなってきました☆
そのほか、シンリンオオカミ、ユキヒョウ、アムールトラが元気です。
いずれの動物も、「エゾシカ・オオカミ舎」「わくわくホリデーアジアゾーン」で、屋内からの見学ができるので、冬でも寒さに震えることなく動物に会うことができますよ!
3.円山動物園のホットスポット☆
冬の円山動物園、愛らしいホッキョクグマの親子などに夢中になっているうちに、いつの間にか体が冷えてきます。
そんなときに頼りになるのがレストハウスやカフェ、ギフトショップなどのはずなのですが・・・
実は、これらの施設に入ってもあまり暖まりません。
屋内はしっかり室温を上げて設定する北海道ですが、動物園では人間用の施設の室温は
控えめのようです。
そこで、体が冷えたときにおすすめしたい場所は、南の生き物たちがいる施設です!
筆者のイチオシは「熱帯雨林館」♪
このなかは常夏です♪
鮮やかなフラミンゴの姿や極彩色の南国の鳥たちの美しいさえずりをきいていると、外の気温が氷点下であることを忘れます。ここではのんびりと日向ぼっこができます♪
また、「類人猿館」「チンパンジー館」などもおすすめ、こちらもぽかぽか暖かいのです☆
(類人猿館)
(チンパンジー館)
アフリカゾーン カバ・ライオン館
いま、熱帯に住む動物たちが、従来の施設「熱帯動物館」から新しい「アフリカゾーン」へ引越し中です。
これらの施設も、冬でもあたたかです☆
厳寒の北海道で、ちょっとのあいだ灼熱のアフリカ気分を味わってみてはいかがでしょうか?
4.恒例☆円山動物園スノーフェスティバル
さて、円山動物園では「さっぽろ雪まつり」に連動して、毎年「スノーフェスティバル」が開催されています☆
2018年は、2月5日(月)~12日(月・祝)に開催されます。
毎年大人気のアトラクション「氷のすべり台」や「雪だるま作り体験」などは、雪まつりの混雑から逃れて北海道の雪をじっくりと体験したいかたにおすすめイベント。
また、熱帯鳥類館のイベントカフェ「熱帯珈琲館」では札幌で人気の喫茶店・「宮田屋」が円山動物園に出張☆
ドリンクやスイーツを楽しむことができますよ。
5.服装などの注意
さて、冬の円山動物園に行くときの注意点ですが、市の中心部とはいえ山に囲まれたエリアになるので、できる限りの防寒対策をしていきましょう。
コートは腰まわりが冷えないように長めのものを選ぶといいですよ!
特に、雪まつり期間でしたら屋外に出る機会が多いと思いますので、帽子、手袋、耳あて、カイロなどの防寒グッズがあれば、寒さに震えることもなく、気楽に観光を楽しむことができますよ♪
また、素手でデジタル機器を操作していると、あっという間に手が冷たくなって動かなくなります!
スマートフォンで写真を撮影してインターネットにアップすることが多いかたは、スマホ用手袋の用意をおすすめします。
さらに、円山動物園は丘のうえにあるので、足元対策もしっかりと。
北海道の人間は防水機能がしっかりして靴底がしっかりしている冬靴をはいています。
旅行者のかたの場合は、靴用すべり止めの購入はマストです。
北海道でも、毎年雪道での転倒事故が後を立ちません。旅行先で転んで捻挫や骨折をして、大切な旅が残念なものにならないよう、対策はしっかりと。
6.冬の円山動物園へのアクセス
円山動物園への道のりはゆるい坂道を登っていきます。
凍った冬道になれないかた、寒いのが苦手なかたにはバスの利用をおすすめします。
地下鉄円山公園駅バスターミナルから動物園線[円15]のバスにのり、「動物園前」で下車します。
所要時間は約7分。
バス停から降りたら、最寄の入り口は西門です。
一方、北海道の自然を感じたいかたは円山原始林を散策しながら向かうのもいいでしょう。
地下鉄円山公園駅から5分ほど歩くと原始林への散策路の入り口があります。昼間は地元のかたがよく通っているので道なのでわかりやすいです。
散策路はウッドデッキが敷かれていて、冬道に慣れないかたにも歩きやすいコースになっています。
動物園が開園する少し前の時間帯にここを通ると、エゾリスに会えることもあります!
都会から程近いところでも北海道らしい自然を楽しむことができるのが札幌のいいところです☆
ただ、冬から春にかけて、このあたりは日が傾くのが早いので、お帰りのときにはどうぞ足元などに気をつけてくださいね!
まとめ
今回は、冬の円山動物園の楽しみかたについて紹介しましたが、これはごく一部です。
円山動物園には、寒いときにこそ魅力を発揮する動物たちがまだまだたくさんいます!
冬の札幌観光のときには、ぜひ、元気な動物たちに会いにきてくださいね!
【施設情報】
札幌市円山動物園
住所:札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
電話:011-621-1426
HP:https://www.city.sapporo.jp/zoo/
開園時間:
夏期(2/1~10/31)9時~17時
冬期(11/1~1/31)9時~16時
(最終入園は 閉園時間の30分前まで)
休園日:年末の3日間のみ(12月29日、30日、31日)
入園料:
大人(高校生以上)600円
小人(中学生以下)無料(生徒手帳が必要)
年間パスポート 1000円
札幌市内に居住の65歳以上の方、身体障害者手帳などをお持ちの方は無料
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