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サウナーの北の聖地「吹上温泉 白銀荘」サウナからの雪ダイブ、そして温泉&外気浴を楽しむ

エリア
富良野・美瑛・トマム
投稿日
最終更新日:2023年1月30日
サウナ・水風呂・外気浴を繰り返し、ととのう瞬間を愛する”サウナー”の間で有名なサウナが北海道の十勝連峰の山麓に存在します。その場所とは、「吹上温泉保養センター 白銀荘(以後、白銀荘と省略)」。テレビ番組『マツコの知らない世界』で放送されてから、サウナーの北の聖地として一躍知られるようになりました。北海道の高所ならではのサウナの楽しみ方をご紹介します。

・サウナ界のラスボス!?サウナー北の聖地「白銀荘」

雪 サウナ
「白銀荘」が位置しているのは、上富良野から道道966号線を上がった標高約1000mの場所。本州の標高3000m級の気候に匹敵する十勝連峰の山腹に位置しており、11月〜3月まで長い冬に閉ざされます。そんな隔絶した場所に一軒だけある温泉施設が「白銀荘」です。大人¥700日帰りで利用できるほか、電話予約をすれば宿泊することもできます。
※入場料は2023年1月時点での価格です

・ロウリュも楽しめる!クオリティの高いドライサウナ

白銀荘 サウナ
源泉掛け流しの温泉はもちろんのこと、白銀荘の魅力は、大浴場に備え付けられたサウナにあります。7人座れるサウナの温度は90度ほど。木の香りも心地よく、カラッとした高温で、しっかりと汗をかけるドライサウナです。

そんな「白銀荘」のサウナでは、ロウリュと呼ばれる入浴法を楽しめます。熱したサウナストーンに水をかけて高温の水蒸気を発生させる入浴法です。じわじわと汗をかいて最後に一気に体感温度をあげるのもよし。最初からがっつりロウリュを楽しむのもよし。

・サウナ後は水風呂でなく雪上ダイブ!そして温泉・外気浴へ

白銀荘 雪見風呂
通常、サウナの後は水風呂が定番ですが、「白銀荘」では水風呂の代わりに雪ダイブをするのがおすすめ。露天風呂の周囲にはかなりの雪が積もり、冬季にはダイブし放題です。ほかほかの状態で飛び込むと、少し痛いくらいキンキンに冷たいのですが、これが病みつきになること間違いなし。※心臓が弱い方はご注意ください。

そしてそのまま露天風呂に入って再度身体を温めた後、隔絶された自然の中で外気浴も楽しめます。ドバドバと注がれる温泉を目と耳で感じられる、外気浴の時間も極上です。サウナ→雪ダイブ→露天風呂→外気浴という、「白銀荘」ならではのセットを1〜2回繰り返すだけで、すっかり”ととのう”感覚に。あまりの心地よさに、筆者も気づいたら3時間ほど大浴場で過ごしてしまいました。

・さらに非日常を楽しみたい方は、吹上温泉露天風呂へ

吹上温泉露天風呂
サ活(サウナを楽しむ活動)とは少し変わりますが、雪ダイブできるスポットがもう一つ存在します。それが「吹上温泉露天風呂」です。いわゆる無料で利用できる野湯なのですが、その一角に温度の高い岩風呂があります。ここに入ってからの雪ダイブも、かなり刺激的ですが、最高ですよ。車ですぐの場所に位置しているので、ぜひサウナー北の聖地「白銀荘」から、はしごしてみてはいかがでしょうか。

吹上温泉 保養センター 白銀荘

住所
北海道空知郡上富良野町吹上温泉
TEL
0167-45-4126
HP
http://kamifurano-hokkaido.com/
営業時間
10:00~22:00(最終入場21:00)
備考
関連記事:人気の秘湯へ行ってみた|十勝岳の吹上露天の湯は無料の”混浴”温泉

日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平

1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。

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