きたみ菊祭りで菊人形に目を奪われる!秋を感じる菊の魅力
- 網走・北見・知床
- 最終更新日:2020年2月10日
菊と一言で言っても種類は様々。
スッと一本思わず見惚れてしまう大菊や、かわいい小菊など普段見ることができない種類の菊が色とりどりに展示されています。
今回は、そんな「きたみ菊まつり」の魅力をご紹介していきます!
1. 見たこともない菊が勢ぞろい
菊の花で出来たアーチをくぐり抜けると、ビニールハウスがいくつか並んでいます。
菊まつりは花のおまつりのため、寒さに強い対策がなされているんです。
会場に入った途端、いい匂いとともに目に入るのは色とりどりの菊。
「これ、全部菊なの?」と思うくらい色や形が様々に美しく咲いています。
私もそうでしたが、初めて見る人はその種類の多さに驚きを隠せません。
2. 菊まつりの歴史
菊まつりの始まりは第二次世界大戦直後の昭和28年に商工会議所で第1回菊まつりが開催されました。
その後も次第に規模が大きくなり、菊花コンクールのほか様々なコーナーが出来上がるほどに。
今では秋の北見を代表するおまつりになりました。
3. 菊花コンクール
北見駅と菊まつり会場をむすぶみんとロードでは、菊花コンクールが開かれています。
この日の為にオホーツク管内から1,500作品もの天塩にかけた菊の花が出品。
盆栽型の菊や、まっすぐに伸びた大菊厚物などが賞を競い合う姿は凛とした静かさの中にも熱い想いが込められているようです。
そのほか菊で作られたオブジェもあり、おまつりに訪れた人が思い思いに撮影を楽しんでいます。
今年は大きなハートとキティちゃん。
みんとロードからは線路を望むことができるので、汽車を入れて撮影するのもフォトジェニックです!
4. 菊まつりのメイン
菊まつり会場に入ると菊の花を身にまとった菊人形がお出迎えしてくれます。
これは、北見菊人形着付会の方々の作品。
毎年NHK大河ドラマをテーマに制作しています。
今年は西郷どんをテーマに、女性はカラフルに。
男性には凛とした雰囲気を感じる、菊の花でできた着物を身にまとっています。
北海道開基150年を記念して作られたアイヌの女性の人形には、薄荷の葉と小菊で可愛らしく飾られていました。
その時々のネタをテーマに菊人形が変化するのも、楽しみの一つですね。
5. ファンシーな菊人形
菊人形の中には、ファンシーなパンダもいます。
菊の花でパンダを表現しているというこの不思議さは、遠くから眺めても楽しめます。
じっさい「菊人形は怖い!」と思う子供でさえも、パンダには近寄っていく姿をたくさん見ましたよ。
6. おすすめの限定商品はコレ!
きたみ物産展では、菊まつり内でしか手に入らないものも数多く販売されています。
今回はその中でも、特にレアな2つをご紹介!
まずは、薄荷樹氷などで有名な山樹氷社が、限定で発売している「菊人形」というお菓子。
このお菓子は、白花豆を様々な味でコーティング。
どれも美味しいのですが、オススメはゴマきなこと抹茶です。
淹れたての緑茶にとてもあう上品な味で、ついつい手が進みます。
さらにこちらはドーナツバージョン。
「ドーナツにハッカ?」と思いますが、実はとても合うんです。ほのかに香るのは、ハッカの香り。
食べると程よい清涼感と食べ応えのある白花豆入りのドーナツは、コーヒーにとてもよく合います。
そして、毎年人気なのが菊花天丼。
なんと!食用菊を一輪丸ごと天ぷらにしています!
それを聞きつけて、さっそく注文。
本当に一輪入っていました。
注文を受けてから揚げてくれるので、サックサク。
甘辛いたれと相まって、ペロリと完食です。
7. おわりに
こんなにもたくさんの菊の花に出会えるお祭りは、きっと全国的にも珍しいハズ。
会場いっぱい埋め尽くしている色とりどりの菊の花は、目にも楽しませてくれます。
毎年テーマが変わる菊人形やおいしいものに出会いに来てみませんか?
日程:10月下旬
会場:北見市泉町1丁目3-22
北見駅南多目的広場(北見芸術文化ホール前)・みんとロード
時間: 10:00〜16:00
入場料:無料
アクセス:JR北見駅より徒歩3分
お問い合わせ:0157-25-1244(菊祭り実行委員会)
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