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富良野の藝(わざ)を堪能!「フラノ寶亭留」宿泊体験レポート

エリア
ホテル
投稿日
最終更新日:2022年2月15日
十勝連峰を目の前に、美しい田園地帯が広がる北海道・富良野。四季を通じて、風情豊かな表情を見せ、特にラベンダーが最盛期を迎える季節には、多くの観光客が足を運びます。

そんな道内有数の観光地・富良野で、ぜひ宿泊して欲しいのが「フラノ寶亭留(ホテル)」です。広大な自然に癒されながら、美食をたしなみ、温泉で疲れをとる。趣向の凝らされたおもてなしに驚き、富良野ならではの粋な藝(わざ)を堪能する。

きっと忘れられない富良野・時間を過ごすことができるはず!今回は、その宿泊体験をレポートとしてご紹介します。

森の中に佇む。隠れ家的なラグジュアリーホテル

フラノ寶亭留
「フラノ寶亭留」が位置しているのは、富良野市街から車で約10分の場所。ホテル街からは離れ、まるで自然の中に溶け込むように佇んでいます。

正統派な外観のホテルは、なんと3Fがエントランス!自然そのままの地形を生かしている構造に驚きました。
フラノ寶亭留 ロビー
建物内部に入ると、一面ガラス張りになった窓が目に入ります。天気が良ければ、向こう側には十勝岳の山容が望めることも。

ふらの牛乳の瓶でつくられたシャンデリアが面白いですね。日没間際には、温かな光が館内を満たしていきます。

「フラノフィーカ」大切な人と、粋な午後を過ごす

フラノ寶亭留 フラノフィーカ
フラノ寶亭留にチェックインしたら、まず「フラノフィーカ」を楽しみましょう。15時~17時の夕食前の時間、ロビーに置いてある自家製スイーツをいただけるサービスです。

フラノ寶亭留 フラノフィーカ
『家族や恋人と、ひとときのブレイクする』これが「フラノフィーカ」のコンセプトです。窓の外の景色を楽しみながら、ゆったりと甘い味覚に興じる夕方。

アクティブな旅も楽しいですが、余裕をもってホテルにチェックインする旅も良いなぁ、と再認識しました。

フラノ寶亭留 フラノフィーカ
どれも美味しいスイーツばかりでしたが、中でもお代わりしてしまうほど美味しかったのがミルクプリンです。

ふらの牛乳の風味を生かした優しい甘みと、とろんとした舌触りが堪りません。

リゾート感たっぷり!ラベンダーが見えるデラックスツインルーム

フラノ寶亭留  デラックスツイン
ご案内して頂いたお部屋は1階のデラックスツインルーム。のびのびと広い空間取りと、洗練された内観がリゾートらしさを高めてくれます。

フラノ寶亭留  ガーデンビュー
訪れたのは7月中旬だったので、ガーデンのラベンダーが満開!窓からラベンダーの風景が飛び込んでくるのも素敵でした。風でカーテンがそよげば爽やか。

フラノ寶亭留  フリードリンク
そんな居心地の良いお部屋で、ささやかに嬉しかったのが、冷蔵庫の無料ドリンクです。北海道ならではのジュースだけでなく、まさかの瓶ビールも入っていました。

非日常な部屋飲みができる喜び。このご時世、とっておきのご褒美です。

富良野の四季を表現!芸術的な「フラノフレンチ」に舌鼓

フラノ寶亭留 フラノフレンチ
『旬の地元の食材を使用し、富良野の四季をお皿の上で表現する』これがコース料理「フラノフレンチ」のテーマ。

フラノ寶亭留は、オーベルジュ(フランス語で”郷土料理を提供するレストラン付きのホテル”)としても有名です。某グルメ口コミサイトでも高評価を得ています。

それでは、窓越しにラベンダーを眺めながら、ラベンダー色のワインで乾杯。
フラノ寶亭留 フラノフレンチ
和の繊細さにフレンチの技法を組み合わせる料理は、どれも芸術作品のようなビジュアル。素材本来の個性を大切にした、彩り豊かなものばかりです。

前菜は、地元野菜が織りなす多重奏。生野菜に野菜のピューレを合わせ、ハーブが添えられています。野菜だけで味に深みや、鮮さを出しているのがすごい!

フラノ寶亭留 フラノフレンチまた鮑(あわび)のリゾットは、鮑一個を贅沢に使い、肝ソースを押し麦に絡めた一品。適度な塩加減で、独特な肝の風味と芳醇なバターが、プチプチとした押し麦とよく合います。

かめばかむほど出てくる鮑の旨味に浸りました。思わずお酒も追加注文っと(笑)

満天の星空を眺めながら、極上の温泉でデトックス

フラノ寶亭留 温泉
活火山十勝岳の麓に位置する富良野。北海道有数の温泉地帯であり、この「フラノ寶亭留」にも湧いています。

泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。濁りのなくサラサラとした肌に優しい温泉なので、アトピーなどの人も安心。保温効果が高く、お風呂から出た後もぽっかぽかです。

フラノ寶亭留 温泉
そんな温泉の乙なポイントは、満天の星空を眺めながら入浴できるということ。ホテルは富良野の高台に位置しており、ホテル以外に人工の明かりはありません。

そのため、宝石のような星空が広がるのです。温かいお湯に浸かりつつ、心身ともにデトックスする癒しのひとときを過ごしました。

夜はゆるりとバーを愉しみ、お部屋で〆

フラノ寶亭留 バー
「フラノ寶亭留」の宿泊者は、20時からロビーのバーを利用できます。一部、有料のお酒もありますが、飲めるお酒のラインナップがとても豊富!

部屋でくつろぐのも良いですが、せっかくなので入浴後に1時間半ほど利用しました。スクリュードライバーにチャイナブルー、ミモザなどロングカクテルを5杯ほど。
フラノ寶亭留 バー
部屋に戻ると、これまた嬉しいサービスが!なんと、夜食が差し入れされていました。味の染みた”ちまき”とお漬物です。

ちょっと部屋の瓶ビールで飲み直しつつ、最高の〆を満喫しました。しかし、気づけばもう24時!サービス尽くしなので、チェックインからあっという間です。

カートで四季のガーデン・癒しの森を駆ける

フラノ寶亭留 ガーデン ラベンダー
翌日朝は早起きして、ホテルに前に広がるガーデンを散策しました。もちろん歩いて巡れますが、せっかくなのでカートを使用!

まだ気温が上がりきらず、ひんやりとした風を感じながら、ラベンダー畑を眺める時間は格別です。ガーデンには四季折々いろんな花が咲くため、訪れる時期で表情が変わります。
フラノ寶亭留 ガーデン ラベンダー
35,000坪を誇る「フラノ寶亭留」の敷地。その一部へ、そのままカートで入れます。緑いっぱいの癒しの森は、木漏れ日が綺麗。

ホテルから出てすぐ、美しい自然を独り占めできる。都会に暮らしていると、これだけでささやかな喜びを感じてしまいます。

フラノ寶亭留 ガーデン 自家菜園
そんな敷地の一角には、自家菜園を発見!実は、前述したフラノフレンチで使われる食材をここで栽培しているのです。

優雅なラグジュアリーホテルでありながら、裏側には自給自足スタイル。この素朴な一面に癒され、滞在の充足感もなんだかUPしますね。

おもてなしに浸る!満足度の高すぎる「フラノ寶亭留」

フラノ寶亭留 ロビー
自然に囲まれた癒しのロケーションを生かしつつ、より上質な宿泊体験を提供すべく、数々の趣向が凝らされた「フラノ寶亭留」。そこには見事なまでに、自然の藝(わざ)と、人の藝(わざ)が調和しています。

せっかく訪れるなら、旅行先を深く掘り下げて楽しみたいもの。その願いに「フラノ寶亭留」は、期待以上で応えてくれました。

忘れられない最高のひとときを過ごせること間違いなしのラグジュアリーホテル。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?

※バー、フリードリンク、お夜食などサービスは宿泊プランに含まれるものとなります。ご利用ご希望の場合は、ご予約の際に利用可否を各自確認してください。

フラノ寶亭留

住所
北海道富良野市学田三区
HP
http://www.jyozankei-daiichi.co.jp/furano/
TEL
0167-23-8111
イン/アウト
15:00(~20:00)/11:00
備考
予約専用電話番号: 011-598-2828

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日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平

1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。

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