北海道旅行で絶対食べてほしいグルメ&食材、マイベスト15♪
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- 最終更新日:2019年3月7日
そう、それは誰もが思う願望。せっかく旅に出たのにグルメを堪能しなかったらもったいないですよね。
まして北海道は食材の宝庫。素材がいいだけではなく、ここで生まれたご当地グルメなども沢山あります。
そこで今回は、旅行ライターがオススメする「北海道旅行で絶対食べてほしいグルメ&食材、マイベスト15」をご紹介したいと思います。
一度は味わってほしいものだけをセレクトしましたので、ぜひ参考にしてくださいね♪
もくじ
1.季節ごとのオススメグルメ
1-1.春グルメならコレ!羅臼の生うに
生うには一般的に1年中食べられるグルメではありますが、羅臼産の生うには1月末~6月中旬までが最も美味しい時期。
「極上」という名がまさに相応しく、極寒の海で育ち荒波にもまれ、贅沢にも羅臼産昆布を食べながら育つため身がしまって濃厚です。
採れる数もわずかなため大変希少。流通もしていないのでこの時期この場所で食べるのが一番美味しいかと思います。
1-2.夏グルメならコレ!夕張メロン
夕張市が産地の夕張メロン。
実は品種名を夕張キングメロンと言うそうで、ヨーロッパやタイなどで生産されている“カンタロープ”というマスクメロンがお父さん、網メロンの代表品種“アールスメロン”がお母さんです。
つやのある赤肉は、切った瞬間肉汁がしたたるほどジューシー。
フルーツとは思えない甘さととろけるような口当たりが最高です。
1-3.秋グルメならコレ!むかわ町のししゃも
スーパーでよく見かけるししゃも・・でもそれって本物ではないのです。
実はししゃも、と呼ばれる魚は、およそ、9月から11月の太平洋岸の限られた地域でしか揚がらない貴重なお魚。
その中でもむかわ町はししゃもで有名な町です。
なおししゃもは大変足が速いため干物にする訳なのですが、何とお寿司やお刺身、カルパッチョなどに調理して食べさせてくれるところも!まさに水揚げされる町だからこそ成せる技!わざわざむかわ町まで行く価値アリの逸品です。
1-4.冬グルメならコレ!北海道サロマ湖産牡蠣
通称「海のミルク」と呼ばれる牡蠣。日本でも有名な産地は多くありますが、日本最北のサロマ湖産はコクのある牡蠣が育つ条件が優秀なのです!
・プランクトンが豊富にいる海水
・山や湿原からの養分がたっぷり含まれた淡水
これらが流れてきて交じり合います。さらに低水温の厚岸湾でゆっくりと育つためにより美味しくなる、という訳です。
最も旬な時期は12月~2月。他にもホタテが有名です。
2.北海道のテッパングルメ
2-1.スープカレー
言わば「カレーライス」の常識を超えたスープカレー。いや、普段食べているカレーとは全く別の食べ物としてとらえたほうがいいかと思います。
何十種類ものスパイスを独自で調合し、道産野菜をたっぷり使ったものが一般的。
素揚げした野菜がより輝きと甘みを増し、スープとの相性も最高です♪
2-2.ジンギスカン
ジンギスカンは、皆様もご存じの通りラム肉とたっぷりの野菜を焼く焼肉のことですよね。
鉄板はお店によって違いはあれど、基本的にはラム肉から出てきた肉汁を野菜と絡めます。
ご飯にもビールにも合うジンギスカンは、やっぱり外せない道産グルメです♪
因みにラム肉は何とダイエット効果もあるようで、食べ続けたところ痩せたという店員さんがいたほど。
実はコレ、カルニチンを多く含まれているからなんです。
カルニチンは脂肪燃焼効果があると言われていますが、食べることで促進するそうですよ!
※すべての方が食べてすぐ痩せる!というダイエット記事ではありませんのであしからず・・・。
3.北海道のご当地グルメ
3-1.タコしゃぶ/稚内市
ミズタコの水揚げ量が日本一の稚内市。
タコは色々な料理に変身しますが、ここ稚内の名物料理と言えば「タコしゃぶ」なのです。
薄くスライスしたタコを野菜がしみ込んだおダシにさっとくぐらせて・・。
タコ本来が持つ甘みが口いっぱいに広がります。
なお漬けダレもバリエーションがありますので、また違った味わいが楽しめる優れもの。
そのうえ低コレステロール・血液の浄化作用・肝機能向上効果・などいいところずくめなんですよ♪
3-2.エスカロップ/根室市
エスカロップ・・初めてその単語を聞くと飲み物なのか?と想像してしまいますが、実は立派なご当地グルメ。
一般的なエスカロップはバターライスに細かく刻んだタケノコが混ざっていて、その上に存在感たっぷりの豚カツが乗り、極めつけのデミグラデスソースがたっぷりかかった豪快盛り付け。
デミグラの濃厚さと優しいバターライスが見事にマッチした、根室の自信作です。
“一度食べたら忘れられない味“とはまさにエスカロップのことだと、誰もが実感するでしょう。
3-3.十勝の豚丼/帯広市
近年話題を呼んでいる「十勝の豚丼」ですが、実は帯広市に名店が連なります。
十勝の美味しい空気と水で育った豚を炭火などで焼き、しょうがを入れた甘ダレに絡めて盛り付けます。
しょうがの代わりに黒コショウが調味料として使われているところもありますが、ご飯とこれほど相性の良いオカズはないのでは?と思うほど絶品です。
3-4.いももち/北海道全域
ご当地グルメの代表格として絶対外せないいももちの存在は、長らく地元の人々から愛されてきた北海道の郷土料理。
調理方法は自宅でも作れるほど。ジャガイモを粒がなくなるまでつぶし片栗粉を加えて混ぜ合わせ、焼いたいももちに甘じょっぱいタレをかけて完成です!
お餅のような触感はどこか懐かしい味。
いたってシンプルでがありますが、だからこそたまらない素朴な味わいがウリです。
3-5.ザンギ /釧路市
ザンギって呼び方が違うだけでから揚げと同じではないのか?と思われたかた、そうです!正解です!
醤油にニンニクやしょうがなどを加えて漬け込み、揚げたもの、つまりから揚げなのですが、その発祥はここ釧路市の「鳥松」さんだと言われています。
しいて言えばから揚げとザンギの若干の違いとしては、ニンニクが多いこと、半日以上漬け込んであること、味が濃い目などが主な特徴。
タレを絡めて食べることもあります。
また豚ザンギやタコなどの魚介類のザンギもかなり美味しいです。
果たしてその違いの結末は・・ご自身の舌で確かめてほしいと思います。
3-6.イカめし/函館
函館はレトロな街並みや海産物が豊富な観光地として、大変人気のある場所です。
中でもイカ漁の漁火は有名で、暗がりに灯るイカ漁船の景観は夏の風物詩になっています。
当然、透き通ったイカはお刺身や塩辛など何にしても美味しいのですが、あえてオススメしたいのがイカめし。
お米を詰めてイカを煮ている間イカのダシがお米の芯まで行きわたり、イカの旨味としみ込んだご飯がたまりません。
居酒屋さんなどで食べる場合はネギなどを振りかけてくれるので、より一層美味しさが増します。
4.北海道のオススメ!逸品食材
4-1.とうきび
一般的な呼ばれ方としては「トウモロコシ」ですが、あえて言いたいとうきびの名。
ここ北海道ではとうきび、と呼ぶのが通常。呼び名はこの辺にしまして、みずみずしさと甘さがこの上ない美味しさのとうきびは、お菓子やかき揚げなど色々な調理方法で喜ばせてくれます。
旬は7月~9月なのですが、時期になると各地で茹でたとうきびが売られています(醤油を付けて焼いてくれる屋台もあります)。
いわゆる食べ歩きができるところもありますので、見つけたら騙されたと思ってぜひその場で食べてみてくださいね。
びっくりするほどシャキシャキしていて甘いですよ♪
※筆者は札幌の大通公園でその場でたいらげ、2本目を買いました♪
4-2.花咲ガニ
北海道は毛ガニやタラバガニ、ズワイガニなどが有名ですが、筆者がオススメしたいのは濃厚で味わい深い花咲ガニ。
殻はものすごく硬くてハサミを入れづらいのですが、その中に隠された美食との出会いを考えたらそんなこと比ではありません。
※毛ガニのように歯で噛んでは決していけません。歯が欠けます。
とにかく細い触手まで激的な美味しさ。カニ好きにはたまらない、ちょっぴりディープな食べ物です。
ダイナミックなスケールでカニを味わいたい方はタラバがそのロマンを満たしてくれます。
4-3.利尻昆布
食材の枠に絶対入れておきたい利尻昆布。昆布の産地として全国にも数多くある中、利尻の昆布は一味も二味も違います。
甘さやコクが強く、透明感あるおダシが取れるため、湯豆腐やお吸い物にも最適です。
そして実は天然の利尻昆布のほとんどは京都の料亭が買い占めているため、市場に出回ることがありません。
スーパーで見かける「利尻産」は養殖の昆布という衝撃事実も(利尻島漁師さん談)。
おダシを一口飲めばその違いが素人でもわかるほど美味しい利尻昆布、これはぜひ試してみたいと思いませんか?
4-4.札幌大球
写真の通り常識を覆すインパクト大のキャベツは札幌に受け継がれる伝統と言っても過言ではない、札幌大球(さっぽろだいきゅう)という野菜。
これはたまたまできたお化けキャベツなどではありません。本当にこのサイズのキャベツを栽培しているのです!
通常私たちが普段見ているキャベツの重さは約1kg前後なのですが、札幌大球はその10倍~20倍もの重さになります。
甘みがあって葉も柔らかく、ざまざまな料理に対応。やきそばにして出してくれるお店もあります。
ほかにもおひたしたロールキャベツ、サラダにニシン漬けなどが主な食べ方です。
これだけ大きいのにキャベツの葉っぱの枚数は普通のものと一緒だというから驚きです。
お目にかかる機会がありましたら、ぜひお買い求め(もしくは食べてみて)くださいね。
おわりに
美味しいものを食べる、、それは人間にとって最大のストレス解消法になります。
ましてや旅の一環として取り入れられるのならば、それ以上ない幸せも一緒に戴くことができますよね。
開放的な気持ちになれる旅行とともにお腹いいっぱい食べて、北海道の味覚をぜひ味わっていただけたらと思います。
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