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4月の北海道旅行まとめ《2024決定版》|北海道ラボ

エリア
北海道全域
投稿日
最終更新日:2024年1月26日
4月の北海道は雪どけシーズン。初旬などは大雪がふることがありますし、まだまだ雪に埋もれている地方もおおいです。

しかし、春は一歩一歩近づいています。

真夏や真冬のように華やかな見所はないですが、雪や氷がとけていくようすなど、刻々と春にむかっていく自然のダイナミックな営みを体験できる時期です。また、この季節は北海道のなかでも場所によってかなり違いが出る季節でもあり、移動すると面白い発見がずいぶんとあるものです。

今回はそんな北海道の4月の見どころを紹介します♪

1. 4月の北海道旅行でおすすめの観光スポット

1-1 函館

北海道の南に位置し年間をとおして比較的過ごしやすい函館は、春を感じる4月の旅におすすめです♪

朝晩はまだ冷え込むことがおおいものの、4月の月平均最低気温はプラスになります。
そして、4月中旬までにはほぼ雪がとけて観光名所を散策しやすくなります。

特に、冬のあいだ足元がすべりやすかった坂道が歩きやすくなるのはうれしいですね♪

西部地区にある聖ヨハネ教会、ハリストス正教会、旧函館区公会堂などをのんびりめぐるのはいかがでしょうか?

北海道観光・4月

また、4月後半には桜の開花もあります。
函館は、北海道のなかでも桜の開花が早いまちのひとつです。

ゴールデンウィーク直前からが北海道の桜の季節、函館で二度目のお花見を楽しむのもいいですよ!

北海道観光・4月

函館で桜の名所といえばおなじみ「五稜郭公園」。1600本のソメイヨシノが城壁をサクラ色に染めてロマンチックな光景にはファンも多く、北海道内各地からも多くの観光客が訪れる人気の花見スポットです♪

箱館奉行所、五稜郭タワーの見物といっしょにお花見はいかがでしょうか?

【観光情報】
ホームページ:
函館公式観光情報はこぶら http://www.hakobura.jp/
函館・南北海道観光ガイド http://hakodate-kankou.com/

1-2 登別

つづいておすすめするのは登別。
こちらも北海道の南にあるので、春の訪れが早い地域です。
4月にはいれば薄手の冬用のジャケットでも過ごせるようになります。

登別で温泉三昧もいいものですが、せっかく暖かくなってきているので、まだ少々肌寒いですが、戸外で北海道の早春を感じてみてはいかがでしょうか。

登別の定番観光スポットといえば地獄谷ですが、それ以外で人気の施設は「登別伊達時代村」です。

北海道観光・4月Photo by flickr:Enqvist lau/北海道 登別 伊達時代村

「なぜ北海道に江戸時代のテーマパークが?」と不思議に思われるでしょうね!

登別は伊達藩の末裔によって開拓されたところのため、伊達藩にちなんだ建物や街並みを再現しているのです。園内では、さまざまなショーや、コスプレ体験ができます。

特に、4月下旬には園内でサクラが開花するので、ゴールデンウィークにはお花見を楽しむこともできます!

もちろん、定番のスポット・地獄谷の散策などもおすすめです。北海道の春をいち早く感じてみてください!

北海道観光・4月

【観光情報】
問合せ:登別観光協会(電話:0143-84-3311)
ホームページ:
登別観光協会 https://noboribetsu-spa.jp/
○登別伊達時代村
住所: 北海道登別市中登別町53-1
アクセス: JR登別駅より徒歩8分
営業時間: 9~17時(4~10月)、9~16時(11~3月)
定休日: 年中無休 ※2024年3月4日(月)~7日(木)は、保守点検のため休村
入場料:フリーパス大人3,300円、6~12歳、1,700円、4~5歳 600円、65歳以上 2,100円
駐車場:普通車500円 オートバイ200円
電話:0143-83-3311
公式サイトURL: https://edo-trip.jp/

1-3 ニセコ

4月にはいるとどんどん春に向かっていく北海道南部ですが、ニセコではまだまだ雪を楽しむことができます!

北海道観光・4月

ニセコでは3月から徐々に晴天の日が増えてきて、4月ともなれば青空の下でスキーを楽しむ機会が増えてきます。
雪質もまだまだよい状態です。

また、冬のあいだ大勢訪れていた海外からの観光客もこの頃になると少なくなってくるのでのんびりとすべることができます。

また、4月にはラフティングも魅力的。特に4月から5月にかけては雪解けで川の水量が増えるため、他のシーズンにくらべて迫力ある体験ができます!

北海道観光・4月

もちろん、スキーやラフティングに興味がなくても、スキーシーズンがひと段落して静かになったニセコのリゾートホテルで温泉・グルメをひたすら追求するのもいいでしょう!

早春のニセコの光景を見るだけでも、ワイルドな大自然のエネルギーがチャージされる気分になること間違いなしです♪

【観光情報】
問合せ:
道の駅ニセコビュープラザ観光案内所(9~18時 無休、電話:0136-43-2051)
JRニセコ駅観光案内所(8~17時 無休※不在時あり、電話:0136-44-2468)
ホームページ:
ニセコリゾート観光協会 https://www.niseko-ta.jp/

2. 4月の北海道、注目のイベント

2-1 知床雪壁ウォーク

4月下旬に、冬季通行止めになっていた知床横断道路が開通されます。

開通のために除雪すると道路の両脇に雪の壁ができるのですが、その雪壁を歩くイベントが毎年行われています。

北海道観光・4月

知床斜里町・ウトロ側から出発するコースと、知床羅臼町・羅臼側から出発するコースの2種類あり、それぞれのまちで募集をします。
知床は、春のきざしはあるものの、まだ雪深いシーズンです。

知床の厳しくもおおらかな大自然を感じながらのウォーキング体験は忘れられないものになることでしょう!

【イベント情報】
開催日:2024年4月14日(日)
申込期間:2024年1月25日~3月15日
参加条件:所定の距離を歩ける人。(小学生以下は保護者同伴が必要)
参加登録料:大人3,000円/中学生以下1,000円
募集人員:150人
問い合わせ:知床羅臼町観光協会(電話:0153-87-3360)※土・日、祝日を除く9時~17時受付
ホームページ:
知床羅臼町観光協会 https://kanko.rausu-town.jp/

~こちらもどうぞ~
・知床峠の四季|世界自然遺産・知床、春夏秋冬の絶景と魅力

2-2 阿寒湖キャンドルアイスクルーズ

冬のあいだ氷に閉ざされている阿寒湖。
遊覧船は5月から運行しますが、その1週間ほど前に、氷を割りながら船で遊覧する砕氷帯観光遊覧が行われます。

北海道観光・4月

湖面の氷の美しさから「阿寒湖キャンドルアイスクルーズ」ともいわれる阿寒湖砕氷帯観光遊覧。わずか一週間の期間限定クルーズです。

氷がいったんとけはじめると、一気に春に向かっていく阿寒湖。
このクルーズは道東の春の風物詩として親しまれているイベント。
おなじ氷でもオホーツクの流氷とは違った表情を見せてくれる湖の氷。その純粋さ・透明さに根強いファンも多くいます。

4月の後半に道東への旅行をお考えならば、ぜひこの時期に訪れてはいかがでしょうか?

【イベント情報】
開催日:例年4月下旬より氷が無くなるまで
料金:おとな1,000円 こども 600円
問い合わせ:阿寒観光汽船(電話:0154-67-2511)
ホームページ:
阿寒観光汽船 http://www.akankisen.com/

~詳しくはこちらの記事をどうぞ~
・冬から春へ。阿寒湖キャンドルアイスクルーズとは【わずか1週間の感動】

2-3 松前さくらまつり

道東の山々の雪どけがはじまる頃、道南ではサクラの季節が訪れます。

北海道でも特に有名な花見スポットが松前公園。
日本さくら名所100選に選ばれるほど全国的に知られるサクラの名所です。

北海道観光・4月

松前公園では4月下旬から桜が咲き始めますが、その期間はなんと一か月間。
その間、250種類もの桜が咲きます。本数も一万本ほどです。

サクラが咲いている4月下旬からほぼ1か月間「松前さくらまつり」が開かれます。
海産物をはじめとする地元特産品の物産展のほか、伝統芸能から人気キャラクターのライブステージやみこし行列など、さまざまなイベントが開催されます。

北海道で二度目のお花見気分にひたるのもいいですね!

【イベント情報】
開催日:4月下旬~5月中旬
会場: 松前公園(松前城周辺一帯)
住所:北海道松前郡松前町字松城
車でのアクセス:道央道八雲ICから道道67号線経由約2時間30分、函館市街地から国道228号経由約2時間
電車でのアクセス:JR木古内駅から松前行きバス約1時間30分「松城」下車徒歩約7分
料金:無料(ただし、天守閣への入場は有料)
駐車場: あり (1000台収容、500円)
問合せ:松前観光協会(電話:0139-42-2726)
ホームページ:
北海道松前藩観光奉行 https://www.town.matsumae.hokkaido.jp/hotnews/detail_sp/00001405.html

2-4 洞爺湖ロングラン花火大会と有珠山山開き

北海道の4月はまだシーズンオフのため際立ったイベントはあまりないのですが、あえて紹介するならばこの「洞爺湖ロングラン花火大会」。

北海道観光・4月

4月下旬から毎日湖面で花火をうちあげて温泉客の目を楽しませてくれます。
特に4月は空気が澄んでいることがおおいので、夏よりも花火がくっきりあざやかに見えます。

また、毎年4月29日には有珠山の山開きがあります。

北海道観光・4月

北海道の山開きは6月が多いのですが、有珠山は北海道でもいち早く登山ができる山として知られています。
北海道のなかでは温暖な気候の洞爺湖エリア。

有珠山は初心者でも気軽に楽しめる山、早春の北海道の自然を有珠山トレッキングで体験してみませんか?

【イベント情報】
期間:例年4月下旬(昭和の日の祝日)~10月31日(土)((荒天時は中止になります)
時間帯:20:45~21:05
開場:洞爺湖温泉湖畔
住所:北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉
JRでのアクセス:JR洞爺駅からバスで20分、洞爺湖温泉バスターミナル下車徒歩1分
車でのアクセス:道央道虻田洞爺湖ICから国道230号経由約5分
問合せ:洞爺湖温泉観光協会(電話:0142-75-2446)
ホームページ:
洞爺湖温泉観光協会 http://www.laketoya.com/
○有珠山山開き・安全祈願祭
開催日:4/29(祝) 9:00から
開催場所:有珠外輪山登山道入り口
問合せ:だて観光協会(電話:0142-25-2722)

3. 4月の北海道旅行、気温や服装は?

4月といえば北海道外の季節はすっかり春ですね。
北海道でも、4月になると雪解けがすすみ春にむかっているのですが、朝晩の気温はまだまだ冬の冷え込みがみられます。

また、この頃は地域によって気候に差が出る季節でもあります。

北海道観光・4月(グラフ:http://www.jma-net.go.jp/sapporo/tenki/calendar/season/season4.html より引用)

北海道の気候は関東と一か月ほどずれていると考えてもらうとよいと思います。
ですので、衣服を選ぶときは、本州以西の2月後半から3月の服装をイメージすればいいでしょう。

服装
北海道では戸外と屋内の温度差が大きいので、厚手のセーターを1枚用意するよりは春秋用のシャツに薄手のセーターやカーディガンなどをプラスするなど、重ね着できるようなコーディネートがおすすめです。

上着はふつうの冬物で大丈夫。シティーツアーでなければ極寒期に装着するような帽子、手袋、耳当ては不要です。
インナーは、日中ならば関東で標準的なものでいいと思いますが、道北・道東へ旅行するかたは厚手のインナーを用意するといいでしょう。

雪で足元が冷えるので、厚手のタイツ、スパッツやレギンスで防寒対策を。

足元について
4月上旬ならば防寒機能の高い靴がよいですが、4月中旬以降は本州以西と同じ靴で問題ないでしょう。
札幌都心部では4月にはいった時点で春秋用の靴をはいているひとがの割合がぐっと多くなります。

ただし、札幌以外の都市への旅行にはまだ冬靴がいいでしょう。

あと、4月上旬から中旬にかけて雪解けのため道路にぬかるみや水たまりがあちこちにできて、道はあまりきれいではありません。
靴は泥をかぶっても汚れが落ちやすいものがいいでしょう。

まとめ

以上、4月の北海道観光の見どころを紹介いたしました。

夏の観光シーズン前でイベントが比較的少ない時期ですが、冬から春への季節の移りかわりにともなって、春スキーのパウダースノーから雪どけ、サクラの開花までバラエティにとんだみどころが多い季節は通好みのシーズンといえるでしょう!

ぜひ楽しんでくださいね!

月別に見る北海道の旬

4月 5月 6月
7月 8月 9月
10月 11月
12月 1月 2月 3月

 

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