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斜里温泉 湯元館 宿泊体験記|とろとろのモール泉と、温泉付きコテージ・ピラガヒルズを満喫してきました

エリア
網走・北見・知床
投稿日
最終更新日:2023年1月18日
知床半島のお膝元・斜里。国内有数のモール泉質の温泉が味わえると、秘湯マニアに愛されているお宿があります。名前は「斜里温泉 湯元館」。今回、話題の温泉付きコテージ・ピラガヒルズに宿泊してきたので、レポートしたいと思います。

●モール泉とは?

斜里温泉 湯元館

モールという語源は、ドイツ語の泥炭 (Moor)に由来しており、モール泉は植物生の腐植物を含んだ温泉です。国内では非常に珍しい泉質。北海道帯広市の十勝川温泉が有名ですが、実は知床斜里にも湧出しています。

●温泉マニアに愛される。斜里温泉 湯元館

斜里温泉 湯元館
斜里から車で約5分。開けた畑の一角に、お宿は位置しています。外観は昔ながらの湯治宿らしい風情ある佇まいです。

斜里温泉 湯元館の温泉は、男女とも第1浴場と第2浴場の二つ。日帰りの利用は7時〜20時ですが、宿泊をするお客さんだけ24時間何度でも入浴可能です。
斜里温泉 湯元館
2名の宿泊料金は本館5,000円/人、ピラガヒルズ(温泉付きコテージ)は7,500円。ともに素泊まりが基本ですが、朝夕食を別料金でお願いすることもできます。(詳細は斜里温泉 湯元館HPご参照)

●斜里温泉名物の岩風呂(男湯第1浴場)

斜里温泉 湯元館.
チェックインしたら早速大浴場へ。まずは秘湯マニアの間でも有名な、男湯の第1浴場である岩風呂へ入ってきました。

円形に作られた浴槽に、源泉掛け流しでこんこんと供給されるモール泉。赤ワイン色のお湯と、たくさん浮いている湯の花が特徴です。ぬるぬるとした肌触りを楽しみ、肩まで浸かれば油のような匂いで鼻腔が満たされます。
斜里温泉 湯元館
少し入っただけでポカポカになり、いつまでも熱が冷めません。滞在中は、一度に長時間入るのではなく、複数回入るのがオススメです。

さらにモール泉の濃い第2浴場へ
斜里温泉 湯元館
第1浴場よりさらにモール泉が濃いと言われるのが第2浴場です。こちらは赤を超えて、黒いお湯。温泉にふれる部分の浴槽の色が変わっている点も、温泉の濃さを物語っています。

ひとたびお湯に入ると、思わず溢れる吐息。身体にパワーが流れ込んでくる気がしました。泥湯の匂いも一段と濃く、今まで入ったことのない極上湯です。

●モール泉の内風呂付き!ピラガヒルズに泊まってみました

斜里温泉 湯元館
ピラガヒルズはモール泉の内風呂付きコテージです。斜視温泉 湯元館の本館から徒歩すぐの場所にあり、車で乗り付けることが可能です。
斜里温泉 湯元館
設備は昔ながらのキャンプ場のコテージという雰囲気。冷暖房はなく、夏には扇風機が備え付けてあります。
※2019年リニューアルした本館客室にはストーブ・扇風機あり!

バスタオル、フェイスタオル、歯ブラシといったアメニティは一通り揃っており、ガスや電気についても使用できます。
斜里温泉 湯元館
特に夕方、大浴場が混む時間帯には、こちらのピラガヒルズの内風呂でゆったりとモール泉を満喫しましょう。植物性のまろやかなお湯は本当に気持ちがいいですよ!

●早朝の風景にも感動!

斜里温泉 湯元館
最後に斜里温泉 湯元館のロケーションについてですが、斜里岳や知床連山を見渡す場所に位置しています。そのため早朝、日の出で色づく山並みに感動すること間違いなし。

温泉はもちろんのこと、きっと斜里温泉 湯元館で過ごす時間は北海道旅行に忘れられない思い出を作ってくれますよ。

斜里温泉 湯元館

住所
北海道斜里郡斜里町西町13-11
TEL
0152-23-3486
イン/アウト
15:00~19:00/9:00
HP
http://www.yumotokan.info/onsen/yurai.html

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日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平

1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。

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