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知床半島の付け根にある秘湯!知る人ぞ知る「川北温泉」へいってみた

エリア
網走・北見・知床
投稿日
最終更新日:2021年11月12日
知床半島の付け根付近、標津町の山中にある「川北温泉」に行ってきました。

荒れた山道の先にある川北温泉は、看板も脱衣所も休憩所もボロボロだけど、湯船は妙に整っていて、そこに満ちた湯はあっつあつのパワフルな湯でした。

1.川北温泉~廃業した保養所、湯船だけが残った~

川北温泉

海岸線から高山帯まで一続き、手付かずの自然が根付いている北海道「知床半島」。
知床五湖ハイキングや知床遊覧船など、雄大な自然を思いっきり味わえるのが醍醐味ですが、その一方で密かにオススメしたいスポットが「秘湯」です。
知床半島 羅臼岳
羅臼岳(らうすだけ)を主峰とする知床連山は、火山活動によって形成された山々。その山麓には、源泉掛け流しのお湯がコンコンと湧き出ているポイントがあります。

羅臼にある「熊の湯」や海を眺められる「相泊(あいどまり)温泉」など、一般的に有名なお湯も多いですが、今回紹介したいのは、知床半島の付け根に位置する「川北(かわきた)温泉」。
元々、昭和47年〜55年まで、川北温泉町民保養所があったのですが、廃業して以後は、その湯船だけが残り、秘湯として知られるようなりました。

2.川北温泉へのアクセスは?

川北温泉 アクセス
知床の標津町と斜里町をつなぐ国道244号線。その途中、金山の滝近くでゲートから林道へ入ります。『川北温泉 5km』という看板が目印です。

※地図をズームすると温泉へ続く林道が見えます。

熊にでも遭遇するのではないか?というほど野趣に富んだ道。ガタガタと未舗装の道を、ゆっくりと車で進んでいきます。

この道は冬季の積雪以外に、大雨で通行止めになってしまう事もあるそうです。

途中には、あと何kmかわかるように看板が出てきますが、たどり着くまでとても長く感じられるはず。

私も、本当にこの先に温泉があるのか、正直不安になりました(笑)

川北温泉 脱衣場
道の終点まで行くと、なんだか施設らしい建物が!

車で運転してきただけなのに、「ようやく川北温泉に着いた…!!」と、少し達成感を感じられます。それほどまでに隔絶された秘湯の趣です。

周囲には、他にも車が数台。こんな場所まで温泉へ入りに来る人が、自分以外にもいることに少し驚きつつ、早速湯船に向かいました。

3.隔絶した自然に囲まれる「川北温泉」

川北温泉
温泉は男女別に露天風呂が一つずつ。脱衣所も男女ごとに分かれていて、中は脱衣籠とそれを置くための棚もあります。

こういった野湯(やゆ)と呼ばれる秘湯は、脱衣所がなく混浴のところも多いです。女性の方も利用できるのが嬉しいですね。
※野湯・・・自然の中に存在する温泉が自噴しており、かつその源泉を利用した商業施設が存在しない場所のこと

また何より入浴料が無料なのも、ありがたい限りです。それでは地元の方に感謝しつつ、入湯!

泉質は食塩硫化水素泉。

源泉温度は約60度。白濁色のお湯が特徴と言えるでしょう。源泉のままではさすがに熱すぎて入れないので、ホースで引いている水で調整します。

川北温泉
それでもお湯に入ると、しびれるような湯加減。思わず「熱っ!」と声が出てしまいますが、だんだんと慣れていきました。

誰もいない自然の中で、清流や鳥のさえずりに耳を傾け、木々の葉が揺られるのを眺めながら、ゆったりとお湯に浸かるのは至福のひととき。

硫黄の香りや、とろりとした肌触りも、とても気持ちが良かったです!

なお一緒に入浴していた地元の方の話によれば、冬の時期には、雪道走行用の改造を施してバイクで訪れる猛者もいるよう。こうした旅先ならではのコミュニケーションも楽しいですね。

川北温泉

住所
北海道標津郡標津町川北
備考
入浴料無料・年中無休・24時間利用可能。ただし冬季は積雪により林道は通行不可

日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平

1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。

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