感動に染まるオホーツク・知床エリア 秋のおすすめ観光!
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- 最終更新日:2019年3月12日
1.能取湖のサンゴ草
網走市内から国道238号線に入ると、右側に見えてくるのが能取湖(のとろこ)です。
湖というと淡水湖が想像されますが、能取湖は塩水の湖。北にオホーツク海とつながる水の出入り口があるため、海水とほぼ等しい塩分濃度になっています。
4月中頃から10月中頃まで能取湖の一部ではアサリの潮干狩りが楽しめますが、秋のオホーツク・知床を満喫したいのなら、この時期ならではの風景がおすすめ。
それが、能取湖のサンゴ草です。サンゴ草とは秋になると濃い緑色からサンゴのように鮮やかに赤く色づくアカザ科の草のことで、網走市から南に車で約2時間半の距離にある厚岸町で発見されたことから、アッケシソウとも呼ばれています。
能取湖にはサンゴ草の群生地があり、9月中旬から下旬にかけて見頃を迎えます。
一面を真っ赤に染める絨毯は圧巻ですよ。
2.感動の径
北海道らしい秋のオホーツク・知床エリアの景色を楽しみたいのなら、「感動の径(みち)」をドライブしてみるのはいかがでしょうか。
網走市に向かう国道244号線の斜里国道をJR鱒浦駅手前から道道490号線に抜け、道道683号線を経由して国道39号線の北見国道へとつながるルートで、途中に7か所の案内看板が設置されています。
またビューポイントパーキングもありますよ。
網走市周辺地域は農業が盛んで、小麦やビール大麦、ジャガイモといった農作物が作られています。
感動の径では、まっすぐに走る道路や見晴らしのよい畑、遠くに見える山の稜線など、広大な北海道ならではの自然豊かな景色が楽しめます。
秋には農作物を収穫しているのどかな作業風景が見られるかもしれませんね。
3.知床五湖の紅葉
秋の日本の風景で外せないのが紅葉。もちろん、オホーツク・知床エリアでも美しい紅葉が楽しめるスポットがあります。
一番のおすすめは知床五湖の紅葉の景色。知床五湖は、知床半島の中でもとりわけ素晴らしい景色が望める知床八景の一つに数えられている景勝地で、五つの湖が原生林の中に悠然とたたずんでいます。
知床五湖には、散策のための遊歩道が2種類整備されています。一つ目は地上遊歩道で、3kmと1.6kmの2コースがあります。
時期によってはレクチャーを受けたり、ツアーに参加したりといった散策になります。
高架木道は一湖へと続く片道800mの遊歩道で、高い位置からより安全に自由に散策を楽しむことができますよ。
住所:北海道斜里郡斜里町遠音別村
営業時間:7:30~終了時間は時期によって異なる
TEL:0152-24-3323(知床フィールドハウス)
公式ホームページ:http://www.goko.go.jp/
4.あばしり七福神祭り
9月初めの土曜日と日曜日に開催されるあばしり七福神まつり。2017年に24回目を迎えたお祭りです。
これは1929年から始まった、市内の七福神を祀った祠をめぐる七福神巡礼というお祭りがもとになっているのだそう。
七福神巡礼はその後に起こった戦争の混乱で中断されていましたが、1994年になって、町おこしの一環として再び行われるようになりました。
芸能人を迎えての歌謡ショーやお笑いライブといったイベントから、大抽選会、2017年には日本全国から美味しいものを集めたうまいものフェアも行われました。
また忘れてはならないのが、市民が七福神に仮装して宝船に乗り込んだ、七福神宝船行列。
縁起のよい催し物に、来年に向けてのハッピーな運気が舞い降りてくるかもしれませんね。
5.オホーツク知床エリアの秋の気候と服装は?
9月には平均気温が16.3度と、まだまだ夏の余韻が感じられるオホーツク・知床エリアですが、9月は意外と降水量が多く、雨に見舞われることもしばしば。
天気予報をしっかりと確認し、念のため折り畳み傘も用意していった方がいいでしょう。
一方、この時期を過ぎる9月下旬から10月にかけては晴れの日が多くなります。
10月下旬を過ぎると、一気に秋から冬へ向かい始め、近くの山では降雪なんてことも。
朝晩は冷え込むので、長袖や厚手のセーターで防寒しましょう。11月になると平均気温は3.7度まで下がります。コートなどでしっかりとした冬装備を。
おわりに
オホーツク・知床の秋の観光おすすめスポットとイベント、気候や服装のポイントを紹介しました。いかがでしたでしょうか。
自然が豊かなオホーツク・知床エリアは、秋も北海道らしい景色が満喫できる観光地。ぜひ訪れてみてくださいね。
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