コバルトブルーに輝く神秘の泉【神の子池】魅力と行き方を解説!
- 網走・北見・知床
- 最終更新日:2020年1月10日
しかし、北海道の中心、札幌からかなり離れた道東にあり、さらに森の中にあるということで、行きたいけどなかなか行きにくいなあ、と不安に思っている方も多いのではないでしょうか?
ということで今回は、神の子池への行き方を中心に、その神秘の池の魅力を紹介したいと思います。
※2017年8月一部内容修正。
もくじ
神の子池とは
神の子池は、道東・清里町の南部、摩周湖の近くの森にある池です。
摩周湖=アイヌ語で“神の湖”の伏流水からできているという事から、“神の子”の池=神の子池と呼ばれています。
池の周囲は220m、水深は5m。そこに伏流水が1日12,000tも湧き出ており、澄んだ水が
不思議な青色に輝いています。
神の子池の場所と行き方
神の子池は道東、世界遺産の知床からも近い清里町にあります。
飛行機+レンタカーで行く
女満別空港に入りレンタカーで、というのが一般的です。
女満別空港から約70km、約1時間30分
なお、距離的に一番近いのは中標津空港ですが、東京からは全日空便が1日1本のみ。便の選択肢はありませんが、より近い方がいい、という方はこちらをおすすめいたします。
中標津空港から約50km、約1時間10分
JR+レンタカーで行く
札幌からJRで神の子池に行く場合、一般的なのは網走までJRで行き、そこからレンタカーというルートがベストです。
その場合、網走駅から約60km、約1時間30分
なお、車以外で神の子池に行く手段はありません。
どうしてもという方は、神の子池から一番近い(神の子池から11kmほど)JR緑駅(但し本数少ないです)まで行き、そこからタクシーで行く、という方法となりますが、タクシーで往復、さらに待ってもらう形になりますので、それなりの金額がかかります。
神の子池へのみちのり
女満別空港や網走からは南東、摩周湖方面に向かって出発します。ナビで“神の子池”をセットしようとしても出てこない、という場合は、“JR緑駅”でセットしましょう。
神の子池自体は山の中にありますが、池の直前2kmまでは走りやすい道が続きますので、安心してドライブを楽しんでくださいね♪
こんな標識がでてきたら、もうすぐ神の子池です。スピードを出しやすい道ですので、ゆっくり走りましょう。
この標識が出たら、もうすぐ右折。
この看板の場所を右に曲がります。
と、ここからは森の中の未舗装道路を進みます。あと2km、もうすぐです。
観光地なだけあり、対向車はそこそこあります。ただし、ものすごく狭い道ではないので、前方に車が見えたら早めに譲り合って、ゆっくりすすみましょう。
4~5分進むと広い場所に出ます。ここが神の子池の駐車場です。4~50台は止められる大きな駐車場です。
トイレもあります。あまりキレイとは言えませんので、どうしてもの時用です。
神の子池へ
神の子池への入り口に標識があります。
そして、ドキっとするのがこちら、熊出没注意の看板。原生林ですので熊がいることもありえます。
熊は人気があるところへはむやみに出没しません(=合う可能性が低い)ので、早朝や夕暮れではなく、基本的には人気がある日中に来ることをおすすめします。
池はもうすぐそこ、迷うことはありません。
川を横切ります。水に触れると、ひんやりします♪
駐車場から神の子池まで、木道が整備されたため、歩きやすくなりました(この写真のみ2017年7月撮影)。
神の子池に到着。あのコバルトブルーの池が、もう目の前です。
水の中で腐らずに横たわる倒木。
良く見ると魚が泳いでいます。オショロコマ、北海道にしか生息していない魚です。
池のまわりは歩道になっており、違う角度から見ることもできます。
人の声を除けば、沢と野鳥の音が。神秘的な色の泉に、心が癒されます。
なお神の子池には、池以外の見どころはありませんので、20分程度の時間をとっていれば十分かと思います。
冬の神の子池を楽しむ
さて、神の子池に入ることができるのは、例年6月頃頃から10~11月頃まで。
冬期間は除雪を行わないため、雪に閉ざされてしまいます。
なお、冬季は一部日程で、観光協会主催のスノーシューツアーが開催されます。
画像提供:NPO法人きよさと観光協会
例年2月ごろに実施されておりますので、時期が近くなりましたら「きよさと観光協会」のホームページをチェックしてください♪
なお、(株)知床ツーリストさんでは、冬期間「スノーシューで行く神の子池ツアー」を実施しておりますので、ご参照くださいませ。
神の子池と一緒に寄りたい名所
裏摩周展望台
神の子池から約11km、約15分。摩周湖の展望台の中では一番標高が低く、湖面が(比較的)近いため、摩周湖名物の霧が出ているときでも、湖面を望みやすい展望台。対岸奥にある第一展望台と比べて観光客が少なく、静かに楽しめます。
こちらのトイレは比較的きれいです。但し、駐車場は多くありません。
さくらの滝
神の子池から約26km、約30分。清里町の中心部から南、斜里川上流にある、高さ3.7mの「さくらの滝」。春の桜、秋の紅葉も見事ながら、一番のシーンは6月から8月にかけて見る事ができる、サクラマスの”滝越えのジャンプ”。
遡上の為に大きな滝を懸命に飛び越えようとする姿には、きっと感動する事でしょう。
清里焼酎醸造所
神の子池から約26km、約35分。広大なじゃがいも畑の中に建つ「清里焼酎醸造所」では、”透明度日本一”にも選ばれた斜里川の清らかな水と、肥沃な大地から生まれたおいしいじゃがいもを原料とした、じゃがいも焼酎がつくられています。
酒蔵を無料で見学ができますので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
清里焼酎醸造所
北海道斜里郡清里町羽衣町62番地
TEL:0152−25−2227
見学期間 8:30 - 17:00(年末年始を除く)
※事前に連絡いただくのが望ましいです。
開陽台
神の子池から約40km、約1時間。
神の子池や裏摩周とはまた違った、根釧台地の広ーい大地を一望できる、最高に見晴らしがいい展望台。天気が良ければ海の先に国後島を望むことも。
奥に見えるのが国後島です。
また展望台の1階にある“カフェカイヨウダイ”。名物の「中標津ホットドック」の軽食もおいしいのですが、ぜひ食べてほしいのが“はちみつソフトクリーム”。日本有数の酪農地である根釧台地のソフトクリーム、それだけでも十分においしいのですが、それにはちみつがかかるわけで。。。ぜひ現地で食べて頂きたい一品です。
コタン温泉
神の子池から約50km、約1時間10分
道東・神の子池や摩周湖まで来たのならぜひ楽しんでほしいのが温泉です。その中でも最高の景色が楽しめるのがここ、コタン温泉。
屈斜路湖のすぐそばにある無料の混浴温泉は、水着着用やバスタオル巻きでの入浴もできるので安心です。
道東の大自然を身体で楽しんではいかがでしょうか?この他にも川湯温泉、摩周温泉、養老牛(ようろうし)温泉など、たくさんの温泉がありますよ♪
おわりに
ということで、神の子池の魅力ならびに周辺の見どころをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?北海道・道東の自然の美しさを、神の子池を中心にしっかりと楽しんでいただけたら幸いです。
なお、神の子池は冬は車で入れなくなります。6月~10月に行く計画を立ててくださいね♪
神の子池についてのお問い合わせは
NPO法人きよさと観光協会
住所:北海道斜里郡清里町水元町12番地
電話:0152-25-4111
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