初めての方必見。北海道旅行で外せない人気の観光地10選
- 北海道旅行が見つかる!北海道格安ツアーを検索・比較・予約
- 最終更新日:2019年3月12日
そのうちの1つ、北海道は人々の心を捉えて離さないスポットが点在している素晴らしい場所。
大自然・グルメ・温泉など、旅行の欲求を満たしてくれるもので溢れていますが、初めて北海道に行かれる方にとっては、いっぱいありすぎて悩むことも多いかと思います。
そこで今回は、北海道旅行で外せない人気の観光地10選をご紹介していきたいと思います。
1.函館
港町函館。ここはかつて開拓の地として栄え、その名残を受けて異国文化が漂っています。
また幕末時代の壮絶な出来事などが函館のあちこちに残されているため、函館を選ばれるなら1度の旅行で丁寧に巡るのがオススメ。
坂道巡りや外人墓地などもゆっくりじっくり歩くことで、その良さを実感できるはずです。
主な観光スポットは教会群が見られる元町エリア、金森レンガ倉庫があるベイエリア、歴史散策ができる五稜郭公園など。また、海鮮丼や買い物が楽しめる函館朝市も有名です。
そして冬になるとサルたちが温泉に浸かる様子を見られるのも、ここ函館ならではの風景。こちらは函館市熱帯植物園で見ることができます。
そして函館と言えば、100万ドルの夜景が一望できる「函館山」は外せません。
実は夜景だけではなく歴史を辿りながらの山散策もできますので、両方楽しみたい方はぜひ日が暮れる前に登りましょう。
2.小樽
ノスタルジックな小樽運河を筆頭に沢山の観光スポットが点在する小樽の街。札幌から日帰りで行けることもあり、シーズン問わず多くの観光客が訪れます。
小樽運河沿いには景観を演出するガス灯が灯され、ため息がでる美しさの中での散策が楽しめるのも魅力の1つ。明治時代後半から昭和初期に積出港として栄えた面影を美しく照らしてくれます。
また、小樽天狗山や毛無山に登れば小樽の夜景を望め、昼も夜も遊ぶことができて一石二鳥です。
なお小樽オルゴール堂や蒸気時計、日本郵船前などレトロ感のある街並みを散策したりするのも楽しいところです。
一方、小樽近郊には登山もできる場所があり、主に塩谷丸山の穴滝などが有名。下山後に温泉に浸かって疲れを癒す方も多くいます。
他にも高島岬、鰊御殿や日和山灯台、おたる水族館などの人気スポットが点在。手宮公園の桜におたるワインギャラリー、北一硝子など立ち寄れる場所は沢山あります。
海産物も有名で小樽寿司なども美味しいため、旅の醍醐味を小樽一か所で堪能できる利点は旅行者にとって心強いかと思いますよ♪
3.札幌
北海道の王道と言っても過言ではない札幌は、北の玄関口新千歳空港からのアクセスも抜群。まずはここを目指そう!という方も多いのではないでしょうか。
見どころも満載で、札幌時計台や道庁旧本庁舎など開拓使時代からの名残が大通公園沿いから札幌駅南口までの間に集中しています。
他にもクラーク博士の像で有名なさっぽろ羊ヶ丘展望台、アートな公園が魅力のモエレ沼公園、中島公園内にある重要文化財・豊平館、冬には大通公園で札幌雪祭りが開催されます。
なお札幌市内には、シロクマやフクロウなどの動物たちと触れ合うことのできる円山動物園やノースサファリ札幌、都市と農業をつなぐ田園テーマパーク・サッポロさとらんどなどの体験型施設も充実。
また、自然に触れたい方には、別世界に来たかのような大スケールの前田森林公園や紅葉が美しい藻岩山、定山渓などもオススメです。
そして市内の場合は食べ歩きできるお手軽フードも多いのですが、お腹いっぱい食べてすぐ歩くと胃がもたれるので腹8分目がベストです。
4.富良野・美瑛
北海道とラベンダーを繋げ、一流の観光地として広まったのが富良野・美瑛。
JRの1枚のポスターから今や世界中にまで名を轟かせた「富田ファーム」などはここ富良野にあります。
何ヘクタールにも及ぶ畑は春から総出で準備を始め、ラベンダーのみならず色とりどりの美しさでカーブを描いていきます。
また、数々の有名ドラマのロケ地としても有名で、「北の国から」で劇中に使用された黒板五郎の石の家や黒板五郎のトラック、「風のガーデン」で出てくるガーデンなどがそのまま観光スポットとして利用されています。
五郎さんの気分になって観光すると、親近感が湧くかもしれません。
美瑛は「丘の街」として知られ、季節ごとの花々や田園風景が丘陵を利用して美しく描かれています。
中でもCMなどで有名になったマイルドセブンの丘やクリスマスツリーの木など、大自然に立つ木々にも注目。基本丘になっているので、どこから見ても絵になる場所ばかりです。
また、近年有名になった白金の青い池もここ美瑛にありますので、合わせて立ち寄る方も多いです。
ラベンダーだけではなく、季節の花々が美しく大地を描く情景も魅力の1つ。
春には桜、夏は花、秋は紅葉、冬は雪。当たり前の四季がダイナミックなスケールで展開されるので、見ごたえがかなりあると思います。
5.旭川
旭川は、言わずと知れた旭山動物園がある観光地。その動物園がモチーフになったドラマシリーズも展開され、その人気は未だに衰えることなく続いています。
旭山動物園の魅力は、何と言っても「行動展示」呼ばれる方法で動物との距離がとても近いこと。
また夏と冬では見られる動物や演出が違うことから、いつ訪れても楽しめるように工夫されていることも挙げられます。
旭川は動物園だけが推しではありません。
内装が全て雪をイメージして造られた雪の美術館、2016年7月4日にオープンしたばかりの旭川駅隣接「北彩都ガーデン」は四季折々の花やハーブ、野菜たちが花壇に植えられ、気軽に植物鑑賞を楽しむことができます。
また旭川市民の憩いの場・常磐公園は、桜や紅葉を楽しみながらボートに乗ることができますので、動物園だけではなく旭川の街そのものをじっくり巡ってみるのもいいかと思います♪
6.登別
日本でも屈指の湯量を誇る登別。地獄谷と名付けられた山からは、硫黄の漂う空気の中で、地下から凄まじいパワーを湧きだす源泉や煙を見ることができます。
その名前にちなんで青鬼、赤鬼などの等身大像があるなど、演出もなかなかのもの。
鬼と記念写真が撮れる貴重な場所ですので、カメラは忘れないようにしましょう。※生きてはいませんのでご安心ください。
他にもひょうたん型をした大湯沼や国内でもトップクラスの透明度を誇るカルデラ湖「クッタラ湖」、クマが主役で人間からエサをもらうためにどんなポーズもいとわない登別クマ牧場も有名です。
また近年話題になっているのが大湯沼川の足湯。ここは大湯沼からあふれ出しているお湯が自然に流れてきている天然足湯なのです!(つまり川そのものが温泉、ということです。)
森林浴を楽しみながら硫黄の香りと共に足湯を楽しむ、という登別ならではの醍醐味を味わうことができます。
大湯沼川探勝歩道に位置する大正地獄のすぐ近くですので、散策がてらぶらりと立ち寄ることが可能。料金は無料です。
7.阿寒
阿寒はアイヌコタンの伝統が強く残る地。今でもその色をさまざまな形で表現しています。
またオンネトーや屈斜路湖、摩周湖など大自然をバックに輝く美しい湖や展望台が点在していることもあり、ドライブがてら立ち寄るのも◎。
なお阿寒湖は球状のマリモが生息する湖。特別天然記念物でもある希少なマリモが観察できるマリモ展示観察センターへ行く場合は、遊覧船もしくは高速船に乗ってチュウルイ島へ渡りましょう。
また周辺観光地としては、アイヌコタンの街や硫黄山、弁慶の足湯(ボッケ遊歩道)、遊歩道で散策できる釧路湿原などもオススメ。
釧路市湿原展望台コースの遊歩道は2.5kmほどで、展望台のサテライトまでの散策はさまざまな生物や植物に出会える貴重な時間になります。
なお冬にはタンチョウが見られることでも有名で、阿寒国際ツルセンターで保護しているタンチョウを見ることもできます。
ひがし北海道フォトライブラリーより
そして阿寒周辺では、1年でイベントが多いのも魅力の1つ。まりも祭りや阿寒秋の大収穫祭、イオマンテの火まつりに阿寒湖氷上フェスティバルなどさまざま。
行かれる際はぜひイベント情報をGETしてからなるべく合わせて行くことをオススメします。
8.十勝
十勝の観光スポットは壮大な景色や自然に触れるところが多く、そのスケールは想像をはるかに超えることと思います。
大雪から富良野~十勝までを8つのガーデンで結ぶ「ガーデン街道」は、ドライブがてらの花巡りにピッタリのルート。花々で埋め尽くされる風景は、何よりの癒しになるはず。
また上士幌町の糠平湖に位置するコンクリートのアーチ橋・タウシュベツ橋梁は、湖に映る姿が幻想的。付近にある温泉街は秘境温泉が点在しています。
温泉、と言えば十勝温泉も有名。美容効果の高い「モール温泉」に入れるのもここです。
また周辺にはNPO法人「恋人の聖地プロジェクト」で恋人の聖地に選定された幸福駅、廃線になったけど観光客が後を絶たない旧幌加駅。
そして決してシャレではなくJRが真剣に協力した、十沸駅(とおふつえき)の沸が「ドル弗」に似ていることから「十沸駅看板」などもあり、それにあやかって縁起担ぎに来る方など見どころがいっぱいです。
9.知床
自然の宝庫知床は、生物と自然が共有した世界を見ることができます。
ヒグマなども生息する知床五湖、有名なオシンコシンの滝をはじめ、海に流れ落ちるカシュニの滝やフレペの滝、ヨウシベツの滝など自然の神秘を感じる場所ばかり。
また至るところにエゾシカが歩いて(時には走って)いるため、ドライブの際は十分注意が必要。山道も多いため、安全運転が何より大切になります。
なおウトロへ向かうと、言われてみればゴジラに見える「ゴジラ岩」も。
記念写真を撮る場合はカメラに収まりきらないため、ご自身と一緒に・・は諦めて少しはなれば場所から撮るようにしましょう。
また冬になると有名なのが、オホーツク海に来る「流氷」です。
そのしくみについては北海道立オホーツク流氷科学センターで知ることができます。
なお北海道には絶滅危惧種鳥類が多く生息していますが、オオワシやオジロワシもその種類の1羽。
冬にしか出会うことのできない鳥なので、その時期に知床へ行った際はぜひ探してみましょう。
世界自然遺産知床の妖精、クリオネもここ知床の生き物です。
10.稚内
最南端、最北端など「端っこ」へ行くことがステータス!という方は稚内がオススメ。
ノシャップ岬からは秀峰・利尻富士や礼文島、サハリンの島影などを一望。
すぐそばにある稚内港北防波堤ドームは、土木学会選奨土木遺産、北海道遺産にも選定されています。
そして更に北へ向かって宗谷岬まで行くと、いよいよ最北端の地に足を踏み入れることに。
「日本最北端の地」の証明になる石碑も建てられているため、いい記念になるはずです。
他にも稚内から海沿いを走ることのできる絶好のドライブルート、北海道の道オロロンラインも有名。
道中はオトンルイ風力発電の巨大な風車や真っすぐ続く道を走りながら景色を堪能。北海道がいかに広いのかを実感できると思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
広い北海道の中でも絶対に外せない場所って、やっぱりあるんですよね。
初めての方はまずは王道から行くのが一番!今回の10選も、絶対に満足できる場所のみを選定してみました。
なおどの観光地もそうですが、グルメも忘れずにチェックしましょう。北海道で採れた海鮮と野菜の新鮮さにはビックリするはずです。
北海道の雄大さをぜひ一度は体感して、もっともっと好きになってもらって、何度も足を運んで頂けたら・・と思います。
北海道ツアーを検索