11月の北海道旅行まとめ《2024決定版》|北海道ラボ
- 北海道全域
- 最終更新日:2024年11月4日
これに反して、この時期の北海道でのもっぱらの話題は「いつストーブを本格的につける?」とか「車のタイヤ交換はいつにする?」とか。。
皆が冬を迎える準備のためそわそわしています。そして、レジャー大好き北海道民の足がにぶるシーズンでもあります。
そういうわけで11月の北海道観光シーンはひっそりとしていますが、実は、オフシーズンのため宿泊費やツアー費が年間を通して比較的リーズナブルなときであり、混雑に煩わされずにゆっくり観光を楽しむことができるときでもあるのです☆
のんびりまったり北海道を楽しみたい方には11月の観光、おすすめです♪
1. 11月に行きたい北海道の見どころ!
1-1 函館
北海道のなかでも比較的雪が少なく暖かい函館は、11月の観光におすすめです♪
雪の量も少なく空気も澄んでくる季節なので、くっきりとあざやかな函館夜景を楽しむことができるでしょう。
(写真提供・函館市公式観光情報サイト「はこぶら」)
夜景鑑賞のときに山頂展望台への交通手段として人気の高い函館ロープウェイですが、毎年10月中旬頃から11月半ばまで整備点検のため運休になり、11月中旬以降から翌年4月までは函館山登山道が冬季閉鎖になりますのでご注意くださいね!
ロープウェイ運転休止期間 2024年10月18日~11月10日
函館山登山道の冬季閉鎖:11月中旬~4月中旬
また、この時季の函館は海産物がおいしい季節です♪
ホッケやタラなど、多くの魚が旬を迎えます。
函館朝市で秋の味覚を楽しむのもいいですが、筆者がおすすめしたいのは屋台村「函館ひかりの屋台 大門横丁」です!
(写真提供・函館市公式観光情報サイト「はこぶら」)
居酒屋やジンギスカンからエスニック系まで、さまざまなジャンルの屋台が軒をつらねていて、観光客はもちろん、地元のかたも多く利用しているスポットです。
おいしい料理とお酒で秋の夜長を過ごすのもオツなものですね!
【アクセス情報】
大門横丁 函館 ひかりの屋台
住所:北海道函館市松風町7
MAP:https://goo.gl/maps/Ixqpt
休業日:屋台によって異なるのでホームページで確認を
ホームページ:http://www.hakodate-yatai.com/
1-2 小樽
次におすすめしたいのが、小樽です。
国内のみならず海外でも絶大な人気を誇る街、年間を通して多くの観光客が訪れていますが、特に雪が根雪になる12月になると、イルミネーションをはじめとする冬のイベントで満載のため小樽の街はいっそうにぎやかになります。
本格的な冬の季節を迎えた雪深い小樽もとても魅力的ですが、雪が根雪になる直前の11月は、小樽の街のしっとりとした雰囲気を味わうのにうってつけのときです♪
(写真提供・小樽観光写真ライブラリー)
(写真提供・小樽観光写真ライブラリー)
また、小樽といえば寿司や海鮮丼などの海の幸を生かしたグルメが人気ですが、実は酒造も盛んなのです!
近くにはウイスキーやワインで有名な余市がありますが、小樽にはワインやビールの工場、そして田中酒造・亀甲蔵などの酒蔵があります!
特に11月は新酒の季節ですので試してみてはいかがでしょうか?
【アクセス情報】
田中酒造亀甲蔵
住所:小樽市信香町2番2号
電話:0134-21-2390
営業時間:9:05~17:30
ホームページ:https://tanakashuzo.com/
※無料試飲あり
北海道ワイン株式会社 ワイン&ギャラリー
住所:小樽市朝里川温泉1丁目130番地
電話:0134-34-2187
営業時間:9:00~17:00
ホームページ:http://www.hokkaidowine.com/contents/gallery/index.html
1-3 十勝エリア
次のおすすめ観光地は十勝エリアです。
11月の十勝も秋のイベントが一段落し、冬のイベントの準備に向けてひと休みという雰囲気ですが、だからこそ訪ねてみたいエリア。
まず、筆者がおすすめしたいのが然別湖(しかりべつこ)。
(写真提供・十勝観光連盟)
北海道で一番高いところにある然別湖は「日本の秘境100選」に選ばれるほどのスポットです。
観光地として開発されていないエリアなので、手付かずの自然の美しさを満喫することができます。
然別湖畔温泉も、秘湯の趣があっておすすめ!
一年の半分は凍っている湖ですが、11月中旬は湖が凍り始めるところを見ることができるかもしれませんよ!
【アクセス情報】
然別湖温泉ホテル風水
http://www.hotelfusui.com/
電話:0156-67-2211
また、「スイーツ王国」の異名をもつ帯広でのスイーツ巡りもおすすめです。
(写真提供・十勝観光連盟)
北海道スイーツファンにはおなじみ「六花亭」帯広本店をはじめ、行列のできるスイートポテト店「クランベリー」、ナチュラルチーズケーキが看板の「十勝トテッポ工房」など、さまざまなスイーツ店があります。いろいろ食べ歩いて、ぜひお気に入りを見つけてみてください♪
【アクセス情報】
六花亭 帯広本店
営業時間 9:00~19:00
MAP:https://goo.gl/maps/CxsTS
web:http://www.rokkatei.co.jp/shop/#obihiro
クランベリー本店
営業時間:9:00~21:00
MAP:https://goo.gl/maps/2Wevl
web:http://www.cranberry.jp/
十勝トテッポ工房
営業時間:10:00 〜18:00、不定休
MAP:https://goo.gl/maps/J9Mif
web:http://www.toteppo-factory.com/
【参考サイト】
おびひろ観光ナビ http://obikan.jp/ より
トップページ モデルコース スイーツめぐりコース
2. 11月の注目イベント
2-1 旭山動物園・冬季開園
次のおすすめは旭山動物園の冬季開園です!
11月の入場者数は、ピーク時の8月の入場者数23万人にくらべて11月は4万人(旭山動物園2014年発表資料より)と、年間を通してもっとも空いている時期なので、愛らしい動物たちをゆっくりのんびり鑑賞できます!
また、旭川のように雪の多い地域で冬季も開園している動物園はとてもめずらしいとのこと、行ってみて損はないですよ!
このシーズンになると、ホッキョクグマ、アムールトラ、レッサーパンダなどが活発に活動する姿を見ることができます。空飛ぶペンギンも元気です!
夏季(4月末〜11月初旬)にくらべると開園時間が10:30〜15:30になり、夏季よりグッと短くなりますので、来園のときはご注意くださいね!
(写真提供・旭川市観光課)
【イベント情報】
旭山動物園・冬期開園
期間:11月中旬〜翌年4月上旬(2023-2024は11/11〜4/7)
開園時間:10:30〜15:30(最終入場15:00)
問合せ:0166-36-1104
ウェブサイト
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
2-2 「さっぽろホワイトイルミネーション」と「ミュンヘン・クリスマス市」
札幌の冬は「さっぽろホワイトイルミネーション」からはじまります☆
11月中旬から翌年2月中旬まで続くロングランイベントですが、特に大通公園はクリスマスが終わるまでのあいだ光のオブジェで埋め尽くされます☆
札幌市民から海外から観光客まで大人気のため、12月になれば大勢の人で混雑しますが、開催直後ならばあまり混雑することなくゆっくり楽しむことができるので、11月の来場をおすすめします!
また、大通公園では、11月末からクリスマスイブまで「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo 」が同時開催されます。
ビールやホットワイン、本場のドイツ料理の屋台が軒を連ね、日本にいながらドイツのクリスマスを味わうことができます。
【イベント情報】
さっぽろホワイトイルミネーション
期間:毎年11月中旬より開催(2024年は11月22日から、会場によって期間が異なります)
問合先:011-281-6400(さっぽろホワイトイルミネーション実行委員会)
ウェブサイト https://white-illumination.jp/
ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo
期間:毎年11月下旬から12/25まで(2024年は11月22日~)
ウェブサイト https://white-illumination.jp/munich//
3. 11月に食べたい北海道の名物
3-1 シシャモ
最盛期は10月ですが、11月もおすすめしたいのがシシャモ!
国産シシャモは北海道内でも限られたスーパーにしか流通しませんし、その価格も、全国的に流通している海外産シシャモの倍以上です。
それだけに、旬のシシャモは食べる価値が十分にあります。その香ばしさと豊かな風味は、多くの人がもつシシャモの固定概念をくつがえすことでしょう!
11月頃には、札幌市内の居酒屋などでもメニューとして出すところがあるので、見つけたらすかさずオーダーしましょう☆
3-2 新米
次に旅行者に食べていただたいのが、新米です。
「ゆめぴりか」や「ななつぼし」など北海道生まれのお米が広く知られるようになりました。
筆者のイチオシは「ななつぼし」。
北海道民にはすっかりおなじみのブランド米で、ほのかな甘みがあって、どんなおかずにも合い、冷めてもおいしいのが特徴です。
北海道を旅行していると、レストランで「ななつぼし使用」の文字を目にすることが多いと思います。
特に11月は新米が出そろう時期、このブランドをはじめとする北海道米の表示を見かけたら、ぜひお試しくださいね!
4. 11月の北海道の天気と気温
(11月の北海道の最低気温/最高気温:札幌管区気象台HPより引用)
上の図表からわかるように、秋から冬に向かう北海道の11月は、エリアによって気候が様々です。
函館のように温暖で寒暖の差が道南エリアに比べて、道北、道東、オホーツクは気温はかなり冷え込み朝晩の寒暖の差が大きくなります。
山は、11月までには紅葉の季節を終えて冬支度にはいります。雪も12月を過ぎないと根雪にならないので、スキーなどのウインタースポーツができるようになるまで少し待たなければなりません。
11月初旬まで続いた秋晴れ続きの天気も、初雪がふると、徐々に冬独特の曇天が多い気候に変わります。そして11月末には雪は根雪になり、長い冬がはじまります。
路面は凍結しはじめるので、冬道に慣れていない本州からの旅行者は、車の運転には細心の注意が必要です。どうぞお気をつけて!
5.11月に北海道に行く時の服装は?
12月頃までならば、北海道の気候は本州にくらべて一ヶ月ほどずれていると考えてもらうとよいと思います。
ですので、衣服を選ぶときは、本州での12月の服装をイメージすればいいでしょう。
ただし、北海道では屋内はとても暖かく、「外の気温が一桁台なのに建物のなかは25℃近くある」といった”屋内外の大きな温度差”も念頭に入れておきたいところ。
屋外では冬用のアウターを着るとして、インナーは厚手のセーターを1枚用意するよりは、シャツにカーディガンや薄手のセーターなどをプラスするなど調節しやすいコーディネートがおすすめ。
また一方、意外と忘れがちなのが足元の防寒対策です。
雪は根雪にならず、道も凍結することが少ないので、通常の観光ツアーで冬靴の用意は必要ありませんが、11月下旬ともなればスニーカーやカジュアルな靴では足元がかなり冷えます。
外を歩くときには足元を暖かくする工夫を忘れずに!特に女性は、スカートをはくときは厚手のストッキングを合わせるとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?11月の北海道観光は大きなイベントはありませんが、旬のグルメや温泉をお得に満喫できるシーズンです。
また、今回は詳しくご紹介できませんでしたが、「さっぽろホワイトイルミネーション」のように、道内各地では11月中旬からイルミネーションなどがはじまりますので、ひと足先にクリスマス気分を味わうのもいいものですよ!
本格的な冬にはいる前の静かでゆったりとした北海道、ぜひお楽しみくださいね!
▶【PR】北海道の体験・アクティビティを予約するなら旅プラスワン!
月別に見る北海道の旬
春 | 4月 | 5月 | 6月 | |
夏 | 7月 | 8月 | 9月 | |
秋 | 10月 | 11月 | ||
冬 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
こちらの関連記事もどうぞ
姉妹サイトのご紹介(よかったら見てね)