異国情緒漂う、ラベンダーの絶景!上富良野「日の出公園」へ
- 富良野・美瑛・トマム
- 最終更新日:2023年9月14日
そんな「日の出公園」。上富良野でもいち早くラベンダーが植えられた由緒正しい公園ですが、近年は公園へ上がる専用道路や、綺麗な展望台も整備され、ますます注目を集めているスポットです。
1.人気の理由は、高台から望む圧巻のラベンダー
「日の出公園」があるのは、上富良野町の緩やかな丘陵地。十勝連峰の山裾、町を一望する高台に位置しています。
そのため展望台の上から眺めれば、ラベンダー畑が大スケールで展開!夏の北海道らしいのどかな風景に組み合わさる紫色に、ひたすら目を奪われるでしょう。
この絶景を求めて、ラベンダーが最盛期を迎える7月には、多くのお客さんが訪れます。
2.「日の出公園」の密かな見所と撮影ポイント
それでは「日の出公園」の密かな見所と撮影ポイントを簡単にご紹介していきます。
まずひたすら見応えがあるのが、ラベンダーを上から俯瞰する構図です。ラベンダーを画面の2/3ほど、いっぱいに収めればメリハリのついた写真が撮れますよ!
その一方で、個人的にイチオシな撮影ポイントが、この下側の区画です。
ラベンダー畑に立つ1本の木や、赤い屋根の小屋がとても絵になります。一歩一歩小径を進んでいくと、まるで物語の中に迷い込んだよう。
そして、そんな下側の区画から空を見上げる構図も素晴らしいです。夏になると湧き立つようなドラマチックな雲が、絶妙な共演をしてくれます。
まさに夏というシーズンを象徴するような、臨場感のある写真を撮ることができますよ!
一面紫色のラベンダーの中には、珍しい白色のものも!ポツンと一株、可愛らしく咲いていました。
鮮やかなラベンダーに囲まれるからこそ、その存在感が引き立ちますね。
丘の上には、北海道らしい牧草ロールの風景も見られました!
美しいラベンダーだけでなく、素朴な農村景観とのコラボレーションが「日の出公園」の密かな魅力です。
十勝岳を見渡すロケーションの「日の出公園」ですが、実はその反対側には夕張山地の雄大な山々を望むこともできます。
写真の尖った山頂は、芦別岳(あしべつだけ)。北海道のマッターホルンと呼ばれる秀峰です。
3.恋人の聖地として、フォトウェディングが大人気に!
美しいラベンダーの風景が広がる「日の出公園」には、真っ白なアーチ型の「愛の鐘」と呼ばれるモニュメントが設置されています。
この鐘をついて通過したカップルは、恋愛が成就すると言われており、特に若者の間で高い人気を誇っています。
また、結婚式を彷彿させるようなシチュエーションは、いつしかSNSで話題を呼び、近年はフォトウェディングスポットしても有名になりました。
ラベンダー最盛期には、ロケーション撮影をするカップルが日常風景です。
4.時期限定の絶景「日の出公園」を訪れよう
上富良野が誇る絶景スポット「日の出公園」。ラベンダーが見頃を迎えるのは、7月の約1ヶ月間と短いですが、遠方からでも訪れるほどの価値がある絶景を見ることができますよ!
見渡す限り、美しい紫のラベンダー畑。涼しい風が吹き、ラベンダーが揺られる姿には、いつまでも目を奪われてしまうでしょう。
周囲にはファーム富田や青い池など、北海道屈指の観光地も多く点在しているので、ぜひ一緒にぐるっと回ってみてはいかが?
- 住所
- 北海道空知郡上富良野町東1線北27号
- 備考
- 期間:5月中旬~10月中旬
日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。
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