懐かしの北海道銘菓15選|定番&安心のお土産が勢ぞろい!
- 北海道全域
- 最終更新日:2021年10月5日
そんなとき、基本に立ち返って懐かし系の北海道銘菓を選んでみるのはいかがでしょうか?
というわけで、今回は
(1)30年以上販売している
(2)北海道全域のテレビ・ラジオや新聞などに広告を出している
という基準にできるだけ当てはまる北海道銘菓を集めてみました。
もくじ
1. 山親爺 昭和5(1930)年~
まずは札幌の老舗・千秋庵の「山親爺(やまおやじ)」。
「出てきた出てきた山親爺・・・」からはじまるCMソングは北海道民ならだれもが知っていることで有名です。
スキーを笹の葉に結んだ鮭をかついでいる熊のかわいい姿がプリントされたおせんべい。
一見硬そうに見えますが、かんたんにパリッと割れて口当たりもサクサク。
思わず後を引くバターとミルクのやさしい風味が誰にでもおすすめできるおいしさです。
5枚包 税込280円、10枚入(5枚包×2個)税込864円など
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2. ノースマン 昭和49(1974)年~
もうひとつの千秋庵の代表作「ノースマン」。
北海道産小豆のこしあんをパイでくるんだお菓子です。
パイはかなりのしっとり感があります。小豆あんは甘さをおさえています。
北海道みやげとしてはインパクトが弱い感じにみえますが、逆にその控えめなところが万能で、いつ誰に送ってもよろこばれる銘菓として北海道民から絶大な信頼を勝ち取っています。
1個 税込170円
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3. 白い恋人 昭和51(1976)年~
北海道みやげといえばこれですね!
Photo by Wikipedia/小wing
ラングドシャクッキーにホワイトチョコをたっぷりはさんだお菓子「白い恋人」。
販売当時は北海道限定販売でしたが、現在は物産展や通信販売でも購入できます。
北海道にいたときしょっちゅう食べたわけではないのに、北海道を離れて暮らしていておみやげにもらうと懐かしさでいっぱいになるのは、テレビやラジオのコマーシャルの効果かな?と思います。
石屋製菓公式YouTubeより
そんな地元民のつぶやきはともかく、「白い恋人」は一枚の大きさ、そしてクッキーとホワイトチョコのバランスが絶妙な名作です!
9枚入 税込648円
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4. マロンコロン 昭和35(1960)年~
昭和4年創業、小樽の老舗「あまとう」の代表作「マロンコロン」。
サブレを3枚に重ね、側面にクリームをコーティングしています。
アーモンド、チーズ、カカオ、ウォナッツをメインに、抹茶、紅茶、いちごなど、フレーバーも豊富。
サブレが3枚重ねなので、手で割るのにはちょっとてごわいですが、口あたりはサクサクしてやわらかく、全体的にあっさりとしたテイストです。
ゆっくりとティータイムを過ごしたいときにちょうどいいボリューム。
パッケージデザインのレトロ感も小樽らしさにあふれています。
1個 税込195円
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5. マルセイバターサンド 昭和52(1977)年~
Photo by Wikipedia/Dddeco
こちらも北海道みやげの超定番ですね。「白い恋人」と人気を二分する北海道銘菓。
出店地域が限られているので、北海道内でももらってうれしいスイーツショップです。
「白い恋人」はライトな感じですが、六花亭の「マルセイバターサンド」はホワイトチョコにバターとレーズンをプラスしているので味と質量ともにヘヴィーです。
基本的に北海道内限定販売ですが、通信販売でも購入できます。
2016年には姉妹品のマルセイバターケーキが販売開始、こちらも人気上昇中です。
4個 税込520円、10個 税込1350円 など
6. 大平原 昭和38(1963)年
こちらも帯広・六花亭のお菓子。名前もパッケージも和風ですが、マドレーヌです。
円形のマドレーヌには北海道産のバターがたっぷり使われています。
生地はしっとり、バターのこくがありながら軽い食感のシンプルな焼き菓子ですが、完成に2年以上もかかった商品なのだそうです。
筆者このお菓子が大好きなのですが、他の商品におされているせいか知名度はもうひと押しのようで、もっと人気がでてほしいですね!
4個 税込500円、12個 税込1700円 など
7. 旭豆 明治35(1902)年~
旭川銘菓といえば共生の「旭豆」。
北海道産の大豆とてんさい糖をつかった豆菓子です。
長い間変わっていないパッケージにはレトロな味わいがあります。
また、白い豆のなかに少しだけ抹茶味の豆がはいっているところもしゃれてますね!
実はこの記事を書くために何十年ぶりかに旭豆を食べてみたのですが、心なしか豆のサクサク感が増して歯ごたえが軽くなっているような気がしました。
すこしずつ改良されているのかもしれません。
食べはじめたらなかなか手が止まらない素朴な豆菓子、価格もお手頃です。
120g袋:税込270円、300g:税込594円など
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8. わかさいも 昭和5(1930)年~
洞爺湖温泉の銘菓、わかさいも本舗の「わかさいも」。焼き芋をイメージしてつくった和菓子です。
北海道産の大福豆(おおふくまめ)のあんと糸状にきざんだ昆布でサツマイモを表現。
さらに、たまご醤油を表面に塗って焼き、サツマイモの皮のように仕上げました。
かための白あんとしょうゆ味という独特の組み合わせのためか好みの分かれる味ですが、昭和43(1968)年発売開始の「いもてん」は、本物のサツマイモの天ぷらのような味わいでオリジナルに負けないくらい人気の銘菓です!
6個入 税込778円、12個入 税込1,458 円など
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9. 草太郎 昭和53(1978)年~
室蘭の銘菓、よもぎまんじゅう草太郎本舗の「草太郎」。
派手な宣伝をしていませんでしたが、1990年代にJALの機内菓子に、さらに平成19(2007)年に天皇皇后両陛下のお茶うけに採用されたことで、北海道内で人気が出ました。
パッケージを開けると、よもぎの香りが広がります。
まんじゅうの濃い緑色はすべて洞爺湖のヨモギ。ふたつに割るとヨモギの繊維がぎっしり詰まっています。
他の材料も北海道産にこだわりました。
現在、入手できる店が限られていますが通信販売でいつでも購入可能です。
6個入 税込1,080円
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10. よいとまけ 昭和28(1953)年~
Photo by Wikipedia/Dddeco
苫小牧の老舗「三星」の看板商品で、ハスカップジャムが一面に塗られたロールケーキ。
「日本一食べづらいお菓子」
としても知られていますが、現在は食べやすくカットされた状態で販売されています。
また、ハーフサイズもあります。
見た目とたべづらさのインパクトで忘れてしまいそうですが、勇払原野だけに自生して、日本でほとんど知られていなかったハスカップの知名度をここまで上げた功績は大きいと思います。
1本 税込730円、よいとまけ はんぶんこ(ハーフサイズ)1本 税込315円
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11. ウロコダンゴ 大正2(1913)年~
高橋商事の「深川名物ウロコダンゴ」は三角形の蒸し団子。
深川駅からはじまる国鉄留萌線の開通を記念してつくられました。発売から100年ほどたった今も当時の味を守り続けています。
「ウロコ」の名前は、留萌沿岸から運び込まれていたニシンのウロコから取りました。
食感はよく、名古屋名物の「ういろう」に似ているといわれています。
実際たべてみると、ういろうよりも少しやわらかくあっさりとした感じです。
9個入 税込680円 など
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12. トラピストクッキー 昭和11(1936)年~
1970年代に「白い恋人」「マルセイバターサンド」をはじめとするさまざまな銘菓が登場するまで、この聖母トラピスト修道院製「トラピストクッキー」が北海道を代表する銘菓でした。
日本ではめずらしい発酵バターをたっぷりつかって焼き上げたクッキーは、北斗市にある男子修道院「灯台の聖母 トラピスト修道院」で作られています。
北海道のお土産シーンが華やかになった今でも、伝統を守って作られている味は、道内道外を問わず信頼のおいしさです。
3枚包×12個入 税込718円など
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13. 老舗の羊羹をご紹介
左から、三石羊羹/五勝手屋羊羹/標津羊羹
いずれも歴史ある定番北海道みやげです。
13-1. 五勝手屋羊羹 明治2(1870)年~
まずは五勝手屋本舗の「五勝手屋羊羹」。
煮豆によく使われる金時豆をつかった羊羹で、昔ながらの濃厚な羊羹の味が印象的です。
独特な丸缶ミニサイズのかたちは、食べるときに手を汚さないために工夫されました。
五勝手屋羊羹 丸缶1個 税込324円 など
13-2. 三石羊羹 明治43(1910)年~
続いて八木菓子舗 の「三石羊羹」。
こちらは十勝産の小豆をつかっています。
五勝手屋羊羹に比べるとあっさりとして軽く、水ようかんに近い舌ざわりです。こちらも丸缶サイズがあります。
三石羊羹 丸筒1個 税込205円 など
13-3. 標津羊羹 昭和2(1927)年~
標津羊羹本舗の「標津羊羹」も五勝手屋羊羹とおなじく金時豆を原料にした羊羹です。
あっさりした甘さと濃厚な豆の風味が調和しています。
標津羊羹ひとくちサイズ4コ入 税込756円 など
まとめ
いかがでしたでしょうか?
広い北海道なので、銘菓をまんべんなくご紹介することは難しい!とあらためて感じた筆者でした。
何度か北海道旅行に行くと噂の新発売スイーツを試してみたくなるのが常ですが、たまにはこのような懐かし系の銘菓をチョイスすると、北海道にゆかりのある人から面白い話が聞けるかもしれませんよ!
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