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札幌市郊外で自然とアートを楽しめる、モエレ沼公園へ遊びに行こう!

エリア
札幌・定山渓
投稿日
最終更新日:2019年2月26日
札幌市郊外には、世界的彫刻家「イサム・ノグチ」が作ったアートな公園「モエレ沼公園」があります。
約1.89k㎡という広大な敷地の園内には、イサム・ノグチのアート作品や巨大なオブジェが点在しています。

「全体をひとつの彫刻作品とする」

というコンセプトのもと、敷地すべてがアート作品という壮大な計画により、23年という歳月をかけて2005年に完成しました。

春には桜、夏には水遊びや噴水、秋の紅葉、冬のスキーやソリ遊びなど、四季を通じて楽しめる北海道らしい自然とアートが調和した穴場の観光スポットです。

ここでは、四季折々の表情を見せるモエレ沼公園の魅力を、イサム・ノグチのアートとともにご紹介いたします。

1・モエレ沼公園とは?

モエレ公園 空撮

札幌の市街地を公園や緑地の帯でぐるっと囲む「環状グリーンベルト構想」の拠点公園として誕生した公園が「モエレ沼公園」です。
ここはもともと札幌市のゴミ処理場で、270万tにもおよぶ廃棄物を埋め立てた後に造成されて作られました。

東京ドーム約40個分にもなる広大な敷地には、イサム・ノグチのアート作品がちりばめられており、訪れた人々が作品に触れたり感じたりすることができるというコンセプトになっています。

園内をすべて歩くと数時間はかかってしまう広さのため、レンタサイクルの貸し出しがあるのも嬉しいところです。
園内を回るルートマップを配布しているため、これを参考に散策するのがオススメです。

2・ガラスのピラミッド “HIDAMARI”

モエレ公園 ガラスのピラミッド “HIDAMARI”

モエレ沼公園を象徴するモニュメントとしてそびえる、ガラスのピラミッド “HIDAMARI” 。

ピラミッドという名前ですが、見る角度を変えるとエジプトにあるような四角錐ではないことに気が付きます。

モエレ公園 ガラスのピラミッド “HIDAMARI”ライトアップ

このピラミッドの館内にはギャラリー、ショップ、レストランなどが入っており、週末にはイベントや展覧会なども開かれることがあります。

モエレ公園 ガラスのピラミッド “HIDAMARI” 室内

全体がガラスということもあり、外の景色と一体となった北海道らしい景観が魅力です。

3・海の噴水

モエレ公園 海の噴水

モエレ沼公園の中央にある巨大な噴水が「海の噴水」です。

巨大な噴水といっても札幌の大通公園にあるようなものとは桁違いに大きく、直径48m、最大水量1,800t、最大25mまで噴き上がるというダイナミックな噴水です。

春から秋にかけて1日3~4回、40分のロングプログラムと15分のショートプログラムが組まれ運転されています。

間欠泉のように盛大に噴き上がる様や、生命の誕生や宇宙を表現した噴水のアートは必見です。

モエレ公園 海の噴水 ライトアップ

夜には噴水がライトアップされ、昼とはまた違った表情を見せる“光と水のアート”はデートにもオススメです。
(運転期間)2019年4月27日[土曜日]-10月20日[日曜日] ※悪天候時には運転を停止することがあります。

タイムテーブル

4~5月 平 日 10:30 – 10:45 13:15 – 13:55 16:00 – 16:15
土日祝 10:30 – 10:45 13:15 – 13:55 16:00 – 16:15 18:30 – 18:45*
6~8月 平日/土日祝 10:30 – 10:45 13:15 – 13:55 16:00 – 16:15 19:15 – 19:55*
9~10月 平日/土日祝 10:30 – 10:45 13:15 – 13:55 16:00 – 16:15 18:30 – 18:45 *

※はライトアップ

4・サクラの森

モエレ公園 サクラの森

春には約2,300本の桜が咲き誇るサクラの森。その木々に隠されるように7つの遊具エリアが設置されています。

モエレ公園 サクラの森

もちろん遊具もイサム・ノグチがデザインしたもので、全部で126基ある遊具はどれもカラフルで多彩な形をしています。

モエレ公園 サクラの森

子どもたちの創造性を呼び起こすユニークな形状の遊具が並びます。

モエレ公園 サクラの森

「大人の世界ではなく、背丈90cmの人間が走り回る世界です。

モエレ公園 サクラの森

僕が創造したものを子どもに発見してもらいたい。原始、人がそうしたように子どもにも直接向き合ってもらいたいのです。」

というイサム・ノグチの言葉にあるように、冒険心や好奇心のそそられる遊具エリアになっています。

モエレ公園 サクラの森

5・モエレビーチ

モエレ公園 モエレビーチ

海辺をイメージして作られたのが水遊び場「モエレビーチ」です。
すり鉢状の池には3か所の噴き出し口があり、そこから溢れる水の波紋もまるでアート作品のようです。

最大で45cmしかない浅いビーチのため、子どもを安心して遊ばせることができます。
夏になると大勢の子どもたちが集まる子どもに人気のスポットです。

(開放期間)2019年 6月15日[土曜日]- 9月4日[水曜日]10:00-16:00

6・プレイマウンテン

モエレ公園 プレイマウンテン

古代遺跡のような雰囲気の「プレイマウンテン」は、高さ30mの巨大な大地の彫刻です。
イサム・ノグチが長年温めてきた構想 “遊び山“ をこのモエレ沼公園で実現しました。

「大地に直接作品を彫り込む」というコンセプトのもとに作られており、南西側の斜面は瀬戸内海に浮かぶ犬島から運んできた花崗岩を積み上げた構造になっていて石段は99段もあります。

北東側から見ると、こちらは緑の斜面に一本の白い道が山の頂上に向かって緩やかに伸びており、ついつい山頂に登りたくなる不思議な感覚にいざなわれます。

山頂からは園内を見渡せる雄大な景色を楽しむことができます。

7・モエレ山

モエレ公園 モエレ山

モエレ沼公園で最大の造形物が「モエレ山」です。
この山は不燃ゴミと公共残土を積み上げて作られた人口の山ですが、人工物とは思えないほどの規模です。

登り口は山肌を回遊するものと一直線の階段のものがあり、山頂へは10分ほどで登ることができます。

モエレ公園 モエレ山

山の頂上は札幌市内を見渡せる展望台になっており、冬にはスキーやソリを楽しむことができるため、冬でも人気のスポットになっています。

<おわりに>

モエレ公園

モエレ沼公園には、ここで取り上げた以外にも「テトラマウンド」や「ミュージックシェル」、「アクアプラザ」など様々なアート作品や構造物があります。

ここへ来るとその広さからあっという間に時間が過ぎてしまいます。

広大な敷地とゆったりとした時間の流れる空間、そして五感で感じるアート作品を楽しめる贅沢な施設です。

モエレ公園

春夏秋冬と四季を通じて楽しめる公園ですが、一番のオススメは夏の青空が広がる日に来園するのがベストです。
ここに来ただけで北海道を満喫した感じに浸ることのできる不思議な公園です。

ぜひ北海道観光に来た際には、時間の許す限りモエレ沼公園にも訪れてみてはいかがでしょうか。

【 モエレ沼公園 】
住  所:北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
電話番号:0167-39-2345
札幌市内中心部より車で約30分
地下鉄環状通東駅より路線バスで約25分
営業時間:<ゲート開放時間>
東入口ゲート:7時~22時(入場は21時まで)
西入口ゲート:7時~19時(4月20日~11月20日)
南入口ゲート:7時~19時(4月16日~11月20日)※スポーツ施設の予約状況により早朝開放あり
入 場 料:無料
駐 車 場:無料
休 園 日:なし
U R L:http://moerenumapark.jp/

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