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地下鉄&バスで行こう!札幌郊外の観光スポット8選

エリア
札幌・定山渓
投稿日
最終更新日:2022年10月31日
忙しい旅行中は、中心部だけをまわったり、近場で観光を済ませがちですよね。

でも、行き方を知っていれば、もっといろんなところに行けるかも知れませんよ。

今回は地下鉄とバスを利用した札幌の『郊外』にある観光スポットへの行き方をご紹介します。いつもの札幌旅行から、一歩踏み出してみましょう!

札幌市営地下鉄について

札幌市民の生活になくてはならない地下鉄。

札幌では、3本の路線が通っています。それぞれ「南北線(緑色)」、「東西線(オレンジ色)」、「東豊線(青色)」の3路線、全49駅で、190万人の生活を支えています。

地下鉄のオトクなきっぷ

札幌市営地下鉄には、地下鉄に1日乗り放題になる「地下鉄専用1日乗車券(おとな830円)」、土日祝日にのみ利用できる「ドニチカキップ(おとな520円)」という2種類の乗り放題きっぷがあります。

どちらも券売機や定期券発売所の窓口で買うことが出来ます。

今回紹介する場所は、どちらも札幌中心部から離れた終点に近い駅で降りることになりますので、中心部から移動する場合ドニチカキップだと往復するだけで元を取れる場所があります。うまく利用してオトクに観光を楽しみましょう。

乗り継ぎ料金

バスから地下鉄、地下鉄からバスに乗り継ぐ場合に乗り継ぎ料金が適応されます。料金表の下に、バスに乗り継ぐ場合の料金が記載してあるので参考にするといいでしょう。


先述の「1日乗車券」、「ドニチカキップ」ではバスの乗り継ぎ料金が適応されませんので注意してください。

地下鉄終点から行ける観光スポット

1.札幌ドーム


札幌市豊平区にある札幌ドームは、2002年のワールドカップ開催に合わせて建設され、現在はコンサートやイベント開催の他、「北海道コンサドーレ札幌」、「北海道日本ハムファイターズ」のホームスタジアムとして使用されています。

サッカーと野球を同じ場所で行うの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は札幌ドームはサッカー場と野球場を入れ替えて使用することができるのです。

試合を見に行くのはもちろん、展望台を見学したり、日によっては試合の準備でコートの入れ替え作業を見学することも可能です。

試合のない日はドームツアーで札幌ドームの施設内を詳しく案内してもらえるので、興味のある方は一度行ってみて欲しい場所です。

当日のスケジュールは下記URLから確認できます。
https://www.sapporo-dome.co.jp/schedule/detail/

【行き方】
■地下鉄東豊線「福住駅」3番出口から徒歩約10分
道なりに歩いていくと、すぐに銀色のドームが見えます。
試合がある日や、コンサートの日などは地下鉄が混み合いますので、注意してくださいね。

札幌ドーム
札幌市豊平区羊ケ丘1
TEL. 011-850-1000
(電話受付時間 9:00~17:30)
https://www.sapporo-dome.co.jp/
入場料:入場は無料

2.白い恋人パーク


日本全国で知らない人はいないであろう北海道銘菓「白い恋人」。その白い恋人を製造する石屋製菓が運営するテーマパークが白い恋人パークです。

白い恋人パークでは、白い恋人が生産されている工場見学の他、クッキーやチョコレートなどのお菓子作り体験が出来たりと(いずれも有料)、家族やグループの思い出になりそうな体験がたくさんできます。

また、限定商品の販売や、店頭で色鮮やかなキャンディを作る「キャンディラボ」など、無料でも楽しめる施設があります。中庭ではたくさんの花が植えられており、夏場はローズガーデンでバラが咲き乱れます。写真を撮る楽しみも満載ですよ!

【行き方】
■地下鉄東西線 宮の沢駅4番出口から徒歩7分
(案内看板に従って進んでください)

白い恋人パーク
札幌市西区宮の沢2-2-11-36
TEL 011-666-1481(白い恋人パーク総合案内)
http://www.shiroikoibitopark.jp/
入場料:入場無料(工場見学は有料)

地下鉄とバスを使って行ける観光スポット

3.羊ヶ丘展望台


札幌のイメージといえば、「Boys, be ambitious.(少年よ、大志を抱け)」のクラーク博士像を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思いますが、その像があるのが羊ヶ丘展望台です。

北海道開拓の指導者を育てるため札幌農学校(現在の北海道大学)に来たクラーク博士を偲んで北海道大学に作られた胸像が有名になり、大学に観光客が押し寄せ、学業に影響が出るほどだったために、代わりに建てられたのが羊ヶ丘展望台にあるクラーク博士像なのだとか。
(北海道大学の胸像は今もちゃんとあります)

札幌市内を一望できる展望台と、四季折々に変わる周囲の風景もすばらしい場所ですので、札幌に来たら是非一度は訪れてほしいスポットです。

【行き方】
■地下鉄東豊線 福住駅下車 (福住バスターミナルへは、3番出口が最寄りです)
福住駅バスターミナル【4番のりば】
羊ヶ丘展望台行き(福84・羊ヶ丘線)約10分(※夏季のみ運行)
バス運賃:大人210円

さっぽろ羊ヶ丘展望台
札幌市豊平区羊ケ丘1番地
TEL 011-851-3080
営業時間:9:00-17:00
入場料:大人530円

こちらの記事もあわせてご覧ください!
【羊ヶ丘展望台|札幌に行くなら欠かせない観光スポットの魅力】

▼▼定額で約20の観光スポットに入場できるお得な観光パス♪/1日券1,980円▼▼
▼▼羊ヶ丘展望台・オリンピックミュージアムにも入場できる♪▼▼

4.芸術の森美術館


札幌市南区にある「札幌芸術の森美術館」は、札幌市民がよく行くアートスポット。美術館を取り囲む敷地内すべてが芸術的です。

絵画・写真の展覧会の他、自然の中にたたずむ彫刻が不思議な世界を作り出す野外美術館など、園内では常に様々なイベントが行われており、多くの市民や美術を学ぶ学生が訪れたりと、札幌の文化芸術の発信地となっています。

自分でものづくりを楽しむことの出来るワークショップや、おいしいビュッフェを提供するレストランやカフェもあるので、1日中くつろぐことができますよ。

【行き方】
かなり郊外にあるため、札幌中心部からは通常50分程度かかります。
■地下鉄南北線 真駒内(まこまない)駅下車
中央バス2番乗り場【空沼線・滝野線】に乗車
「芸術の森入口」または「芸術の森センター」で下車 約15分
2番乗り場発の中央バスは、全て「芸術の森入口」に停まります。
バス運賃:大人290円

こちらの記事もあわせてどうぞ
【”札幌芸術の森”の楽しみ方|豊かな自然とアートを満喫する】

札幌芸術の森美術館
札幌市南区芸術の森2丁目75番地
TEL:011-592-5111(代表)
入場料:入園は無料

5.モエレ沼公園

もうひとつ、札幌のアーティスティックな公園といえば「モエレ沼公園」。

彫刻家のイサム・ノグチが設計したことで国内外から注目されている公園です。

元はゴミ処理場だったという広大な園内には、イサム・ノグチが設計したアート作品が自然と融合した不思議な空間が広がっています。単に見るだけではなく、触れたり遊んだりできるので、きっと好奇心を刺激されること間違いなしですよ。

芸術的価値があるというだけでなく、夏は水遊び、冬は雪遊びと、札幌市民の活動と憩いの場にもなっています。天気のいい日にピクニックを兼ねて行ってみたいですね。

【行き方】
■地下鉄東豊線 環状通東駅下車
中央バス 東69「あいの里教育大駅」行き
中央バス 東79「中沼小学校通」行き
「モエレ沼公園東口」にて下車

■地下鉄南北線 北34条駅
■地下鉄東豊線 環状通東駅
東76「中沼小学校通」行き
「モエレ沼公園西口」にて下車
※同じバスで「サッポロさとらんど」にもアクセス可
バス運賃:210円

こちらの記事もあわせてどうぞ
【札幌市郊外で自然とアートを楽しめる、モエレ沼公園へ遊びに行こう!】

モエレ沼公園
札幌市東区モエレ沼公園1-1
Tel: 011-790-1231
入場料:無料

6.北海道開拓の村

北海道開拓の村
北海道は大変な開拓時代を経て今の姿があります。北海道開拓の村はその開拓時代を、明治から昭和初期にかけての建物を復元・移築して再現した野外博物館です。

一歩足を踏み入れると、100年以上前の生活をさまざまな店や住宅から垣間見ることが出来ます。住宅地を抜けると漁村が現れたり、本当にひとつの村があるようです。当時使っていた道具なども展示してあり、しばらくいると自分も村人になったような感覚になってきます。

月ごとにたくさんのイベントが行われており、昔の遊具を作ったり、蚕の飼育を見ることが出来たり、道産子馬がひく馬車にも乗れたりと、思っている以上に遊べますので、北海道のことをもうちょっと知りたいな、と思っている方やファミリーにもおすすめのスポットです!

【行き方】
■地下鉄東西線新さっぽろ駅から新札幌バスターミナルへ移動
新札幌バスターミナルへ北レーン:10乗り場
JR北海道バス【新22「開拓の村」】行き乗車 約15分
バス運賃:大人210円
※同じバスで「北海道博物館」にもアクセス可

こちらの記事もあわせてご覧ください
【家族三世代で楽しめる!北海道開拓の村を散策しよう】

北海道開拓の村
札幌市厚別区厚別町小野幌50番地1
TEL 011-898-2692(代表)
営業時間:5月〜9月/ 9:00〜17:00(入場16:30まで) 無休
10月〜4月/9:00〜16:30(入場16:00まで)月曜定休(祝日・振替休日の場合は、翌日)
12/29〜1/3 休村
※さっぽろ雪まつり期間の月曜日は開村
入場料:大人800円

7.滝野すずらん丘陵公園

滝野すずらん丘陵公園は、北海道で唯一の国営公園。花や森、そして1年を通してさまざまなアクティビティが楽しめる公園です。

滝野すずらん丘陵公園

滝野すずらん丘陵公園の特徴はなんといってもこどもが楽しい遊具がいっぱいあること。目いっぱい体を使って遊ぶことが出来ます。もちろん大人が楽しめるガーデンや、釣り体験もできる家族みんなで楽しめる公園です。

また、この公園には日本の滝100選にも選ばれている「アシリベツの滝」があります。アシリベツの滝がある「渓流ゾーン」は、他にも美しい滝を見ることができ、心癒される散策ができます。バス停からはちょっと遠いですが、お散歩がてら行ってみる価値はあると思いますよ!

【行き方】
■地下鉄東豊線「福住駅」下車
福住バスターミナル6番乗り場から
中央バス 福87 「すずらん公園東口」下車
バス料金:620円(乗車約65分)

■地下鉄南北線 「真駒内駅」下車
中央バス 滝野線 真106 「すずらん公園東口」下車
バス料金:440円(乗車約50分)

こちらの記事もあわせてご覧ください
【道内唯一の国営公園!滝野すずらん丘陵公園を親子で楽しもう|札幌市】

国営滝野すずらん丘陵公園
札幌市南区滝野247
TEL 011-592-3333
4月20日~5月31日 9:00~17:00
6月1日~8月31日 9:00~18:00
9月1日~11月10日 9:00~17:00
12月23日~3月31日 9:00~16:00
入場料 大人450円

8.札幌オリンピックミュージアム

札幌オリンピックミュージアムは、大倉山ジャンプ競技場の敷地内にあり、1972年に行われた札幌冬季オリンピックにかかわる資料や、オリンピック・パラリンピックの歴史などを学べる体験型の博物館です。

前身の「札幌ウィンタースポーツミュージアム」から、改装を経て現在の姿になりました。オリンピック開催地ならではの施設ですね。

ここでは、札幌オリンピック開催時の資料、当時の札幌の状況や、ウィンタースポーツにまつわる資料や競技用具がたくさん展示され、スポーツ好きな方には興味深い資料がたくさんあると思います。

また、1階の体験ブースでは、ボブスレーやスキージャンプのシミュレーション、アイスホッケーのキーパー体験など、大人も子供も楽しめる展示がたくさんあり、ついつい夢中になってしまいます。ここにくれば、次のオリンピックを今までより楽しめるようになりますよ!

【行き方】
■地下鉄東西線 円山公園駅下車 ⇒ 2番出口から円山バスターミナルへ
円山バスターミナルからJR北海道バス「円14荒井山線」約10分
「大倉山競技場入口」下車 徒歩約10分
バス料金:210円

札幌オリンピックミュージアム
札幌市中央区宮の森1274番地
TEL. 011-641-8585(総合案内)
営業時間:5月1日~10月31日/9:00〜18:00
11月1日~翌4月30日/9:30〜17:00
入場料:大人600円

観光地をお得にめぐる!さっぽろセレクト

「さっぽろセレクト」は、札幌市内の観光施設をお得に利用できるチケットです。

このチケットを購入すると、指定の観光施設の中から3ヶ所まで利用することができ、どの施設を選んでも入場料がお得になる仕組みになっています。

チケットはJR駅構内の観光案内所の他、チケットで利用できる各観光施設で購入でき、数日にわけて使ってもOKです。3枚つづりとなっていて、観光地のスタッフに切り取ってもらい使用します(自分で切り離すと、無効となってしまうそうです)。

もいわ山ロープウェイと2施設のAコース(3,000円)、3施設を選ぶBコース(1,700円)の2種類あり、たとえばBコースで羊ヶ丘展望台(入場料520円)、開拓の村(800円)、オリンピックミュージアム(600円)の3ヶ所をまわると、通常より570円オトクに見学できます。

複数の施設に行く予定がある方はチェックしてみてくださいね。

お得だねチケット「さっぽろセレクト」
http://www.sapporoselect.jp/index.php
※2022年9月26日(月)~2023年1月下旬まで「北海道さっぽろ観光案内所」でのチケットの販売は休止させていただきます。

おわりに

以上、地下鉄とバスで行ける札幌市郊外の観光スポットをまとめてご紹介しました。

少し郊外に行けば、札幌が都会ながら豊かな自然に恵まれた土地だということが、より感じられると思います。

何度も札幌に来ている北海道外の方はもちろん、名前は知っているけど行ったことがない…という道内の方も、是非行ってみてくださいね。

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