実際に乗りました!網走流氷砕氷船おーろら|オーロラ号

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公開日:2015/1/6

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流氷とかもめ北海道の冬の憧れとして名高い、流氷。その流氷を体験できる乗り物が流氷砕氷船です。でも、とても寒い冬に北海道に行って、流氷砕氷船に乗るとどんなすごい体験ができるのか、とお思いではないですか?今回、昨年実際に乗ってみた体験を、私的に、思ったままに綴ってみました。流氷体験の参考になり、もっと行きたい!と感じていただけると嬉しいです。

流氷を想像してみたら・・・?

おーろら号で流氷の海を進む流氷って何?遠いアムール川から出た真水が塩分濃度の濃いオホーツク海に出て成長したモノが流氷です。何百キロも南下しつつ流れて辿り着くのが北海道オホーツク海沿岸です。

例年、紋別(もんべつ)沖に現れてその後網走へ。様々な風向きにより北へ、東へ、西へと揺り動かされつつ、最後は知床半島を東へ越えて国後島や択捉島の方から太平洋へと消えてゆきます。

モノのようにそんな話を聞いてもピンとこないでしょうが、大自然は海を凍らせ、そのまま白く埋め尽くすのです。海が凍る?どうも勘が働かない感覚は、皆さんが住んでいる東京でも大阪でも結構です、ちょっと想像してみてもらえませんか?

東京湾が凍ったら?お台場のレインボーブリッジの下が真っ白い海になったなら?神戸の沖が真っ白になって夜景のかげに白い水平線が見えたなら?明石海峡大橋の下が真っ白な海になって淡路島までわたっていける…ってなったら?まるで、「アナと雪の女王」でアレンデ―ルの街が凍りついたように。。。
どれだけすごい事なのか少し勘が冴えてくるのではないでしょうか?

そんな大自然の脅威であり、荘厳さをこの日本で観ることが出来るのです。そのことも信じられないのではないでしょうか?

流氷に立つ筆者流氷の上に佇む筆者

網走 流氷砕氷船 おーろら号

そんな白い海にクルーズをする!流氷が押し寄せる、ひがし北海道・オホーツク海沿岸で流氷クルーズが出来る箇所は3つあります。

ひとつは紋別ガリンコ号、ドリルでガリガリと氷を割りながら進みます。次に網走のおーろら号、高速で流氷を追いかけます。知床半島東海岸の羅臼(らうす)ではバードクルーズを楽しめます。3者3様の楽しみ方も出来、3つの流氷クルーズ船に乗るツアーもあるほどです。

その中から今回は、網走の流氷砕氷船おーろら号についてご紹介いたします。

見ることができるのも今だけかも。。

沖に浮かぶおーろら号流氷砕氷船おーろら号は、網走道の駅がある網走港から約1時間のクルーズです。

夏は知床観光船になっているごくごく普通の大型遊覧船ですが、冬は氷を砕くというより乗っかって割る….という仕組みで氷の海をもろともせず突き進みます。

網走湾内にまで流氷が来ることは例年ひと冬で1度くらいのことでたいていは沖合数キロに滞流している事が多いのが近年の流氷です。したがって、少し沖に出ないと見られない。。。という状況が生まれるので船でしばらく走行して見に行こうという船が必要になるのです。

昔(と言っても20年前)は、流氷は岸辺に接岸し海はまったくの大雪原と化すほどの勢いだったので浜辺から十分見ることが出来たものですが、今は地球温暖化の影響もあり接岸がしづらくなってきています。この流氷は今の時期だけしか見ることが出来ないのかも知れません。

白い水平線

おーろら号の線上より船が動き出してしばらくすると、港ではプカプカと浮いていた程度の流氷がだんだん敷き詰められて白い海となっていくのですが、ドーンと音を立てて流氷帯本体に入ると急に動きが止まりバックし、また前進して氷を割り少し進み、またバックして前進してを繰り返し、まさしく南極の航海のようになっていく。

流氷を突き進むおーろら号

船の周りには氷がまとわりつき、次から次へと船に向かってくる。やがて周りはすべて真っ白に埋め尽くされ、生まれて初めて見た広い水平線になって目の前に横たわる。

今まで信じてきたもののすべてがひっくり返されるような気がして、一方でこれだけの荘厳な大自然に対しての驚愕からRespectの思いが浮き上がってくるのを感じました。

氷の塊を船がぶつかって壊していくとき、平べったい氷が横に盾にひっくり返ります。その時に初めて気づくのは、氷は上から見ているだけの平らなものではなく分厚い塊なのだ。。。と。

大きな流氷の塊に驚く

白い海の友達

この網走の流氷クルーズにもいろんな友達が出演します。

真っ白な海原に微かな黒い物体。やがて近づいてきたかと思うと羽を広げると2メートルもあるオジロワシやオオワシであったり、カモメはいつでも何かいいことがあるか?と船にすり寄って飛び、わたしたち乗船客を和ませてくれます。流氷がびっちりだときつねやシカが氷の上にどんぶらこと乗っていることもしばしば。

また、白い水平線の向こうには知床半島も横たわり、あの半島まで埋め尽くす氷のパワーに思わず驚愕してしまいます。

おーろら号に乗るかもめ

明日も頑張ろう

わずか1時間の流氷クルーズですが、その中での数十分の氷の海をゆくクルーズ。こんな光景があっていいのだろうか?と感じるのが正直な気持ち。

海が凍るこの事実の中で何か新しいことを求めたくなる気持ちでいっぱいになった。そして、何かその求めたものがいとも簡単にクリアでもするような錯覚にも陥り、私の人生始まって以来のポジティブな思いに満ちていた別な自分がいた。

さあ、今夜でこの別世界体験も終わり。明日から普通の生活が始まるけれども思わず精一杯頑張るよ。。ってこの船を降りるときに思っていた。

おーろら号と知床連山おーろら号と知床連山

アクセス


流氷砕氷船おーろら乗り場まで
・JR網走駅よりバスで約10分
・女満別空港よりバスで約40分
<JR網走駅まで>
・札幌駅より約5時間30分
・旭川駅より約3時間50分
・釧路駅より約3時間

おーろら号の詳しい情報は

網走流氷砕氷船 おーろら 公式ホームページ
http://www.ms-aurora.com/abashiri/index.html
運航期間 1/20~4/5
料金 おとな3,300円 こども1,650円
※以上、2015年1月6日現在

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