東川の町に溶け込む「ON THE TABLE」隠れ家喫茶店の美味しいランチを堪能
- 旭川・層雲峡
- 最終更新日:2023年3月28日
今回はそんな東川町の中心部にある「ON THE TABLE」をご紹介!古き良き香りを残しながら現代的にリノベーションした空間で、シンプルながら味わい深い喫茶店ランチをいただけます。
1.こんなところに。東川らしさを見せる隠れた喫茶店
「ON THE TABLE」が位置しているのは、道の駅 ひがしかわ・道草館の向かいにあるビルLessの2F。お店の前には2台ほど駐車場が設けられています。
思わず見落としてしまう外観がミソ。リピーターの方が足しげく通う隠れ家的な喫茶店です。時間帯によって食堂や酒場という顔も!
お店の建物にもレトロでクリエイティブなイメージのある東川らしさが表れていますね。
2.まさに東川の文化発信基地。趣があるレトロモダンなお店
ビル自体かなり年季が入っていますが、2Fへ上がると立派にリノベーションが施された喫茶店の空間が広がります。
明るくカジュアルで、こぢんまりとした趣も醸し出す店内。町の雰囲気そのままに、暮らしに溶け込むようなお店です。
喫茶店以外のスペースでは「Less HIGASHIKAWA」という衣食住をテーマにしたセレクトショップも展開しています。
そのラインナップの中には、料理家・たかはしよしこさんが手がける「エジプト塩」も。まさにビルLessは、東川周辺の文化発信拠点という役割を担っている施設と言えるでしょう。
3.地元の恵たっぷり。昔ながらの喫茶店らしいランチを堪能
お昼時に「ON THE TABLE」に訪れれば、地元食材で作り上げる、昔懐かしい喫茶店ランチをいただくことができます。
ハンバーグと焼き野菜、ポークジンジャー、焼きそば、ナポリタン、ポークカレーなど、どれも美味しいと話題のメニューばかり。王道の家庭的なメニューには、東川の恵みがしっかりと反映されています。
一番人気は「ハンバーグと焼き野菜」。
ハンバーグは180gと250gから選ぶことができます。まん丸のげんこつハンバーグを割ると、しっかりと滲み出てくる肉汁。
肉肉しさと旨味が詰まった一品で、香ばしく焼き上げられた地元野菜との相性も抜群です。
ふわふわで甘みの強いお米も進みます。セットで付いてくるお味噌汁もしっかりと濃く、寒い季節にはもってこいの沁みる味わいでした。
続いてオススメしたいのが「ナポリタン」。
東川ファームレラさんの”大雪なたまご”を乗せていただくと、濃厚な味わいが加わります。適度に火が入ってパリッとなったところ、トロトロのところと味変するのも良いですね。
甘酸っぱい王道の味わいですが、改めて旅先でいただくとなんだか幸せな気持ちになります。
ちなみにこの鉄板ですが、前述した料理家・たかはしよしこさんが料理を担当したドラマ「First Love初恋」で貸し出したという鉄板という裏話も。
食後には、大雪なたまごのカタラーナと、こだわりのコーヒーをいただきます。
カスタードはしっかりとした歯ごたえがあって、口の中に入れると溶け出す優しい甘さと濃厚さ。
そしてオリジナルブレンドの深煎りコーヒーを飲むと、苦味と甘さの対比を鮮やかに感じられます。食後のひとときをゆったりと味わい深く過ごすことができました。
東川の面白さを象徴する隠れ家喫茶店。また旭川や東川を訪れた時には、ぶらりと立ち寄ってみたいと思います。
- 住所
- 北海道上川郡東川町南町1-1-6 Less2F
- TEL
- 0166-73-6328
- 営業時間
- 月・火・木11:30~20:00、金・土・日11:30~24:00 定休日:水曜、第1第3火曜、ほか不定休
日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。
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