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やっぱり冬は雪見風呂に入りたい!北海道で叶う雪見温泉8選!

エリア
北海道全域
投稿日
最終更新日:2022年3月10日
北海道の冬は雪に閉ざされて陰鬱な季節。寒くて観光なんてとんでもない。スキーもしないし、なんて、お考えではないでしょうか。

いえいえ、北海道の冬には冬しかできない楽しみもあるのです。その一つが雪見風呂。冷えた大気の中、雪を眺めながらゆったりと体を温める。ぜいたくな時間だとは思いませんか?

今回は北海道で地元民にも人気な雪見温泉をご紹介します。温泉が違えば、眺める景色も違います。ぜひ北海度旅行の参考にしていただければと思います。

1.鯉川温泉旅館(休業中)

鯉川温泉旅館画像提供:鯉川温泉旅館

「鯉川温泉旅館」は、2018年3月1日より休業しております。

ニセコはスキーのメッカ。冬ともなれば世界中からスキー客が訪れ、国際都市のたたずまいを見せます。

雪質は極上で量も豊富、宿泊施設もスキー場も設備が整っているならば当たり前ですね。その喧騒とにぎわいのニセコからやや離れた山中に立つ一軒宿が鯉川温泉旅館です。

本当に日本らしい四季の情緒と豊かな自然を堪能しつくすことのできる日本旅館です。やや高めの場所に設定された露天風呂は滝を借景とする夏場、たくさんの雪が積もる中その滝も氷つき北海道の冬の厳しさを垣間見ることができる冬と、ともに素晴らしい景色を楽しむことができます。

濁りをふくむとろみのあるお湯につかりゆったりと体を休めることができます。ゆったりと北海道の冬を楽しむには近所にアクティビティも多く、最適な宿といえるでしょう。もちろん日帰り温泉での利用も可能です。

雪見温泉画像提供:鯉川温泉旅館
<鯉川温泉旅館>
住所:北海道磯谷郡蘭越町字湯里592
TEL:0136-58-2111/FAX:0136-58-2088
日帰り入浴 大人:600円 小学生:300円 幼児(3歳以上):100円
営業時間:10:30~21:00(最終受付20:00)
定休日:不定休(清掃日あり)

2.丸駒温泉旅館

丸駒温泉旅館丸駒温泉旅館は支笏湖の西に位置する温泉宿です。この温泉の素晴らしさは、支笏湖と同じ高さにある露天風呂にあります。

支笏湖の水位次第で湯の深さも変わるほどワイルドさ。雪景色を楽しむのにこれほど適したロケーションも他にはありません。

晴れた日であれば対岸の山々が白く雪化粧するすがた。樹氷にはねる日の光。深く深く青い支笏湖の水面。支笏湖は日本最北の不凍湖で冬でもめったに凍結しません。

しかも、透明度では日本トップクラス。千歳空港や札幌市内から約1時間ほどの距離で北海道の大自然を感じられる温泉です。夏は多くのライダーが日帰り温泉で立ち寄りますが、冬場であればじっくりと逗留して心と体を休めていきたい宿。おススメです。

<丸駒温泉旅館>
住所:北海道千歳市幌美内7
日帰り入浴 大人:1,000円 小学生:500円 幼児(3歳以上):200円
連絡先:0123-25-2341

3.熊の湯(羅臼町)

熊の湯今回紹介する中でも秘湯中の秘湯といえるのが熊の湯。無料の共同浴場です。混浴ではなく男女に分かれていますが、女性が男性用に入ることは自由になっています。

男性用は仕切りがなく眺望もすばらしく、原生林を覆う雪が目をいやします。川のせせらぎは耳をいやします。北海道の大自然を秘境中の秘境で味わうためにはもってこいの温泉であるといえるでしょう。

寒い地域ではありますが、湯温自体がかなり高めなので体の芯からしっかりと温まります。

地元の人にも大人気で多くの地元民が足しげくかよっています。このような秘湯はわかりにくい場合も多いのですが、地元の方の努力で駐車場や更衣室が整備され掃除も行き届いていますから、知床方面を旅行で訪れた場合には一度足をのばしてみてください。素敵な露天風呂です。

<熊の湯>
住所:北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町
入浴料:無料
営業時間・期間 24時間(清掃中は入浴不可)
休業日無休

4.豊平峡(ほうへいきょう)温泉

雪見温泉雪見温泉がいい条件はいくつかありますが、その一つは露天風呂自体が広いこと。そして視界が開けていることがあります。

この条件をジャストミートで満たすのが豊平峡温泉です。定山渓市街から中山峠方面へしばらく走り、豊平峡ダム方面に左折してまもなく。豊平峡ダムは紅葉スポットで秋の豊平峡温泉も美しいのですが、雪に覆われる遠くに見える雄大な秀峰を眺めながらの雪見温泉も別格の味わいがあります。

ほとんどが札幌市内から訪れるお客さんでその大部分がリピーターです。落ち着いた雰囲気の日帰り温泉施設は価格がリーズナブルなこともあり旅行で行っても楽しめます。

もう一つの目玉はレストラン。本格的なナンとカレーが楽しめるというユニークさ。こちらもご賞味ください。

雪見温泉

<豊平峡温泉>
住所:北海道札幌市南区定山渓608番地2
電話:011-598-2410
定休日:年中無休
営業時間:10:00~24:00 日・祝日9:00~24:00
料金大人¥1,000・小人¥500(幼児(0才~2才)無料)
タオル
フェイス:販売220円
バス:レンタル520円(内300円返金)

5.十勝岳温泉 凌雲閣

凌雲閣画像提供:十勝岳温泉 凌雲閣

十勝岳温泉凌雲閣は訪れた人に感動を与えます。それは四季を問わずにです。

紅葉の季節は言うに及ばず、崖の上に設定された露天風呂からは山々の稜線からのぞく太陽。その光が樹氷に反射し、昼間からみられる絶妙なイルミネーションのようです。

いつもは遠景で見ている山々がここではすぐ間近。そして、条件が整えば夏場には雲海。雲の上でお風呂に入ることなど日常からは想像を絶する光景といえるでしょう。

北海道でもトップクラスに高い位置にある温泉だからこその贅沢なのです。

そして、その評価は確実に口コミで広がっています。有名な温泉ではないかもしれません。隠れた名湯とは多くの場合そうしたもの。旭川に降り立ったならば足をのばしてでも訪れてみたい宿。それが凌雲閣です。

寒さで震えた体を温めつつも、絶景への感動で心が震えるお宿です。

雪見温泉画像提供:十勝岳温泉 凌雲閣

<十勝岳温泉 凌雲閣>
住所:北海道空知郡上富良野町十勝岳温泉
電話:0167-39-4111
日帰り入浴 大人:800円 子供:400円

6.温根湯(おんねゆ)温泉 大江本家

雪見温泉画像提供:大江本家
オホーツク海はこれからが流氷の季節。流氷を目いっぱい楽しんだそのあとは大江本家の露天風呂でゆったりと雪見温泉を楽しみましょう。

露天風呂からは北海道らしい広大な景色が目の前に広がります。夕方以降はイルミネーション。さらに夜が更ければ満点の星空。オホーツク地方は年を通じて晴れる日が多いので、星空を堪能できる可能性はかなり高いといえるでしょう。

流氷が有名な網走や紋別から内陸へ2時間程度走った場所にある温根湯温泉。地域で「100%源泉かけ流し」を掲げ、お湯の評価が高い温根湯温泉の中でも、大江本家はそのお湯がこんこんとわきだす湯量が自慢です。

源泉かけ流しのお湯はアルカリ性で美肌の湯。内湯は、様々な種類の湯船がありますし、家族で楽しめる家族風呂もあります。

雪見温泉画像提供:大江本家
<北海道温根湯温泉 大江本家>
住所:北見市留辺蘂町温根湯温泉466-1
日帰り入浴 大人:800円 子供:400円
時間 13:00~20:00
電話:0157-45-2511

7.十勝川温泉 観月苑

雪見温泉画像提供:十勝川温泉 観月苑

十勝平野の大平原を一望に見渡す露天風呂が観月苑の特長。果てしもなく続きそうな雪原に息をのむことになるでしょう。遠く流れる十勝川と森林、開放感が旅につかれた心をいやしてくれるはずです。

寒さの厳しい日には空気中の水蒸気が氷結するダイヤモンドダスト現象も目にできるかもしれません。空気自体がキラキラと輝くその様子は旅のよい思い出になるはずです。

十勝川温泉は帯広の郊外。その中にある観月苑は優れたサービスと設備で口コミでの評価もかなり高いお宿、リピーターが多いことがその証明といえるでしょう。日本でも珍しい植物性モール泉は美人の湯として美肌効果も抜群。

キラキラ輝くダイヤモンドダストに負けないくらいの輝きをあなたのお肌に与えてくれるかもしれません。帯広方面への旅ならばおすすめのお宿です。もちろん日帰り温泉の利用も可能です。

雪見温泉画像提供:十勝川温泉 観月苑
<観月苑>
住所:北海道河東郡音更町十勝川温泉南14-2
日帰り入浴 大人:1,500円 1歳~小学生:500円
営業時間:13:00~20:00
連絡先:0155-46-2001

8.コタンの湯

雪見温泉画像提供:Do photo
コタンの湯は道東・弟子屈(てしかが)町、屈斜路(くっしゃろ)湖の湖岸にある無料の露天風呂です。大きな岩で男湯女湯に分かれてはいますが、実質的には混浴となっています。

屈斜路湖の和琴半島と砂湯を結ぶ道路沿いにある露天風呂。無料とはいえ毎日清掃されているため、きれいな露天風呂です。そして、屈斜路湖までの距離はごくわずかです。

屈斜路湖は冬に凍結する湖ですが、温泉がわきだしているところなどは一部凍結しません。その部分には白鳥などが集まります。

湖と一体化し、まるで、白鳥と一緒に入浴しているような錯覚を与えてくれます。夕方は山々へ沈夕日。夜は星空の下とワイルドな温泉で本当の意味で北海道の大自然を感じることができる露天風呂です。宿泊は周囲に宿をとれば、雪見温泉を二回心行くまで堪能できます。

<コタンの湯>
住 所 弟子屈町屈斜路古丹
入浴料:無料
脱衣所 有(男女別)
入浴方法 混浴

おわりに

雪見温泉北海道は基本的にはどこに行っても(外さえ見えれば)冬場であれば雪見温泉が楽しめます。しかし、内湯からだとガラスが曇ってしまって外がよく見えません。やはりここは露天でじっくり温まりながら楽しむのがよいでしょう。

北海道の雪見温泉はその個性を競い合っています。今回ご紹介したお風呂、お宿は、きっと感動を与えてくれるはずです。

【こちらもご覧ください】
北海道の秘湯|北海道出身の温泉ファンが推す秘湯10選【入門編】

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