ここは日本?!冬しか見れない厳選絶景ホワイト北海道13選
- 北海道全域
- 最終更新日:2024年4月1日
でも寒い、白銀の世界、冬の北海道には、夏では決して見れない、この時期の北海道だからこそ見れるすごい絶景が待っているのは、ご存知でしょうか?
ということで、一生に一度は見ておきたい、ぜひとも体験してほしい冬の北海道の絶景を、厳選して13選、お届けいたします。
もくじ
1.湖上にできた氷の世界 しかりべつ湖コタン
北海道の真ん中、冬、氷点下30度にもなる然別(しかりべつ)湖の湖上を会場に行われる、北海道の冬ならではのイベント。
湖上に白いイグルー(北極圏に住む民族イヌイットが暮らすドームのような家)が並び、氷のバーやチャペル、シアターや湖上露天風呂まで。
氷のチャペルで、結婚式を挙げるのはいかがでしょうか?溶けない思い出を、どうぞ♪
2.ルスツから望む冬の蝦夷富士、羊蹄山
日本百名山にも選ばれる北海道の名峰、羊蹄山(ようていざん)。
その姿が富士山のように美しいことから、「蝦夷(えぞ)富士」の名称で愛されています。
北海道最大級のスキーリゾート、ルスツより臨む、白くたおやかな姿に、多くの日本人や外国人スキーヤーが感動をおぼえます。
また羊蹄山だけにとどまらず、美しい樹氷、そして洞爺湖も一望することができるのは、大きな魅力です。
こんな景色を見ながらスキーができたら、最高ですよね♪
3.白銀の釧路湿原に舞う純白のタンチョウ
北海道最大の湿原として知られる釧路湿原。その釧路湿原を棲家とする日本最大級の鳥類、それがタンチョウです。
タンチョウは渡り鳥のように越冬をせず、年中をこの釧路湿原で過ごすため、冬は雪原で過ごすタンチョウの姿をおさめようと、多くのカメラマンが訪れます。
2メートル以上の羽を広げて飛ぶ姿は、まさに優雅です。
厳寒の釧路湿原に佇むタンチョウ。
4.エメラルドの氷が覆う奇跡の湖面・オンネトー
北海道三大秘境とも評される、エメラルド色の湖水が神秘的な湖「オンネトー」。
11月下旬から、雪で入れなくなる12月中旬までのわずかな期間にだけ見ることができるのが、エメラルドカラーの湖水が氷に替わる、まるで宝石のような氷の絶景です。
まるで翡翠のような、また、場所により色の濃淡がある、氷の宝石のモザイク。
氷の上を歩いているのか、宝石の上を歩いているのか。まさに、初冬のオンネトーだけの体験です。
5.美瑛の丘に広がる、はてしない雪のじゅうたん
夏は丘一面に緑の畑が続き、多くの観光客が訪れる北海道・美瑛(びえい)も、冬になると、一面純白の世界へ。上の写真は、美瑛の代表的なシーンのひとつ、マイルドセブンの丘より。
白いじゅうたんに乗ったおうちが一軒。
丘のずっと先に控える、北海道最高峰、大雪山系の山々。
※画像提供 美瑛町観光協会
6.見渡す限りの雪と海、冬のトドワラ・野付半島の「氷平線」
北海道、道東。オホーツク海に突き出した半島である、野付(のつけ)半島。
枯れた灌木(かんぼく)が一面に広がる荒涼とした姿は、冬になると一面の雪と海だけの、世界の果てのような光景にかわりますは、近年、水平線ならぬ「氷平線」として、注目を集めています。
どこまでも続く雪の道は、日本でないどこかに来たかのよう。
流氷が流れ着いた、人間の小ささを感じるような、非日常な風景。
<PR>
=終着点エリア・冬の体験ツアー=
真冬の北海道。東のさいはて、羅臼・中標津・別海エリアには、まるで日本ではないような特別な体験がいっぱい。東京・羽田からわずか1時間40分の別世界への旅のすすめ。
【ひがし北海道公式】詳しくはこちらから
7.町中がやさしい光に包まれる 小樽、雪あかりの路
大正時代の面影、北海道の昔を感じることができる港町、小樽。
例年2月上旬~中旬に行われる、市民手作りの冬のイベント「小樽 雪あかりの路」では、運河の水面で瞬く200個の浮き球キャンドルや、白い雪を照らすキャンドルの温かな灯火が、やさしくあたたかな情景を作り出します。
2024年の「小樽 雪あかりの路」は、2月10日(土)~2月17日(土)に開催されます。
8.厳寒・夜明けの羅臼、流氷に舞うオオワシ
北海道の冬の風物詩として知られる、オホーツク海の流氷。知床半島の東、羅臼(らうす)では、流氷とともに越冬する約2,000羽のオオワシ、オジロワシの群れを、国後島から上がる朝日とともに観察することができ、その姿を見るために、日本人のみながら遠く海外から多くの観光客が訪れます。
迫力ある姿を、早朝の流氷クルーズで間近に見ることができます。
流氷が生まれるアムール川の豊富な栄養分がもたらすエメラルドカラーの海と、世界遺産・知床の山々の美しいコントラスト。
9.冬の阿寒湖に咲く華、フロストフラワー
北海道・道東、阿寒湖で、冬の凍った湖面に咲く、可憐な白い華。厳寒の早朝、湖面に張ったばかりの透明な氷の上に、氷から昇華した水蒸気が付着してできる氷の結晶が、フロストフラワーです。
マイナス15度を下回ること、風が吹かない(風が強いと氷の結晶が壊れてしまうから)早朝だけ見ることができる、冬の北海道ならでは美しい絶景です。
阿寒湖畔の木々の樹氷とフロストフラワー。
なお、フロストフラワーについてもっと知りたい方は、 【冬の絶景】阿寒湖・フロストフラワー|天空の楽園に咲く氷の花 をご覧ください。
10.美瑛の霧氷と気嵐
氷点下の夜明け前。川から立ち昇る気嵐(けあらし)。早朝、外気温が川や海の水の温度より寒い時に起こります。朝の太陽の光がさすと空気中の水分がキラキラと輝きより一層ファンタジックな雰囲気に包まれます。
河岸の真っ白な木の枝は霧氷と呼ばれる現象です。過冷却状態にある水滴が風で樹々に吹き付けられてできる氷の花極寒の地で木々は氷の衣装を見に纏い、繊細なその姿は白銀の世界をさらに美しくします。
11.雪原に佇むクリスマスツリーの木
美瑛の広大な雪原にポツンと佇む「クリスマスツリーの木」。モミの木ではなく、トウヒという種類の木ですが、美しい円錐形で、オーナメントの飾られていない素朴で凛としたクリスマスツリーです。
青い空と真っ白の雪原によく映えていますよね。晴れた日中だけでなく、朝焼けや夕焼けの時間帯も綺麗な姿が見れるんだとか。色々な時間に訪れてみたいです。
観光地として有名ではありますが、この木がある場所は、私有地の農地。駐車場はなく、展望デッキなどもありません。マナーを守って公道から見学・撮影しましょう♪
12.2本の木が1つになったハルニレの木
十勝川の河川敷、豊頃町のハルニレの木。雪原のなかにポツンと立っているように見えますが、実は2本の木が寄り添って一体化しています。
積もる雪が風で吹き飛ばされ、凍った地面にハルニレの木がリフレクションしたお気に入りの一枚。
周りにほとんど光源がないため、星空を眺めるには最高の場所!私が撮影した日は、星はほとんど見られませんでしたが、運が良ければ天の川まで見られるそうですよ♪
13.波打ち際にきらめくジュエリーアイス
ハルニレの木がある豊頃町でもう1つ冬の絶景。大津海岸の厳冬期にのみ見られる氷の宝石、ジュエリーアイス。1月中旬から2月下旬までが見頃で、見られるかどうかは運次第です。
ジュエリーアイスは十勝川で作られた氷が海に流れ込み、波に打たれて角が削られ、海岸に打ち上げられたもので、様々な形をしています。白濁した流氷とは異なり、透明度が高く、太陽の光を浴びた姿が名前の通り、宝石のように綺麗でした。
さいごに
以上、冬の北海道だから見ることができる、冬だから行きたい北海道に絶景をご紹介いたしました。
日本中のどこにいても寒そうな今年の冬。いっそのこと寒さをもっと楽しみに、北海道まで行ってみてはいかがでしょうか。すごい自然が待ってますよ!
こちらの関連記事もどうぞ
姉妹サイトのご紹介(よかったら見てね)