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帯広・十勝エリアの緑あふれる春の観光・見どころまとめ

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投稿日
最終更新日:2019年3月7日
長い雪の季節を経て訪れる北海道の春は、人間だけでなく自然そのものも春の訪れを喜んでいるような輝きにあふれています。

とくに帯広・十勝エリアには北海道ガーデンロードと呼ばれる場所があり、美しい庭園がたくさんあるんですよ。
真っ白な雪景色から放たれた木々の緑や、咲くのを待っていた春の花々など、この時期の帯広・十勝エリアにはたくさんのみどころがあります。

今回はそんな帯広・十勝エリアの春のみどころとおすすめイベントを3つずつご紹介します。

またこの時期の天候やおすすめの服装もご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

1.十勝平野の自然な姿が見える「帯広市野草園」

帯広市野草園1
帯広市野草園はその名前の通り、十勝平野に自生する植物が観察できる施設。
野にある草花や原生林をつくる木々など、たくさんの植物がある施設で、観光客だけでなく地元の小中学生の学習の場所ともなっています。

43,530平方メートルもある敷地内には82科375種の植物が自生しているといわれ、季節ごとに美しい姿を見せています。

帯広市野草園2
春にはミズバショウやニリンソウ、サクラソウなど、本州にも咲く花々だけでなく、エゾエンゴサクやオクエゾサイシンといった北海道ならではの花々もその姿を見せます。

半年近く雪の下で耐えてきた野草の姿は派手ではありませんが、けなげな美しさを持っています。

<帯広市野草園>
住所:〒080-0846 帯広市緑ケ丘2
TEL:0155-24-2434
営業時間:9:00〜16:30
開園期間:4/29〜10/31
入場料:無料
公式ホームページ:http://www.city.obihiro.hokkaido.jp/yasouen/ayasou_yachou_2.html

2.六花亭の包装紙に描かれた花々が見られる「六花の森」

六花の森
北海道で「六花」というと、お菓子メーカーの「六花亭」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
こちらの森はその六花亭の包装紙に描かれた北海道の花が中心に植えられている施設。

100,000平方メートルの敷地には「十勝六花」と呼ばれるエゾリンドウ・ハマナシ・オオバナノエンレイソウ・カタクリ・エゾリュウキンカ・シラネアオイが、毎年季節ごとに美しい姿を見せます。

敷地内にはクロアチアから移築された古民家や美術館もあるので、ぜひ見学してみてくださいね。

<六花の森>
住所:〒089-1300 河西郡中札内村常盤西3線 249-6
TEL:0155-63-1000
営業時間:4/28~5/31・9/1~9/24 10:00~17:00、6/1~8/31 9:00~17:00、9/25~10/15 10:00~16:00
※施設によって営業時間が異なります。公式ホームページをご確認ください。
定休日:なし
入場料:大人800円・小中学生500円
公式ホームページ:http://www.rokkatei.co.jp/facilities/index2.html

3.3つのガーデンが魅力の「真鍋庭園」

真鍋庭園1
こちらの庭園は樹木の輸入・生産・販売をおこなっている真鍋庭園苗畑が運営する施設です。

そのため十勝や北海道の植物だけでなく、世界中から収集された植物を見ることができます。
また創設から50年以上たった庭園は、時代ともに変化と成長をしているのだそうです。

真鍋庭園2
24,000坪もある施設内は、日本庭園・西洋風庭園・風景式庭園という3つの庭園で構成されています。

中には日本初のコニファーガーデンや、野鳥やエゾリスの姿と一緒に景色を楽しめるカフェテリア、最新の園芸品種が購入できるガーデンセンターもあるので、ガーデニング好きにはたまらないスポットです。

<真鍋庭園>
住所:〒080-0832 帯広市稲田町東2-6
TEL:0155-48-2120
営業時間:8:00~日没(夏期は18:00最終入場)
営業期間:4/22~12/3
入場料:大人800円・小中学生200円
公式ホームページ:http://www.manabegarden.jp/

4.楽しみがいっぱい!「十勝ヒルズのガーデンオープンイベント」

十勝ヒルズ
「農と食のテーマパーク」をコンセプトとする十勝ヒルズ。

十勝の風景を感じ取れる広大な敷地の中にはたくさんの草花が植えられています。
こちらの施設は毎年10月下旬に冬季休業に入り、翌年の4月にオープン。オープンからの1ヶ月間は来場プレゼントや、ガーデニング講座などさまざまなイベントが行われるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

ちなみに入場料もイベント開催中は無料なのでお得ですよ。

<十勝ヒルズのガーデンオープンイベント>
住所:〒089-0574 中川郡幕別町字日新13-5
TEL:0155-56-1111
営業時間:9:00~18:00
開催期間:4/22~5/12
入場料:大人800円・中学生400円・小学生以下無料(イベント開催中は入園無料)
公式ホームページ:http://www.tokachi-hills.jp/

5.つつじで春の訪れを感じる「本別山渓つつじ祭り」

本別山渓つつじ祭り1
エゾムラサキツツジが満開になる5月上旬、本別公園には太鼓演奏やお笑いライブを鑑賞するためたくさんの人が集まります。

本別公園内にはコンビネーション遊具やゴーカートなどがあるので、お子様連れでも存分に楽しめます。

本別山渓つつじ祭り2
またこの本別山渓つつじ祭りでは、北海道のお花見らしくツツジやサクラを見ながらジンギスカンやバーベキューが楽しめるんですよ。

飲食店の出店もあるので、ぜひ十勝の味覚を堪能してくださいね。

<本別山渓つつじ祭り>
住所:〒089-3302 中川郡本別町東町51
TEL:0156-22-2141(本別町企画振興課)
開催期間:5月上旬
公式ホームページ:https://www.town.honbetsu.hokkaido.jp/sightseeing/fes/details/tutujifes.html

6.名産地だからこその「新得町「そバル」」

新得町「そバル」
十勝にある新得町は北海道内でも有数のそばどころとして知られています。
そのため年に数回そばのイベントが行われるのですが、春に行われるのがこちらの「そバル」です。

お酒とそばをワンセットにしてはしご酒方式で楽しめるイベント。チケットは3枚つづりで2,000円なので、1つづりで3軒のそばを味わえますよ。

<新得町「そバル」>
開催地:新得町駅前飲食店街
TEL:0155-23-6403(とかち観光情報センター)
開催期間:2月中旬~3月末
フード&ドリンクチケット:2,000円(3枚つづり)
※営業時間や定休日は店舗によって異なります。
公式ホームページ:https://www.shintoku-town.net/event/2017/sobaru.html#

7.春の帯広・十勝エリアの気温や気候は?服装はどうする?

帯広十勝天候
春といっても帯広・十勝エリアの3月はまだ雪の残る季節です。

本州の方にとっては真冬のような寒さもまだある季節ですので、気をつけてくださいね。

4月5月でも夜は大変冷え込みます。夜桜を楽しみたい方は十分に寒さ対策をして出かけるようにしましょう。

帯広十勝服装
3月の帯広・十勝エリアは雪解けの季節です。
足元がぬれてしまうことが多いので、できればレインブーツなど撥水性のある靴がおすすめですよ。

春とはいえ寒さがぶり返すこともしばしば。薄手のダウンジャケットやニットキャップ、保温性の高いインナーなど気温に合わせて重ね着できるような準備があると安心です。

おわりに

春の帯広・十勝エリアのみどころとおすすめイベントをご紹介しました。

北海道外に住んでいる方にとってはまだ寒さの強い帯広・十勝エリアの春ですが、長い冬を耐えて迎えた春にわきたつ自然や人々の心はほかの季節には感じられないもの。

雪解けから春の終わりまであっという間に過ぎ去ってしまいますが、そんな貴重な季節をぜひ堪能してみてくださいね。

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