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札幌のオススメ「学べる系」入場無料の穴場観光スポット5選!

エリア
札幌・定山渓
投稿日
最終更新日:2019年2月26日
北海道内でも人気上位の観光都市・札幌。

数多くの観光スポットが点在していますが、今回は、子どもだけでなく大人も一緒に楽しめる「学べる」系の施設を5ヶ所厳選してご紹介したいと思います。

更に!

「比較的空いていて見学しやすくて、入場に費用がかからない」という点に着目。
とっても財布が助かる上に、空いていて疲れにくい無料見学スポットに絞りました。

機会があれば、是非一度足を運んでいただきたいと思います。

1.札幌市水道記念館

札幌市水道記念館 外観札幌の眺望が抜群! 水に関する事が学べるアクアミュージアム!

展示室全体で大自然から大都会そして海へと向かう水の旅を表現。
見て、触れて、体験する「参加・体験」型アクアミュージアムです。

メイン展示以外にも、ゆったりとくつろぐことのできる「サロン」、水に関する図書などを集めた「水の図書館」、小さなお子さんを遊ばせることのできる「キッズルーム」などを設置。

お子様連れでもリラックスして過ごせます。

札幌市水道記念館 施設内イメージ

また、ここの注目ポイントとしては、屋外に札幌市内を見渡すことのできる展望テラスと、水道記念館前の配水池上面を活用した広場スペースがあること。

札幌の眺望が最高ですので是非体験してみて下さい。

札幌市水道記念館 敷地内

【札幌市水道記念館】
開館日時
【営業期間】
4月中旬~11月中旬
【営業時間】
9:30~16:30
休館日 月曜日
(月曜が祝日の場合は翌日)
入館料
無料
交通アクセス
市電「ロープウェイ入口」下車、徒歩10~15分
JR「札幌駅」より車で約15分
所在地
北海道 札幌市中央区伏見4-6-17
駐車場
有:無料

2.エドウィン・ダン記念館

エドウィン・ダン記念館 外観お洒落で美しい洋風建築と貴重な油絵は必見!

北海道開拓使の牧牛場事務所として明治13年(1880年)に建築。洒落た洋風建築(下見板張り・寄棟造)で、切妻造の玄関、ベランダ付の部屋が見どころです。

北海道における酪農畜産の歴史は、この建物を中心として発展したのです。

現在は、畜産技術を指導したエドウィン・ダンの業績を偲ぶ記念館として公開。
館内の注目ポイントとして一番に挙げられるのが、エドウィン・ダンが来日した時から晩年までを一木万寿三氏が描いた油絵23点の展示。

種畜場の模型やダンゆかりの遺品なども展示されています。

エドウィン・ダン記念館 施設内イメージ

文化的価値も高く、国の登録有形文化財登録・近代化産業遺産認定、第13回札幌市都市景観賞も受賞しているほどです。

更に、裏庭に出ると、テラス席があり、心地よい風と緑にまったりと癒されることもできます。

エドウィン・ダン記念館 敷地イメージ

【エドウィン・ダン記念館】
開館日時
夏期:4月1日から10月31日まで(午前9時30分から午後4時30分まで。毎週水曜日は休館日。)
冬期:11月1日から3月31日まで(金曜日、土曜日、日曜日のみ開館。午前9時30分から午後4時30分まで。年末年始は休館日)
入館料
無料
交通アクセス
札幌市営地下鉄南北線「真駒内」駅下車・徒歩10分
所在地
札幌市南区真駒内泉町1丁目
駐車場
無し(近隣コインパーキング)

3.札幌市交通資料館

札幌市交通資料館 外観交通好き以外でも楽しめる交通ワンダーランド!

札幌市で使用されてきた歴代の電車やバスに関する約1,000点にもなる貴重な資料を展示。

車両はもちろん、部品や制服、乗車券なども。中でも注目なのが、市電や地下鉄の縮尺模型。
実物のマスコンと呼ばれるハンドルを使用して、実際に操作体験を楽しめます。

その他にも、地下鉄の運転席部分の廃車部品を利用して再現した実物大模型というのがあり、実際の運転席に座っているかのような疑似体験も可能。

そして1950〜70年代頃の札幌の写真も展示。
その時代の街並みや、その時代特有の「花電車」などは是非鑑賞してほしいと思います。

電車好きな方でなくても充分楽しい時が過ごせる、札幌市営交通の歴史を今に伝える見ごたえタップリの資料館となっています。

札幌市交通資料館 施設内イメージ

【札幌市交通資料館】
開館日時
10時~16時
※5月〜9月は土曜・日曜・祝日の営業
※7月下旬〜8月中旬は毎日営業
入館料
無料
交通アクセス
札幌市営地下鉄南北線「自衛隊前」駅下車・徒歩5分
所在地
札幌市南区真駒内東町1丁目(地下鉄南北線「自衛隊前駅」南側シェルター下)
駐車場
無し(近隣コインパーキング)

4.旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)

旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋) 外観札幌市に唯一現存する貴重な北海道開拓使の通行屋!

この建物は、明治5(1872)年に建てられました。
切妻屋根作りで趣きがあります。

通行屋とは、北海道の開拓のために開拓使が主要道路の要所に設置馬の乗り換え所兼宿泊所です。

ご紹介する簾舞通行屋は、札幌から定山渓を経て有珠へ往来する旅行者や、荷物を運ぶ人馬の宿泊・休憩所として使われていましたが、通行人が減った事から廃止され、明治20(1887)年に屋守だった黒岩家によって現在地に移築。

札幌市内では唯一現存している通行屋となっており、最古の開拓農家という側面から見ても、とても貴重な建物です。

室内には簾舞郷土資料館も併設されているので、歴史好きにも必見です。

旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋) 施設内イメージ

【旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)】
開館日時
9時00分~16時00分
休館日
月曜日(祝日の時は翌日)、祝日の翌日、年末年始
入館料
無料
交通アクセス
札幌市営地下鉄南北線「真駒内」駅から、じょうてつバス[12]真駒内線(藤野線)に乗り換え。「東簾舞」または「旧簾舞通行屋前」下車、徒歩3分
所在地
札幌市南区簾舞1条2丁目4-15
駐車場
無し(公共交通機関利用推奨)

5.札幌市博物館活動センター

札幌市博物館活動センター絶滅種”サッポロカイギュウ”の化石展示は一見の価値あり!

2001年11月に開設。「北・その自然と人」がテーマの自然系総合博物館の拠点。
石狩の低地エリアで、実物資料や最新情報を随時博物館用に蓄積する活動をしているのが特徴。

市民参加が推進されている点も珍しく、例えば「札幌市セミ調査」として市民によるセミの抜け殻調査を行ったりしています。

もちろん、観光施設としても興味深い展示があり、室内には、「サッポロカイギュウ※」や「ハクジラ」といった札幌市内でもなかなか見ることができない化石の展示や、収蔵展示室があり札幌を含む石狩地方の自然系の事を学べる施設となっています。

※サッポロカイギュウは絶滅種であり、有名なジュゴンやマナティーの仲間をまとめて海牛類と呼んでおり、サッポロカイギュウもその仲間。

札幌市博物館活動センター 施設内イメージ

【札幌市博物館活動センター】
開館日時
火曜〜土曜 10時〜17時
定休日
日曜、月曜、祝日、年末年始
入館料
無料
交通アクセス
・札幌市営地下鉄南北線「澄川」駅下車、徒歩10分
所在地
札幌市豊平区平岸5条15丁目1-6
駐車場
有り:無料

おわりに

いかがでしたでしょうか。
どの施設も、学びながらも同時に、楽しい体験や発見、綺麗な景観も見られるお得な無料スポットとなっています。

レンタカーで行ったり、バスや地下鉄などの公共交通機関を使ってみたり…それぞれの施設に向かう”道中”も初体験として、楽しみながら行ってほしいなと思います。

この記事を参考にして、札幌観光をリーズナブルに楽しんで頂ければ幸いです!

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取材協力・参考資料提供
札幌市博物館活動センター
旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)
札幌市交通資料館
札幌市水道記念館
エドウィン・ダン記念館
札幌市役所

取材執筆・撮影:Maverick

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