ラベンダーの季節に富良野・美瑛でウェディングフォト体験記
- 富良野・美瑛・トマム
- 最終更新日:2021年9月1日
一方で近年は、結婚式とウェディングフォトを両方執り行うカップルも多くいます。かくいう私たちもそう。ラベンダーが咲き誇る夏の富良野・美瑛でロケーション撮影を計画しました。
雄大な風景の中で、自由にのびのびと、とっておきの写真撮影をした時間は、キラキラとして素敵な思い出。今回はそんな夏の北海道でのウェディングフォトを振り返ってみたいと思います。
もくじ
ウェディングフォトを予約。手配はいつ頃から?
ウェディングフォトの撮影は、北海道に拠点を置くスタジオかフリーランスのカメラマンどちらか2択。
夏の北海道は大人気!土日祝日の撮影予約はすぐに埋まってしまうため、遅くとも2ヶ月前までには予約を入れましょう。
場合によっては、前の年から押さえている人もいるほどです。
私たちは、温かいお人柄と、光と陰をつかった写真に惹かれ、「itowa Photograph」さんにお願いしました。
カメラマンさんは、信頼できる方にお願いするのが一番です。フリーランスということもあり、こちらの要望をフレキシブルに聞いてくれ、のびのびと温かく撮影してくださいました。
スタジオを探す場合は、インターネットの検索から。フリーランスにお願いする場合は、Instagramがとても参考になります。
気になるウェディングフォトの費用は?
富良野でのウェディングフォトの費用は、衣装やロケ地の数など撮影プランなどお願いするところ・内容にもよりますが、20万円前後が相場だと思います。
スタジオに依頼する場合、スタジオで撮影する基本プランであればかなり安価におさまりますが、富良野でのウェディングフォトとなるとロケ代や時間延長などはオプション料金が多く、カメラマンに依頼するのとそれほど変わらないか、場合によっては30万円近くなることも。
ウェディングフォトを撮影する上で比較検討できる項目としては、以下4つ。
1.費用
2.衣装・小物・メイクの準備
3.ロケ地の数
4.写真のテイスト・クオリティ
私の場合は、“自分たちの好きなテイストの写真を撮れるカメラマンさん“を最も重要視して探し、撮影ロケーションの多さが決め手になりました。
スタジオ撮影はロケーション1~3カ所が基本に対して、フリーランスのカメラマンの方が多くのロケーションに対応してくれる傾向があります。
メイクさんはカメラマンさん経由で決まり、撮影当日までにスケジュールなど3回ほど打ち合わせをしました。
事前に準備したもの、持参したもの
カメラマンさんに撮影をお願いする事にした私たちは、衣装は自前。事前にスーツやドレス、ブーケを購入しました。
せっかく素晴らしいロケーションで撮影するので、衣装にはこだわりたいですが、外での撮影は衣装を傷つけ、汚してしまいます。
そのためドレスは中古で購入するのがオススメです。ネットで検索してみると思いのほか多くの商品が販売されているんですよ。
ブーケについてはドライフラワーで準備しました。見た目も生花と遜色なく、雑に扱っても大丈夫という点で、メリットが大きかったです。
また夏の富良野・美瑛では炎天下の撮影になります。あらかじめ冷凍飲料・日焼け止めを購入し、暑さ日焼け対策をしていきましょう。
夢のような美瑛・富良野ロケーションウエディングフォト
それでは当日を振り返ってみたいと思います。私たちのロケーションフォトは、以下の流れで行いました。
宿泊施設(美瑛)→日の出公園→鳥沼公園→十勝岳望岳台→青い池→ジェットコースターの路・秘密の麦畑→美瑛の丘(夕景)
富良野・美瑛のロケーションフォトは、のどかなで雄大な丘の風景と、ラベンダーが魅力です。ただし、似たようなロケーションが多くなるため、敢えて個性的なスポットを選んで、様々な構図の写真が撮れるようにプランを組んでいます。
8時 カメラマン・メイクさんと合流
フォトグラファーさん・メイクさんと宿泊していたペンションで合流していただき、支度を開始。妻とメイクさんの話に花が咲きます。
9時 宿泊施設の裏手で撮影
元々ロケーション候補ではなかったですが、撮影した7月には、丘の風景とそばの花が美しく、突如撮影することに。こういう予想外が良いですね!
10時~12時 「日の出公園」でラベンダーと撮影
真っ青な空のもと、憧れだったラベンダー畑のなかでロケーションフォト!灼熱でしたが、異国情緒ただよう景色のなかで、最高の撮影ができました。ポージングって難しい…!!
13時 「鳥沼公園」で緑に囲まれて撮影
美しい樹林とエメラルドグリーンの水面が美しい穴場のフォトスポット。緑のなかに溶け込むような絵が取れます。日陰も多く、休憩にももってこい。
15時 「十勝岳望岳台」で女王の玉座と
荒々しい十勝岳の山容に圧倒されるスポット。たまたま見つけた巨石(カメラマンさん命名・女王の玉座。笑)で、引き込まれる写真が撮れました!
16時 「青い池」撮影で王道を特別に
北海道有数の絶景スポットでも撮影。メジャーな観光スポットでも、ロケーションフォトをすると、何だか特別になります。いろんな方に「おめでとう」と祝って頂きました。
18時 秘密の麦畑へ
小麦畑が赤く染まる7月中旬。フォトグラファーさんお気に入りの秘密ロケーションへ。誰もいない素朴な美瑛の風景で、ちょっぴり贅沢な時間を過ごせました。
19時 「美瑛の丘」で、最後の1秒まで感動的な撮影
陽が沈む最後の瞬間まで、ドラマチックな撮影をして頂きました。充実した1日だっただけに、撮影が終わったら感無量!フォトグラファーMakibiさん、サポートに入ってくださったメイクのAyuriさんには、本当にお世話になりました。
忘れられないウェディングフォトを北海道で
人生の岐路となる大切なハレの日。その在りし日の姿を残すウェディングフォトは、二人にとって大事なイベントです。
北海道の雄大な景色に抱かれ、のびのびと温かく、忘れられないひとときを過ごす。きっと幸せに満ち溢れた、一生の思い出になると思います。
ぜひラベンダーが満開となり、花々が咲き誇る夏の北海道で、ウェディングフォトを計画してみてはいかがでしょうか?
【参考】
今回お世話になったのは、以下のフォトグラファーさん&メイクさんです
Photographer:itowa Photograph / Makibiさん
URL:https://www.itowaphoto.com/
Instagram:https://www.instagram.com/itowaphotograph/
Make:Ayuriさん
Instagram:https://www.instagram.com/ayuri_hm.f/
日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。
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