マイカーで旅したい!本州から北海道へのフェリー情報まとめ

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公開日:2016/3/17

北海道・小樽港とフェリー
本州から北海道へ。
マイカーと一緒に旅をするならばやはり選択肢はフェリーということになります。

でもどこの港からどこの港へ出ているか、便数、船内は快適なのか。そして金額は?
不安に思うことは多いのもまた事実です。

各フェリー会社のホームページを一つ一つ確認しなければないのも手間と時間のかかるものですから、今回は各航路の比較と特徴を大公開。
皆さんの素晴らしい北海道旅行の参考になればと思います。

※本記事は2017年6月時点の情報を基に制作しております。各フェリーについての詳細・最新情報は各フェリー会社ホームページにてご確認くださいませ。

もくじ
1.北海道へのフェリーの概要
2.東京・関東からフェリーで行くなら
3.中部・東海からフェリーで行くなら
4.関西からフェリーで行くなら
5.東北からフェリーで行くなら
おわりに

1.北海道へのフェリーの概要

~本州からのフェリー一覧表~
2.東京・関東からフェリーで行くなら

2-1.どこ(どの港)から出てるの?

北海道フェリーPhoto by Flickr:釣り人とさんふらわあ号 / isinoid

関東地方は1か所。茨城県の大洗のみが出港地なります。
東京からは常磐自動車道または東関東自動車道経由が便利です。常磐自動車道経由の場合、水戸大洗ICで下車をします。

ここからは苫小牧市に到着する便。
商船三井フェリーが運航しています。

関東地方からゆったりのんびり船旅を楽しみながらという方には最適といえるでしょう。

2-2.本数、時間は?

北海道フェリーPhoto by Flickr:さんふらわあ さっぽろ@大洗港 / A_CUVE

現在週12便の運行となっており、2017年5月から新造船も運航しています。
人気の日程、GWや夏休みなどは予約がとりにくい状況になっているようです。
早めの旅行計画が必要です。

北海道フェリー

時間としては約18時間から19時間。
夕方便(さんふらわあふらの・さっぽろ)と深夜便(さんふらわあしれとこ・だいせつ)があります。
夕方便19時前後の出港で到着は午後1時過ぎ。深夜便ならば、深夜2時前後の出港で到着は当日の20時前後。

仕事が終わってから準備しても間に合う深夜便ではありますが、その日1日は船上ということを想定しておく必要があります。

2-3.料金は?

どの船便も同様ですが、季節によって料金の変動があります。
最も安いのは 4/1-4/28、5/4-6/30のA期間。ハイシーズンの7/28-8/13は最も料金が高くなります。

価格帯としては最上級のスイートルームは36,700円~44,230円(食事代金含むさんふらわあさっぽろ・ふらののみ設定)最もリーズナブルなのはエコノミールームで8,740円~14,910円となります。

これが一人当たりの料金で、これに自家用車の運搬費用26,740円~46,290円(運転者分のエコノミー料金を含む)が必要です。
12歳未満の場合は半額となります。

また、割引も各種設定されており、満60歳以上を対象とするプラチナ割引は運賃が10%オフな上に車両も5%割引されます。
このほかにもインターネット予約割引(5%引き)や学生割引(10%引き)などがあります。 ※一部の期間は適応外

その他人気のプランとしては、東京~大洗、苫小牧~札幌間のバスがついて9,990円~という格安のバス付きパックも。ぜひ公式HPをチェックして、あなたにあうお得なプランを探してみてはいかがでしょうか?

2-4.船の設備は?

夕方便であるさんふらわあさっぽろ・ふらのは13,000トンを超える大型フェリーのため設備はさんふらわあだいせつ・しれとこよりも充実しています。
さっぽろ・ふらのがそなえるものとしては、レストランはバイキング形式です。

展望浴場は広く、マリンシアター、展望ラウンジなども完備。
優雅な船旅というコンセプトとなっています。

だいせつ・しれとこはよりカジュアル。
やや小型の船内は移動手段としてのフェリーを重視した実質的なもので、客室の種類もデラックスかカジュアルのみ。
いたってシンプルです。自動販売機による軽食の販売はあります。
朝食・昼食とも何らかの持ち込みが必要な形式といえるでしょう。

問い合わせ:商船三井フェリーHP http://www.sunflower.co.jp/

3.中部・東海からフェリーで行くなら

3-1.どこ(どの港)から出てるの?

北海道フェリーPhoto by Flickr:仙台→名古屋のフェリーとすれ違い / nimame

出港地は名古屋・新潟・敦賀(福井県)の3か所です。
名古屋からは仙台を経由し、苫小牧への1航路のみで太平洋フェリーが運航しています。

一方。敦賀発の便は苫小牧へ。
週に1便、新潟と秋田を経由するものがあります。
新潟港からは小樽への直通便と秋田を経由し、苫小牧に到着するものがあります。

新潟港、敦賀港発ともに新日本海フェリーが運航しています。
夏場の日本海はさほど荒れませんが、冬は時に時化ることもあり、船に弱い方は太平洋側の便を利用するケースも多いようです。

3-2.本数、時間は?

北海道フェリー

新潟~秋田~苫小牧は週5便。

あざれあとしらかばが就航しており、時間は約20時間となります。出港が午前10時半に出港すると翌日の午前4時半に到着。敦賀~新潟~秋田~苫小牧は週1便こちらもしらかばが就航しています。
34時間の行程。つまり、午後6時に出港し翌々日の午前4時半に着です。

敦賀~苫小牧は1日に1便すずらんもしくはすいせんが21時間で運行されています。
午前1時出港の苫小牧到着は午後8時。新潟~小樽は約18時間。
午前10時半に出て、小樽には翌日の午前4時半です。ゆうかりとらいらっくが結びます。

今回紹介する航路で最も長いのは名古屋~仙台~苫小牧になります。
その距離約1,300㎞。午後7時に出港すると仙台で3時間の寄港を経て、翌々日の午前11時に到着します。

2日に1便の運行です。というのも片道約40時間をかける航路となっているため。
1日半以上を船上で過ごすことになります。

3-3.料金は?

新日本海フェリーは大きく2つの期間に分かれています。

北海道フェリーPhoto by Flickr:ferry Shirakaba @ Niigata port / tsuda

冬期間とそれ以外の時期で、やはり金額が異なります。
新潟~苫小牧間はツーリストJの6,480円からスイートの40,110円まで。
自家用車は16,970円から28,800円まで。
到着地が小樽でも金額的には同じとなっています。

敦賀~苫小牧は直行便も新潟・秋田経由便も料金は同額。
ツーリストJの9,570円からスイートの54,000円まで予算と設備に合わせて多様な選択が可能です。
名古屋~苫小牧は二等の10,800円~ロイヤルスイートは71,000円。
この航路は細かいシーズン区分が特徴で3つの期間に分かれています。

やはり12歳未満はこの半額。スイートには食事がついてきます。
割引ですが、各社とも多彩な割引を用意しており、日本海航路は春夏それぞれの季節で55歳以上限定にはなりますが、30%、25%という割引価格を設定。
また、小学生のお子さんが無料になる家族割というシステムがあります。

一方、太平洋航路は早割、28日前までの予約で最大50%オフになる割引があります。
予約の変更ができないのは難点ですが、計画がしっかり定まっているならばかなりお得に太平洋航路を味わうことができます。

3-4.船の設備は?

北海道フェリーPhoto by Flickr:ferry AZALEA / tsuda

片道1,000㎞を超える航路も多いため、船内の充実度もかなり高く、快適装備がそろっています。
新日本海フェリーはレストランがカフェテリア形式で単品のメニューも充実しているのが特徴です。

太平洋フェリーはバイキング形式、ステーキや様々なデザートサラダなど長い船旅でも飽きない様に工夫が凝らされています。
シアターラウンジや展望大浴場も完備。
昇る朝日や沈みゆく夕日を眺めながら解放感たっぷりのおふろを楽しめます。

新日本海フェリーの船にはサウナを備えたり、スポーツコーナーを持っているものもあり長い船旅も十分に楽しめそうです。

4.関西からフェリーで行くなら

4-1.どこ(どの港)から出てるの?

北海道フェリーPhoto by Flickr:wake / tsuda

関西航路といわれるのは、舞鶴と敦賀ですが中部地方で敦賀を紹介しましたので、ここでは京都府の舞鶴~小樽間を紹介します。
江戸時代の昔から北前船の航路としての歴史ある航路です。
舞鶴までは中国道から舞鶴自動車道もしくは京都縦貫道を利用して約1時間半です。

4-2.本数、時間は?

北海道フェリー

新日本海フェリーがはまなす・あかしあを1日1便運航しています。
午前0時30分に舞鶴を出ると小樽につくのは午後20時45分。

16,000トンを超える最高速度30.5ノット(約56km/h)の高速フェリーですから、1,000㎞を超える航路も1日とかからず小樽まで到達することが可能なのです。
30ノットという速度は第二次世界大戦時の戦艦よりもはるか速いスピードです。

4-3.料金は?

新日本海フェリーの季節区分はAとBの2種類。1月初めからGW前までがA区分で若干料金はお得です。

客室の区分はツーリストA・S。家族・グループ向けのステートB・デラックスAそして最上級のスイートとなります。

期間Aならば9,570円(ツーリストA)~ 50,910円(スイート)まで。
期間Bならば10,800円~54,000円となります。

それぞれ子供料金(12歳まで)は半額。スイートには食事がセットされます。
各種割引としては往復の10%割引や夏季限定の家族割。55歳以上限定の割引など利用しやすい設定を行っています。
車両に関して、A期間は31,370円、B期間35,900円(いずれも5m未満の車両)となります。

4-4.船の設備は?

レストランは2種類、高級感あふれるコース料理を提供するグリルとよりカジュアルなレストラン。
カフェも設置されています。

グリルは事前予約制のコース料理。レストランはカフェテリア形式で朝食・昼食・夕食を提供します。
基本的な快適装備はすべて水準以上のものがそろっており、大浴場や無料のシアターなど長い船旅も退屈せずに過ごすことができます。

5.東北からフェリーで行くなら

5-1.どこ(どの港)から出てるの?

東北地方は仙台、秋田、八戸の3つの港から苫小牧へ。
青森・大間からは函館へ運航されています。

このうち津軽海峡のフェリーについては2社が1日に18便ほど運航し海の大動脈となっていますが詳細についてはこちらに詳しく解説していますので、ご参照ください。

八戸から苫小牧は東北と道央をダイレクトに結ぶ航路として人気があります。

また、岩手県・宮古港と北海道・室蘭港で、シルバーフェリーが新航路を開設することが発表されました(2016年3月7日)!
開設予定は2018年6月とのこと。震災復興で物流拠点として発展する宮古市。東北自動車道と宮古市が高速で直結する予定もあり、期待したいですね!

5-2.本数、時間は?

北海道フェリーPhoto by Flickr:太平洋フェリー「きたかみ」のラウンジショー / houroumono

仙台~苫小牧は太平洋フェリーによって、きたかみが1日1便運航。同時に、2日に1便名古屋からいしかりときそが仙台に寄港します。

仙台を午後7時台に出発し、翌日の午前10時に苫小牧に到着します。
時間としては15時間ほどとなります。
新日本海フェリーが運航する秋田~苫小牧間の航路は季節により出航時間に大きな違いがありますが約10時間の行程で1日1便です。

八戸~苫小牧間はシルバーフェリーが就航中。朝、午後、夕方、深夜と4便あり、このうち夕方便と深夜便は翌日に苫小牧に着きます。
7,000トンクラス~1万トンクラスの比較的小ぶりな船体を持つフェリーです。時間は約7時間半から8時間半という時間になります。

5-3.料金は?

北海道フェリーPhoto by Flickrきたかみ / houroumono

東北地方の太平洋側の中でも運賃がお得なのは八戸。
2等は5,000円。特等でも12,500円とリーズナブル。
自動車も5m未満であれば25,000円となります。
季節の区分で料金が変わることもありません。

仙台~苫小牧は2等8,300円(きたかみは7,200円)A期間の料金。最上級のロイヤルスイートはハイシーズン59,000円(きたかみはスイート39,000円が最上級グレード)でA期間は47,500円(きたかみはスイート30,000円)5m未満の車両は26,500円となります。

車両に関しては八戸までの高速代、ガソリン代を考えると仙台の方がお得感があります。
秋田~苫小牧はツーリストJのA期間4,530円から始まりスイートは24,170円まで7段階。
ハイシーズンのB期間はツーリストJ5,040円からスイートの27,260円となっています。

車両は5m未満がA期間は18,410円。B期間は21,090円となります。

5-4.船の設備は?

北海道フェリーPhoto by Flickr:八戸フェリー乗り場 / sendaiblog

設備としては、やはり仙台~苫小牧のいしかり・きそや秋田~苫小牧のあざれあ、しらかばが長い航路で利用されているだけに充実しています。
八戸~苫小牧は移動手段としてのフェリーという部分が重視されているだけによりシンプルかつカジュアルです。

レストランなどの設定はなく、自動販売機のみ。
また、浴室も展望ではなく小規模な船舶もあります。
あざれあ、しらかばは船足はそれほど速くありませんが、2万トンを超える船体を持ち、アミューズメントも充実。
デッキにジャグジーまで備えています。ただし水着は必要です。

おわりに

フェリー
いかがでしたでしょうか。
旅の計画に応じて、フェリーも選択する必要があります。
ご近所からフェリーに乗れば時間がより必要です。その分、旅程を犠牲にすることになります。

また、到着の時間も朝なのか夕方なのかで旅の計画が変わります。
移動手段としてフェリーをとらえるか、船旅自体を楽しむかでもセレクトも変わるでしょう。

また、季節でも太平洋か日本海かを選ぶべきです。
その計画を練ること自体旅の楽しみといえるでしょう。
記事をご参考にしていただき素敵なマイカーでの北海道旅行を作り上げていただければと思います。

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