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夏のオホーツク・知床エリアを満喫!観光・イベント・みどころまとめ

エリア
北海道旅行が見つかる!北海道格安ツアーを検索・比較・予約
投稿日
最終更新日:2019年3月7日
北海道らしい雄大な風景と動植物に出会いたいと思うなら、世界自然遺産にも指定されている知床ははずせませんよね。

また冬の流氷で知られるオホーツクエリアは、おいしい魚介類がたくさん水揚げされる場所。旅先のグルメを楽しみたい方にとって魅力がたっぷりのエリアです。

今回はそんなオホーツク・知床エリアの夏を堪能するなら見逃せないおすすめスポット3つと、みじかい夏を楽しむ人々の活気が感じられるおすすめのイベント2つをご紹介します。

1.幻想的な景色「フレペの滝」

フレペの滝
最初にご紹介するのはたくさんの見どころがある知床半島の中でもとくに人気が高い、フレペの滝。
通常の滝は川の段差によってつくられるものですが、こちらの滝に流れ込む川はありません。

ではなぜ滝があるのかというと、海に面した崖の裂け目から地下水が流れ出ているため。知床連山に降った雪や雨が地中を通って流れ出ているので、ミネラル分をたっぷりとふくんでいるんですよ。

この栄養が知床の豊かな海をつくっているといわれています。

フレペの滝遊歩道
知床自然センターからこの幻想的な滝に向かう道は遊歩道となっているので、周辺の自然を観察しながら進むことができます。

片道歩いて20分なので、家族連れにも楽しめる道のりですよ。

この辺りは鹿がたくさん生息しているので、滝までの道のりで出会える確率が高いのだそう。また滝近くの展望台からは知床の海の広大な風景を見られますよ。

<フレペの滝>
住所:斜里郡斜里町遠音別村
TEL:0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
公式ホームページ:http://www.shiretoko.asia/furepe.html

2.エゾスカシユリが見事な「以久科原生花園」

以久科原生花園
草原や木々のトンネルをくぐり海にまで続く道がある、以久科原生花園。

名前に原生とつくように人の手によってつくられた花園ではなく、自然にはえている草花の美しさを観察できるスポットです。

先ほどのフレペの滝のように整備された遊歩道はありませんが、人が歩けるように草が刈りこまれているので、散策は楽にできます。

エゾスカシユリ
こちらで有名な花が画像のエゾスカシユリ。
ほかにも黄色の花が咲くエゾキスゲや、砂浜近くに群棲するハマナスなど、開花時期が近い花が多くあるので、野生の花々とはいえ見ごろには見事な景色を楽しめます。

大型の車もとめられる駐車場もあるので、ドライブの途中に立ち寄ってみるのもいいですね。

<以久科(いくしな)原生花園>
住所:斜里郡斜里町以久科北
TEL:0152-23-3131
開花時期:6月下旬~7月中旬

3.神様の湯の滝「カムイワッカ湯の滝」

カムイワッカ湯の滝
アイヌの言葉で「カムイ」とは神様のこと、そして「ワッカ」は水の意味をあらわします。

そのためこちらの滝は「神様の水」という名前。
こちらの滝の上流には、今も火山活動を続けている知床硫黄山があり、その中腹から流れ出る温泉が川となって流れ、段差がある部分で滝になっています。

カムイワッカ湯の滝2
外気温があたたかいとわかりづらいのですが、少し涼しいときにはこちらの画像のように滝全体が湯気に包まれます。

温泉が流れ落ちる滝を沢登りの要領で登るアクティビティも楽しめるので、夏には多くの観光客でにぎわうスポットです。

しかし初心者には滑落してしまう方も多いようなので、準備を入念にして事前に注意事項を確認しておきましょう。

<カムイワッカ湯の滝>
住所:斜里郡斜里町遠音別村
TEL:0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
利用期間:6月初旬~11月初旬頃まで
公式ホームページ:http://www.shiretoko.asia/kamuiwakka.html

4.知床の暑い夏「しれとこ斜里ねぷた」

しれとこ斜里ねぷた
ねぷたといえば、青森県弘前市で行われるお祭り。

なぜそのお祭りが遠く離れた北海道の斜里町で行われているかというと、1807年に幕府からロシア船警備を命じられた津軽藩の藩士が寒さと飢えから殉死してしまったことが発端です。

この藩士たちを慰霊するために1972年津軽藩士殉難慰霊碑がたてられました。その後1983年に斜里町と弘前市が友好都市となり、門外不出だった弘前ねぷたを斜里町に伝授。その年からお祭りが開かれています。

ねぷたの巡航にあわせて、弘前の特産品を販売しているので、勇壮なねぷた巡航だけでなく出店にも足を運んでみてくださいね。

<しれとこ斜里ねぷた>
開催場所:斜里町中心街
TEL:0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
開催期間:7月第4金・土曜
公式ホームページ:http://www.shiretoko.asia/list_event.html

5.みじかい夏を楽しむ「あばしりオホーツク夏まつり」

あばしりオホーツク夏まつり花火
北海道の夏はみじかいですが、道東に位置するオホーツク・知床エリアの夏はほか地域に比べてもあたたかい時期がみじかいのが特徴。

そのため夏を楽しもうとする地元の人々の熱気はすごいんですよ。そんな熱気を感じられるのが、あばしりオホーツク夏まつり。

こちらのお祭りで圧巻なのは花火大会です。港町らしく防波堤から花火を打ち上げるため、大きな尺玉も多く登場します。周りを水に囲まれている立地だからこその大迫力。
あばしりオホーツク夏まつり
こちらは流氷おどりの一場面で、市民約1000人が踊りに参加するのだそう。このほかにも思い思いの衣装を着て踊るあばしり流氷乱舞も見ごたえたっぷりです。

<あばしりオホーツク夏まつり>
開催場所:網走市街、道の駅流氷街道網走
TEL:0152-43-3031(あばしりオホーツク夏まつり実行委員会)
開催期間:7月第4木~日曜
公式ホームページ:http://www.cci.knc.ne.jp/summer-festival/index.html

6.オホーツク・知床の夏の気候と服装は?

気候・服装イメージ
夏とはいえオホーツク・知床エリアは北海道の中でも冷涼な地域。

8月の平均の最高気温は例年25℃くらいなのですが、土地柄フェーン現象などで一気に気温が上がってしまうこともあります。

天気予報で最新の情報を得ながら、調節がきく服装の準備をしていきましょう。

おわりに

オホーツク・知床エリアに夏に行くのであれば、見逃せないスポットとイベントをご紹介しました。

このエリアの夏は期間がみじかいからか、ぎゅっと魅力がつまっています。ぜひ今回の内容をご参考に楽しい旅を企画してみてくださいね。

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