【2024年】札幌雪祭りで失敗しないための6ポイント&格安ツアー情報
- 札幌・定山渓
- 最終更新日:2023年11月15日
最近の雪祭りでは、一番の見どころである【大雪像】を幻想的に演出する「プロジェクションマッピング」やその年話題になっているアニメやゲームのキャラクターがモチーフになり注目を集めています。
毎年恒例の屋台グルメも盛況で、雪まつりが開催される2月初旬、札幌の街はことさら賑やかになります。
今回は、札幌で雪祭りを最高に楽しみたいあなたへ、見どころや疑問や、雪まつりをもっと楽しむために知っておきたいことを、国内ツアー企画担当の目線から、そのポイントをご紹介いたします。
1. 札幌雪祭りとは
北海道の冬を代表する祭りとして有名な札幌の雪祭り、まず基本情報を簡単にご紹介いたします。
・正式名称(書き方)は「さっぽろ雪まつり」です(以下、さっぽろ雪まつり、にて記載)
・2024年(第74回さっぽろ雪まつり)は2/4(日)~11(日)に開催します。毎年同じ時期に行われますが、年により日程は若干変わる場合があります。
・会場は札幌市内、「大通会場」「すすきの会場」「つどーむ会場」の3カ所。
※2022年、2023年から開催が見送らていたつどーむ会場が2024年から復活
・来場者はなんと約273万人(2019年実績)!国内外から多数の観光客が訪れます。
・詳しい情報やイベント情報などは、「さっぽろ雪まつり」公式サイトをご覧くださいませ。
さっぽろ雪まつり公式ホームページ
2.さっぽろ雪まつりを最大限楽しむ3つのポイント
3会場に分かれて開催されるさっぽろ雪まつり。
メインでもある大通会場は、札幌テレビ塔のある大通西1丁目から大通西10丁目まで約1㎞の大通公園内が会場となり、自衛隊と市民制作団が製作した雪像がずらりと並びます。
すすきの会場には約200mに渡って大小さまざまな大きさの氷彫刻がずらりと展示され、順路に沿って作品を眺めたり写真を撮ったりする人で賑わいます。
2-1.大雪像の迫力に感動!
さっぽろ雪まつりを実施するうえでなくてはならない存在が、北海道を拠点とする陸上自衛隊部隊・第11旅団。
1955年に開催された第6回さっぽろ雪まつりで、大通公園にて高さ11メートルの雪像(マリア像)を制作したのをきっかけに、雪祭りの中心となる大雪像の制作を自衛隊が担うようになりました。
現在は、大通公園の西4丁目、西5丁目、西7丁目、西8丁目、西10丁目の各エリアに配置する5基の大雪像を自衛隊と雪像ボランティアにより制作しています。
大通会場は、大通公園を囲むように反時計回りの順路となっています。
大雪像の高さは大体ビルの4階くらい(!)
大迫力かつ細部にこだわった大雪像5基は、まずは昼の青空の下で鑑賞してください。
2023年の大雪像は以下の5基!
【西4丁目(STV広場)】白亜紀の北海道~ティラノサウルス&カムイサウルス~
【西5丁目(道新 雪の広場)】疾走するサラブレッド
【西7丁目(HBC広場)】すべての医療従事者に感謝を込めて~ナイチンゲールの偉業を偲ぶ~エンブリー荘
【西8丁目(雪のHTB広場)】豊平館
【西10丁目(UHBファミリーランド)】世界がまだ見ぬボールパーク“Fビレッジ”2023.3.30誕生!
2024年の雪像も公開が楽しみです!
大雪像は迫力のある雪のアートを楽しむだけでなく、イベントやコンサートが開催されるときは真っ白なステージに。
イベントのタイムスケジュールは公式サイトや会場内の案内ポスターを参照してください。
2月上旬の札幌は終日氷点下の気温という日が珍しくありません。こんな寒空の下でも、コンサートを鑑賞したりイベントに参加したりする人の姿はたくさんあり、会場内は熱気に包まれています。催しものの中には、参加希望者が多く1時間以上並んで参加する場合も考えられるので、防寒対策をしっかりとして臨みましょうね!
小規模の雪像のモチーフは、流行のものが多く楽しいですよ♪
2-2.すすきのは氷彫刻にきらめく
「氷を楽しむ」をテーマに、芸術的な作品が多数並ぶ、通称・すすきの会場こと「すすきのアイスワールド」。
すすきの会場の名物「魚入り氷像」はすすきの駅側の入口に設置されています。
本物の蟹や魚が透き通った氷の中に閉じ込められたその見た目はとてもインパクトがありますね!
すすきの駅のある南4条から南6条までずらりと並び、南5条エリアでは、氷彫刻アーティストの登竜門といわれる「氷彫刻コンクール」が行われています。
南6条側にはインフォメーションとともに、可愛いキャラクターの氷像が並び、子どもたちに大人気となっていますよ!
また、南5条通りの北側にはペープサートを手にしながら記念撮影を行うことができるフォトスポットが設置されています。
雪祭り観光の思い出に、ぜひ撮影してみてはいかがでしょうか?
2-3. 夜の雪像ライトアップに感動!
ライトアップは夕暮れから22:00まで。この季節の夕暮れは16:00過ぎですので、ちょうどそのころから真っ暗になるまでの時間帯がおすすめです。
夜のライトアップ雪まつりで、ぜひ見てほしい箇所は以下3点です。
【1】さっぽろテレビ塔からのライトアップ
札幌・大通公園のシンボルともいえるさっぽろテレビ塔。
さっぽろテレビ塔を背に西を向いた、雪祭り会場を一望する景色は必見です!
真下に位置するカーリング体験パーク、奥に続く雪像の数々と道路のイルミネーションが一望できる最高のロケーションをみなさんも体感してみませんか?
- 備考
- 料金 大人:1,000円 小・中学生:500円 未就学児無料
※一部無料ゾーンもありますが、有料ゾーンからでないと雪まつり会場を見ることはできません
またテレビ塔の周辺スポットは、地上からでも冬の北海道らしい美しいロケーションを撮影することができます。
大通西4丁目からテレビ塔方向へ向かってカメラを向けると、イルミネーションと小雪像、札幌テレビ塔のコラボレーションを撮影することができます。
雪祭りの開催期間中は駅前通りの車道が歩行者天国となっているので、撮影するためのスペースは充分にあり、南北の通路を人が流れていくためあまり混み合うことがないため穴場のフォトスポットとなっていますよ!
【2】プロジェクションマッピング
ライトアップされた雪像に映像を映し出すプロジェクションマッピング。期間中毎日、17:30~21:45の時間帯に開催されています。
2023年開催のテーマと会場は以下の通り。
●JRA札幌競馬場presents 疾走するサラブレッド プロジェクションマッピング(大通会場5丁目)
●大雪像プロジェクションマッピング 「豊平館と振り返る札幌の100年」(大通会場8丁目)
大雪像のサラブレッドにプロジェクションマッピングで色彩や躍動感を投影し、目の前で競走馬が走っているかのように錯覚する躍動感は必見です!
【3】夜の「すすきのアイスワールド」
すすきの会場は透明な彫刻に北海道最大のネオン街の光が映え、それはそれで幻想的な美しを楽しむことができます。
また美しい氷の彫刻を楽しみつつ、寒くなればすぐお店に直行できるという安心感も♪
いわゆる歓楽街ではありますが、通常の飲食店もたくさんありますよ!
氷の芸術品とカラフルなネオンのコラボレーションを堪能した〆は、ぜひとも札幌名物「シメパフェ」で。
すすきの界隈には人気の夜パフェ専門店がたくさんあります。
2月の札幌はとても寒いのですが、暖かい室内で美味しいパフェを堪能するのも、北海道らしさを感じることができる立派なアクティビティとなるでしょう。
2-4.つどーむ会場
大通公園からは車で約25分ほど、丘珠空港隣接のつどーむ会場は大型滑り台やチューブ滑りなど、子どもたちに人気のアクティビティが満載の雪遊びを思い切り満喫できる人気エリア。復活を果たす2024年もきっと子供たちが思いっきり雪を楽しむ会場となる事でしょう。
「つどーむ会場」同様開催見送りが続いていた北海道食の祭典の復活も期待。例年大通6丁目を会場に、ラーメンやおでん、焼き牡蠣・ホタテ、ジンギスカン、ザンギなど、北海道に行ったら食べてみたい定番メニューが一堂に会します。
2-5.雪まつり終了翌日が見逃せない!!!「雪像破壊」
雪まつり終了翌日、雪まつりのウラの楽しみとして年々注目を浴びているのが「雪像破壊」!
約1か月かけて丁寧に作られた大雪像の数々が、終了日翌日の早朝からショベルカーで容赦なく破壊♪あっというまに立派な雪像が雪山に変わってゆく、その様が大変好評なのです!ちなみに、昼過ぎにはあらかた終わってしまいますので、寝坊すると見れません!
この雪像破壊も含めて旅行の日程を組むなら、例えば雪まつり最終日に出発して札幌へ、夜まで雪まつりを楽しんで、翌日朝は雪像破壊を満喫、昼から小樽や登別・定山渓温泉など近隣の観光地へ移動して宿泊、その翌日にゆっくり帰るという行程が、雪まつり期間中のご旅行よりも比較的安価に収まるのでおすすめです!
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