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絶対後悔しない!流氷見学ツアーを目的別に上手に選ぶマル得情報!

エリア
網走・北見・知床
投稿日
最終更新日:2022年1月14日
北海道のオホーツク海に1月下旬~3月にだけ姿を表す流氷。テレビや観光雑誌などで見るその幻想的な姿に、一度は見てみたい!と考えている方も多いのではないでしょうか。

でも道東というなかなか行く機会がない場所だけに、『どうやって見に行けばいいのかさっぱりわからない!』『どんなツアーがあって、どうやって選べばいいの?』などと迷う方も多いかと思います。

今回はそんな北海道冬の奇跡・流氷を見に行くためのおすすめツアー情報を、あなたにあった目的別に紹介致します!数ある流氷ツアーの中から、是非あなたが存分に楽しめるものを見つけてください!

1.流氷とは?どこで見られるの?

流氷マップ画像

流氷の正体は、中国とロシアの国境を流れるアムール川がオホーツク海側へ流れる際に次第に氷結し、大きくなりながら北海道のオホーツク海側に現れる現象です。1月下旬ころに姿を現し、3月中旬から下旬にかけて北海道の東側を抜けていきます。

流氷を見ることができる施設・観光設備が充実している地域は【網走】【紋別】【知床ウトロ・羅臼】の3箇所が基本です。この地域ではシーズンになると海岸や港まで大量の流氷が押し寄せ、幻想的な姿を見せてくれます。

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流氷ツアー

2.流氷の魅力は!?

 ・オホーツクを埋め尽くす壮大な風景!

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まずはなんといっても、他の海では絶対に出会うことができない『非日常』を間近に見ることができる感動です。

・流氷に訪れる珍しい動物達!

流氷はただ氷塊が流れてくるだけではなく、オホーツクに自然の恵みをもたらすとも言われています。流氷が豊富なプランクトンを運んでくることで、実に珍しい動物達も訪れます。

☆アザラシ☆

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運がよければ、ゴマフアザラシが流氷の上で寝そべっている姿を見ることができます。可愛くて癒されます…。

☆オオワシ・オジロワシ☆

流氷とワシ2

翼を広げると2メートルを越える大きさになる大迫力の渡り鳥。絶滅危惧種となっている大変珍しい鳥でありながら、流氷で羽を休める貫禄のある姿を目にすることができます。

☆クリオネ☆

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「流氷の天使」と呼ばれるクリオネ。船や海岸から直接見ることは難しいかもしれませんが、流氷ウォークで直にすくったり、網走・紋別では、オホーツク流氷館など観光施設でも見ることができます。

・流氷観光に出かけよう!タイプ別おすすめ

流氷はただ眺めるだけではありません!後述に紹介する『流氷ウォーク』や各地観光船に乗って間近に流氷を見学するツアーなど、多くのバリエーションがあり、オフシーズンと言われる北海道の冬をアクティブに楽しむことができるんです。

3.団体ツアーで流氷を楽しむ♪

まず旅慣れない方でも一番安心らくちんなのは、団体型ツアーです。
東京など本州の各出発地から添乗員同行のもの、現地では貸切バスで移動など、参加するだけで連れて行ってもらえる&体験できるのは楽ですよね♪
<旅行会社ツアー例>
・クラブツーリズム:「流氷観光ツアー特集」
・読売旅行:「流氷クルーズ特集」

東京発の場合の(一般的な)予算・価格帯:ひとりあたり50,000~150,000円程度です。

4.個人向けセットプラン(飛行機+ホテル+α)で流氷!

個人である程度は自由に回りたい、という方におすすめなのは、個人向けのセットプランです。
往復の飛行機や現地バス、流氷船乗船券などがセットになっていて、それなりにお得な価格になっているというもの。
個別に現地バスや流氷船の予約をしなくてもいいのがラクですよね♪

・ホワイト・ベアーファミリー:「オホーツク流氷見学ツアー特集」
・近畿日本ツーリスト:流氷ツアー特集
・ライフツアー:冬のひがし北海道特集

東京発の場合の(一般的な)予算・価格帯:ひとりあたり30,000~100,000円程度です。

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羽田発流氷ツアー特集

5.現地(札幌)発のバスツアーで流氷!

そして最近人気が高まっているのがコチラ。札幌からの日帰りバスで流氷を楽しむというバスツアー。
札幌から片道5時間前後かかるためバスに乗りっぱなしというのが難ですが、1万円台から流氷が楽しめます。

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6.自力で流氷を見に行く!

以上、ツアーをご紹介しましたが、それでも「自分の希望にあうツアーがない」「もっと自由に旅したい」という方も多いのではないでしょうか?
ということで、【網走】【紋別】【羅臼】の3大流氷船ポイントへのアクセスをそれぞれ紹介したいと思います。

6-1【網走】流氷砕氷船おーろらとアクセス

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流氷砕氷船おーろらは、網走監獄や流氷館が有名な観光地・網走の”おーろらターミナル”から出航します。その特徴は、氷塊を船の重さ(その重量491トン!)で砕きながらダイナミックに進んでいく事で、流氷の漂う界面に限りなく近い所から見ることができることです。

暖かい船内でゆっくりと流氷を鑑賞できる他、展望デッキに上がれば五感で流氷を楽しむことができますよ。

ピークシーズンの2月前半~中旬にかけてはお昼頃の便が人気なので、スケジュールが決まり次第予約することをおすすめします。
※流氷が見られないときは能取岬までの海上遊覧になります。

【料金】大人:3,500円/小学生:1,750円/幼児無料

<おーろら号乗り場【道の駅流氷街道網走】までのアクセス>
・女満別空港から空港連絡バスで約40分、990円
・JR網走駅からバスで約8分、200円
・JR網走駅からタクシーで約5分

6-2【紋別】流氷砕氷船ガリンコ号Ⅱとアクセス

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オホーツク紋別のガリンコステーションから出航している流氷砕氷船。『流氷とガリンコ号』で北海道遺産にも登録されており、その赤いカラーが白銀の流氷世界によく映えます。その中でもよく疑問にあがるのは、先にあげた「おーろら」と何が違うのか?ということ。

最大の違いは、おーろらは船の重みで砕氷し進んでいくのに対して、ガリンコ号は先端にある二つのドリルで氷を砕きながら進んでいくことです。どちらも豪快に進んでいくので、乗り比べするのもおすすめです。

ガリンコ号は完全予約制で、最少催行人数が10人超えたら催行となります。
人数が集まらないと運行しないので、何はともあれ「まず予約」です。

【料金】通常/大人:2,500円/小人:1,250円
予約先電話番号0158-24-8000
 
web予約(乗船2日前まで)/大人:2,300円/小人:1,150円
https://ticket.garinko.jp/
※ガリンコ号ⅢIMERUは料金が異なります。
<ガリンコ号乗り場【ガリンコステーション】までのアクセス>
・紋別空港から空港連絡バスで約15分
例年1月下旬~2月にガリンコステーションへのバスが運行されます。
詳細は公式HP>アクセスからご覧いただけます。

6-3【羅臼】流氷バードウォッチングクルーズとアクセス

流氷クルーズ

網走・紋別よりもより密度のある流氷が訪れるのがウトロ地区の知床・羅臼です。流氷砕氷船ではなく、クルーザーをつかってかなりの至近距離で流氷を楽しむことができます。
一番の見所は写真にもあるオジロワシ・オオワシの舞う姿。
たくさんの大きな翼が飛び交う様子は迫力満点。ぜひ一度は体験してみたいアトラクションです。クルージングは観光船と違って料金が高めですが、臨場感はピカイチ。

ちなみに、羅臼の観光船は、【知床ネイチャークルーズ】【流氷クルージング(ゴジラ岩観光)】【アルラン3世クルーズ(羅臼の宿まるみ)】【流氷ウォッチング(はまなす)】の4社が運行しています。
【料金】2時間~2時間30分コース 8,000~10,000円 1時間コース 4,500円程度

<羅臼流氷船乗り場(羅臼中心部)までのアクセス>
・中標津空港から車で約80分

7.冬の便利なバス!ひがし北海道エクスプレスバス

網走、紋別で流氷観光をお考えの方に朗報。
冬の北海道で一番苦労するのが交通手段。電車は思うように通っていなかったり、レンタカーで雪道を運転するのは怖いし…。といった方におすすめなのが、主要観光地や流氷観光に最適なバス「ひがし北海道エクスプレスバス」です。主要な滞在エリアや、流氷船の時間に合わせたルートと時間設定が組まれているので、自分でツアーをアレンジしたい方にオススメです。
ひがし北海道エクスプレスバス

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8.流氷を見に行く際の準備

・服装

外で流氷を見るときは、本州などの寒さとは比較にならず、簡単に-10度くらいになります。しかし反面、ホテルや船の中は暖房が効いておりなかなか暑いです。

簡単に脱げるダウンジャケットやコートを準備して、服装をコントロールできるようにするのがポイントです。

また、道は凍りついていたり、雪があってかなり滑りますので、寒冷地仕様の靴や、靴底に滑り止めをつけておくのが得策。ポケットに手を入れるのも危険なので手袋は必須です。

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その他、使い捨てカイロや耳あてなどもあると便利ですね。

・シーズンと知っておきたいこと

一般的に流氷のベストシーズンは2月初旬~3月中旬頃までと言われています。3月後半にも見ることが出来るのですが、見られる率も落ちてきて、船に乗っても見られなかった!ということもあります。
また例年1月下旬に流氷初日(気象台から初めて流氷が見える日)を迎えますが、高い確率で見たいのであれば、2月に入ってからの日程で計画されるのがおすすめです。

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