【初めての北海道旅行で行くなら】キホンの北海道の温泉7選
- 北海道全域
- 最終更新日:2023年1月6日
温泉数が日本一を誇る北海道には、日本を代表する名湯や道民の休養地として親しまれる温泉郷、ツウだけが知る秘湯など、魅力的な温泉がたくさんあります!
大自然に触れながら温泉を満喫できるのも北海道の温泉巡りの醍醐味のひとつ。とはいえ、広い、広い北海道。旅行中に行くことができる温泉郷にも限りがあります。
そこで今回は、初めての北海道旅行におすすめの人気温泉郷を7湯、源泉??いや、厳選してご紹介!温泉の場所とポイント、お湯の特徴、効能などをざっとご紹介いたします。
1.定山渓温泉
札幌市南区にある「定山渓温泉(じょうざんけい)」。札幌市街地から南へ約26㎞、自然豊かな支笏洞爺(しこつとうや)国立公園内に位置しており、古くから札幌の奥座敷として親しまれてきました。
札幌市の中央部を流れる豊平(とよひら)川上流にある渓谷沿いに温泉街が広がり、四季折々の自然の美しさを堪能することができます。
定山渓温泉の源泉は約56か所。そのほとんどが、温泉街を流れている豊平川の川岸や川底から自然に湧き出しているそう。
無色透明の柔らかい質感の温泉は、舐めてみると塩辛さがあるナトリウム塩化物泉で、もっともポピュラーな泉質のひとつ。
温泉に浸かるとお湯に含まれる塩分が体に付着し汗の蒸発を防いでくれるので、からだがぽかぽかとしてきます。
ほかにも神経痛や筋肉痛の症状を和らげたり、胃腸の調子を整えたりする効果があるといわれています。
*定山渓温泉のおすすめポイント*
・札幌中心部から近くて行きやすい温泉!
・大規模温泉地なのに豊富な湯量♪
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2.登別温泉
登別(のぼりべつ)市にある「登別温泉」は、新千歳空港から高速道路を使って約1時間とアクセスが良く、国内外から多くの観光客が訪れます。
周辺には、火山の噴火によってできた爆裂火口跡である地獄谷や湖底から熱泉が湧き出す大湯沼など、北海道のダイナミックな自然を肌で感じることができるスポットや、マリンパークニクス、登別伊達時代村などのテーマパークも。
どんな世代の方でも楽しむことができるということもあり、初めての北海道旅行におすすめの温泉郷です。
登別温泉の魅力はなんといっても泉質の豊富さ。乳白色で独特の香りが特徴の硫黄泉をはじめ、9種類の泉質の温泉があり、「温泉のデパート」とも呼ばれています。
温泉街には、日帰り温泉のほか銭湯もあるので、湯巡りを楽しむのもいいですね。
*登別温泉のおすすめポイント*
・北海道を代表する温泉地!泉質豊富!
・新千歳空港から車で約1時間で到着!
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3.洞爺湖温泉
洞爺湖(とうやこ)の湖畔を囲むように温泉宿が立ち並ぶ「洞爺湖温泉」。洞爺湖や有珠山を望む露天風呂も多く、道内でも屈指の景観を誇る温泉郷です。
洞爺湖でのアクティビティや地元グルメも魅力的な洞爺湖温泉。新千歳空港から車で約90分とアクセスも良く、気軽にリゾート気分を満喫できます。
洞爺湖温泉の泉質は、ナトリウム塩化物泉(中性低張性高温泉)。神経痛や関節痛・疲労回復などに効果があるといわれています。
美しい洞爺湖と雄大な有珠山を眺めながら温泉に浸かれば、旅の疲れも吹き飛びそうですね。
*洞爺湖温泉のおすすめポイント*
・湖ビューが美しい人気温泉地♪
・4月下旬~10月は毎日花火があがります!
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4.層雲峡温泉
旭川空港から車で約1時間30分のところにある「層雲峡温泉(そううんきょうおんせん)」。大雪山のふもとに位置し、周辺には、北海道を代表する景勝地や自然を満喫できるスポットが点在しています。
温泉の中心街は、カナダの山岳リゾートを模した「キャニオンモール」として整備されていて、温泉地っぽくない欧米風の雰囲気。
大雪山系を望みながら入浴のできる露天風呂がある宿が多く、大自然に抱かれながら開放的な気分で温泉を楽しむことができます。
層雲峡温泉の泉質は、単純温泉や硫黄泉。60以上の源泉が沸いていて、お湯の色は無色透明です。効能は、リウマチ、糖尿病、高血圧、皮膚病など。弱アルカリ性の温泉は、刺激が少なく肌にやさしいので、肌の弱い人や小さい子供でも安心して入浴することができます。
*層雲峡温泉のおすすめポイント*
・9月は日本一早い紅葉が楽しめます!
・真冬のイベント「層雲峡温泉氷瀑まつり」もオススメ
5.阿寒湖温泉
道東を代表する温泉郷が、釧路市阿寒町にある「阿寒湖温泉(あかんこおんせん)」。特別天然記念物マリモの生息地で、深い樹海の森があることでも知られる阿寒湖畔の南側あり、温泉施設や関連施設約150軒が立ち並びます。
阿寒湖温泉でぜひ訪れて頂きたいのが、温泉街に隣接するアイヌの集落、アイヌコタン。アイヌ古式舞踊鑑賞のほか、アイヌ民家を再現したアイヌ生活館の見学など、アイヌ文化に直に触れることができます。
阿寒湖温泉の泉質は単純泉、硫黄化水素泉。神経痛、冷え性、疲労回復、リューマチ、慢性消化器病、痔疾などに効くといわれています。温泉街には、手湯や足湯もあるので、散策の途中休憩に利用するのもいいですね。
*阿寒湖温泉のおすすめポイント*
・深い森に囲まれた湖。自然に癒されます♪
・冬は凍る湖上でイベントや体験、花火もあります!
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6.十勝川温泉
帯広市の中心部から車で20分ほどのところに位置する「十勝川温泉」。十勝平野を流れる十勝川のほとりにあり、周辺には牧場や畑など牧歌的な風景が広がります。温泉の近くには、道東自動車道が通っていて、道内各地からのアクセスも抜群。
十勝川温泉は、世界的にも珍しいといわれるモール温泉。植物性の有機物を多く含む温泉のことで、十勝川河畔に自生していた植物が長い時間をかけて堆積し、十勝平野の地下深くの亜炭を含む地層を通って湧き出したことでできたといわれています。
茶褐色のモール温泉は、ぬるっとした肌触りが特徴。保湿効果が高く、湯上り後のお肌がしっとりすべすべになると女性に大好評です。
*十勝川温泉のおすすめポイント*
・貴重で珍しいモール泉、特に女性におすすめ♪
・十勝はグルメ・スイーツ・乳製品などおいしい食べ物がいっぱい!
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7.湯の川温泉
函館市にある「湯の川温泉」。温泉というと郊外にあることが多いのですが、湯の川温泉は、函館駅や函館空港からのアクセスも良く、観光の拠点としても使える温泉です。
温泉街の周辺には、12月〜5月の上旬まで、ニホンザルが温泉に入る姿を見られる函館市熱帯植物園や、桜や紅葉の名所として知られる香雪園などの観光スポットも。
夏には、イカ漁の漁火が見られたり、花火大会があったりと四季を通じて楽しむことができます。
湯の川温泉の泉質は、ナトリウム塩化物泉(中性低張性高温泉)。神経痛や関節痛・疲労回復などに効果があり、湯冷めしにくく入浴後はからだがぽかぽかとします。津軽海峡に面した湯の川温泉。海沿いの温泉宿であれば、津軽海峡に沈む夕日を見ながら入浴なんて贅沢もできるかもしれません。
*湯の川温泉のおすすめポイント*
・函館空港から車でわずか10分以内で到着♪
・函館観光や函館の夜景見学にも便利な立地!
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まとめ
ということで、初めての北海道旅行におすすめの温泉郷を7つご紹介しました。
どの温泉も比較的アクセスが良く、温泉以外の観光スポットも充実しています。北海道旅行の際は、ぜひ訪れてみてくださいね!
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