旭山動物園の見どころ完全ガイド!人気の動物・行動展示から効率的な回り方まで
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- 旭川・層雲峡
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- 最終更新日: 2026年10月15日
旭山動物園の大きな魅力が、動物たちの能力や特徴を引き出す「行動展示」です。水中を自由に泳ぐペンギン、円柱水槽を行き交うアザラシ、頭上をダイナミックに動き回る動物たちなど、まるで野生で暮らす姿を見る事ができるのです。
園内には見どころが数多くあるため、「初めてならどこを見るべき?」「何時間くらい必要?」「効率よく回るには?」と迷う人も多いはず。
そこで今回は、旭山動物園を訪れる前に知っておきたい人気の展示や楽しみ方、所要時間、季節限定イベント、園内グルメ、アクセス・駐車場情報まで詳しくご紹介します。
もくじ
1.旭山動物園の魅力は「動物本来の姿」を見られること
旭山動物園の代表的な特徴、「行動展示」。これは、動物たちが本来持っている能力や習性を引き出し、その行動を間近で観察できるよう工夫された展示です。
例えば、ペンギンなら水中を泳ぐ姿、ホッキョクグマなら水に飛び込む姿、アザラシなら水中を上下に行き交う姿など、それぞれの動物が得意とする動きを楽しめます。

動物をただ「見る」のではなく、動物の目線に立って観察できるのが旭山動物園ならではの面白さです。
園内には、水中・頭上・地下など、さまざまな角度から動物を観察できる仕掛けがあります。
例えば「ぺんぎん館」では、ペンギンが水中を飛ぶように泳ぐ姿を観察できます。陸上ではよちよち歩いているペンギンが、水の中に入ると驚くほど素早く泳ぐ姿は必見です。

また「あざらし館」では、円柱状の水槽をアザラシが上下に行き交います。目の前を滑るように泳いでいく姿を間近で見られるのが魅力です。
このように、普段はなかなか見ることのできない動物たちの姿に出会えるのが、旭山動物園の醍醐味と言えるでしょう。
2.絶対見たい!旭山動物園の人気&おすすめ見どころ
旭山動物園には多くの展示施設があります。初めて訪れるなら、まずは人気の動物や行動展示を中心に巡るのがおすすめです。
ぺんぎん館
旭山動物園を代表する施設の一つが「ぺんぎん館」です。
館内で特に注目したいのが、水中トンネルから眺めるペンギンたちの姿。水の中を自由自在に泳ぐペンギンを、まるで水族館のような感覚で観察できます。
陸上を歩く姿とはまったく違い、水中では翼を使って勢いよく泳ぐペンギン。そのギャップに驚かされるはずです。
冬には、雪の上をペンギンたちが歩く「ペンギンの散歩」も開催されます。雪景色の中を列になって歩く姿は、冬の旭山動物園ならではの風景です。
ほっきょくぐま館

大きなホッキョクグマを間近で観察できる「ほっきょくぐま館」。迫力ある体格だけでなく、水の中へ飛び込んだり、泳いだりする姿にも注目です。
タイミングが合えば、豪快に水へ入る姿を見られることも。大きな体を持ちながら、水中では軽やかに動くホッキョクグマの身体能力を感じられます。
あざらし館

旭山動物園の行動展示を象徴する施設の一つが「あざらし館」。最大の見どころは、館内に設置された円柱水槽です。
アザラシが水槽の中を上下に移動し、来園者の目の前をスッと通り抜けていきます。360度からアザラシを観察できるため、泳ぐ姿をさまざまな角度から楽しめるのもポイントです。
もうじゅう館
ライオンやトラなどの大型肉食動物を観察できる「もうじゅう館」。迫力ある動物たちを間近で見られるだけでなく、動物たちがどのように動き、どのような環境で暮らしているのかを考えながら観察できる施設です。
タイミングによっては、ガラス越しにこちらを見つめる動物と目が合うことも。迫力ある姿を写真に収めたい人にもおすすめです。
オオカミの森
日本では絶滅してしまったオオカミを観察できる「オオカミの森」。オオカミが群れで暮らす習性や、仲間同士でコミュニケーションを取る姿など、本来の生態を感じられる展示が行われています。
じっとしているように見えても、よく観察すると仲間との距離感や動きなど、さまざまな行動が見えてきます。「かわいい動物を見る」というだけではなく、野生動物の生態に目を向けられるのも旭山動物園の面白さです。
マヌルネコ・レッサーパンダ

小型の動物が好きなら、マヌルネコやレッサーパンダも見逃せません。マヌルネコは、丸みを帯びた体と独特の表情が魅力のネコ科動物。旭山動物園では2026年度にマヌルネコ舎がリニューアルされ、よりマヌルネコの特性や能力を引き出す施設になりました。
一方、レッサーパンダは木の上を動き回る姿に注目。かわいらしい見た目だけでなく、木登りが得意な動物ならではの動きにも注目してみましょう。
えぞひぐま館

北海道を代表する大型動物、エゾヒグマを観察できる「えぞひぐま館」。2022年にオープンした旭山動物園内でも比較的新しい施設です。
近年、ヒグマによる被害や目撃情報が話題になることも多く、北海道を旅するなら、野生のヒグマが暮らす環境や生態について知っておきたいもの。
ここでは安全な距離から、その迫力ある大きさや動き、表情をじっくり観察できます。大きな体を持つヒグマがどのように動くのか、じっくり眺めてみるのがおすすめです。
かば館

旭山動物園では、カバもぜひ見ておきたい動物の一つ。特に注目したいのが水中での姿です。陸上では大きくてどっしりとした印象のカバですが、水中では意外なほど軽やかに動きます。
水の中を泳ぐカバを下から観察できる展示もあり、「こんな動き方をするんだ!」という発見があります。
3.旭山動物園の所要時間は?何時間あれば楽しめる?

旭山動物園を訪れる際に気になるのが、どのくらい時間を確保すればよいのかということ。
公式FAQでは、園内を見るための目安は「3時間程度」とされています。ただし、旭山動物園は山の斜面にあるため、休憩を挟みながらゆっくり回る場合は、それ以上かかることもあります。
さらに「もぐもぐタイム」などのイベントを見る場合は、時間に余裕を持ってください。

目安としては、次のように考えるとよいでしょう。
▶︎サクッと見て回るなら約2時間
ぺんぎん館、ほっきょくぐま館、あざらし館など、特に人気の展示を中心に巡れば、短時間でも旭山動物園の魅力を十分に感じられます。
▶︎人気展示を中心にしっかり見るなら3時間前後
初めて訪れる人には、このくらいの時間がおすすめです。人気施設を巡りながら、気になった動物を少し長めに眺める余裕もあります。
▶︎食事や休憩も含めてじっくり楽しむなら半日程度
動物園内を歩きながら、すべての展示をできるだけ見て回りたい場合は、半日ほど確保しておくと安心です。
4.時間・期間限定イベントもチェック
旭山動物園では、通常の展示以外にも季節や時間帯によって楽しめるイベントがあります。
飼育員の解説が楽しい「もぐもぐタイム」

旭山動物園では、飼育員による動物の解説と餌やりを楽しめる「もぐもぐタイム」が人気。動物たちが餌を食べる姿だけでなく、飼育員の解説を聞くことで、その動物の生態をより深く知ることができます。
ただし、開催スケジュールは動物の体調などによって変更される場合があります。来園当日に公式サイトで確認するのがおすすめです。また、開催時間は動物によって異なり、当日のスケジュールを確認してから園内を回ると効率的です。
参照:旭山動物園>イベント
冬の風物詩「ペンギンの散歩」

冬の旭山動物園を代表するイベントが「ペンギンの散歩」です。真っ白な雪の上をペンギンたちが歩く姿は、北海道ならではの光景。旭山動物園では、ペンギンが運動不足にならないようにすることなどを目的として行われています。
ただし、ペンギンの状態やコースの状況などによって中止・変更になる場合があります。冬の北海道旅行で旭川を訪れるなら、ぜひ予定に入れておきたいイベントです。
夏・冬に開催される「夜の動物園」

普段とは違う動物園を楽しみたいなら、期間限定で開催される夜間開園もおすすめです。夜になると活発に動き始める動物もいるため、昼間とは異なる姿を観察できるのが魅力。
開催期間は年によって異なるため、旅行前に公式サイトのイベント情報を確認しましょう。2026年は夏の「夜の動物園」が8月10日~16日に開催されました。
5.旭山動物園で楽しみたいグルメ

園内を歩き回ったら、飲食店や売店でひと休みしましょう。園内にはカフェ・レストランが3軒、食べ物を販売する売店が2軒あります。しっかり歩くと意外と体力を使うので、動物を楽しみながら適度に休憩を挟むのがおすすめです。
なかでもおすすめは、西門近くの「MUSEUM CAFE ASAHIYAMA」。北海道産男爵いもを100%使用したハンドカットフライに、エゾシカの旨みが詰まった店舗限定のラグーソースを合わせた一品です。ジビエ特有のクセが少なく、子どもでも食べやすい味わいです。

特に子ども連れの場合は、最初からすべての展示を一気に見ようとせず、食事や休憩を挟みながら無理のないペースで楽しみましょう。
また、旭山動物園では2026年度から、対象の飲食店でマイボトルを利用すると10%割引になる「マイボトル割」を実施。園内にはマイボトル洗浄機も導入されています。
6.旭山動物園に行く前に知っておきたいこと
開園時間と休園日に注意

旭山動物園は季節によって開園時間が変わります。
2026年度は、5月1日~10月15日が9:30~17:15、10月16日~11月3日が9:30~16:30。冬期の11月11日~12月29日と翌年1月2日~4月7日は10:30~15:30となっています。
また、毎年4月には夏期開園に向けた準備のため、11月上旬にも冬期開園に向けた準備のための休園期間があります。12月30日~1月1日も休園です。
北海道旅行の日程を決める際は、必ず公式サイトで開園日を確認しましょう。
入口はどこがおすすめ?

旭山動物園には、正門・西門・東門の3つの入園門があります。車で訪れる場合、正門と東門には無料駐車場があり、収容台数は正門が約200台、東門が約300台です。
ただし、正門の駐車場は特に埋まりやすいため、混雑する夏のシーズンは早めの到着がおすすめです。また正門・西門周辺には民間の有料駐車場もあり、料金は1日最大500円ほど。

どの門から入園するかによって、アクセスしやすい展示も変わります。なかでも人気のぺんぎん館、あざらし館、ほっきょくぐま館などを効率よく巡りたいなら、西門または正門からの入園が便利です。
どうしても無料駐車場を利用したい場合は、比較的駐車台数の多い東門がおすすめです。正門に比べて混雑しにくく、車を止めやすいのがメリット。ただし、帰る際には園内を上って東門まで戻る必要があるため、その点は覚えておきましょう。
歩きやすい靴で訪れよう

旭山動物園は、山の斜面を利用してつくられているため、園内全体に坂道があります。
「3時間くらいなら大丈夫」と思っていても、たくさんの動物を見ながら歩いていると、思った以上に距離を歩くことも。スニーカーなど、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。
特に冬は雪や凍結によって足元が滑りやすくなるため、防寒だけでなく滑りにくい靴を選びましょう。
「もぐもぐタイム」は当日に確認
「この動物のもぐもぐタイムを見たい!」という人は、旅行前から時間を固定して考えすぎないことも大切です。
動物の体調や天候などによって、展示やイベントの内容が変更される場合があります。当日のスケジュールを公式サイトで確認し、その日の動物たちの様子に合わせて園内を回るのがおすすめです。
▶もぐもぐタイムの情報はこちら(旭山動物園>イベント)
まとめ

旭山動物園の魅力は、たくさんの動物に出会えることだけではありません。
水中を泳ぐペンギン、円柱水槽を行き交うアザラシ、水中で動き回るカバ、ダイナミックに動く大型動物など、動物たちが本来持つ能力や習性を間近で感じられる「行動展示」こそ、旭山動物園ならではの魅力です。
初めて訪れるなら、まずはぺんぎん館、ほっきょくぐま館、あざらし館、もうじゅう館などの人気施設を中心に巡るのがおすすめ。時間があれば、オオカミの森やえぞひぐま館、マヌルネコ、レッサーパンダ、かば館などにも足を延ばしてみましょう。

所要時間は、人気展示を中心に見るなら3時間前後が目安。食事や休憩を含めて園内をじっくり楽しむなら、半日ほど確保しておくと安心です。公式も園内観覧の目安を3時間程度としています。
さらに冬のペンギンの散歩や期間限定の夜間開園など、季節によって違った楽しみ方ができるのも旭山動物園の魅力。
旭川を訪れるなら、ぜひ時間に余裕を持って、動物たちの「かわいい」だけではない、生き生きとした姿をじっくり観察してみてください。
- 住所
- 旭川市東旭川町倉沼
- 営業時間
- 開園日・時間は変動します。公式HPにてご確認ください。また4月・11月に長期休園期間がありますのでご注意ください。
- 備考
- 入園料:高校生以上1,000円 中学生以下無料
日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。
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