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支笏湖周辺の紅葉スポット・見ごろ時期|新千歳空港周辺の紅葉スポットへドライブ~!

エリア
千歳・支笏湖・夕張
投稿日
最終更新日:2023年10月31日
朝晩と日中の寒暖差が大きくなると、徐々に木々の葉が色づいて紅葉の季節となります。北海道もようやく秋らしい気温となってきました。

「一足早く紅葉を楽しみたい!」と道外からやってきた友人と新千歳空港で合流し、新千歳空港から車で約1時間とアクセスがよく、美しい景色と紅葉が楽しめる支笏湖周辺と恵庭渓谷を訪れました。

支笏湖周辺では例年10月初旬~中旬に紅葉の見ごろを迎え、湖や滝と紅葉の美しいコンビネーションが見ものです。

1.恵庭渓谷エリア

支笏湖 紅葉

恵庭市街地から20kmほど、漁川の支流・ラルマナイ川にある「恵庭渓谷」。支笏湖からは車で20分ほどの場所に位置し、紅葉の名所として知られています。
支笏湖 紅葉
恵庭渓谷には「白扇(はくせん)の滝」「ラルマナイの滝」「三段の滝」の3つの滝があり、それぞれ駐車場や散策路が整備されています。それぞれ全く違う形状を見ることができ、周辺の景色とともに水の流れを楽しむことができるんです。

まずは、1番奥にある白扇の滝へ向かうことに。訪れた日は天気が良く、紅葉も見頃となっていたため、どんどん車がやってきていました。

白扇の滝

「白扇の滝」は、白い扇を広げたように見えることから名づけられた、高さ15m、幅18mの滝です。
支笏湖 紅葉
滝口あたりは黄色く色づいていました。水が流れる音が心地良く、癒されます。
支笏湖 紅葉

景色の良い場所には「絶景スポット」と貼られていて撮影しやすいです。夏は葉が生い茂って滝が見えない場所も、この時期は少し葉が落ちてしっかり見ることができました。
支笏湖 紅葉

滝壺を長時間露光で撮影。少し距離はありますが、黄色系の紅葉と流水のコラボレーションが楽しめました。

ラルマナイの滝

支笏湖 紅葉
「白扇の滝」から「ラルマナイの滝」までは600mほどですが、再び車で移動。恵庭市街地から来ると、この大きな標識があるのでとてもわかりやすかったです。
支笏湖 紅葉
駐車公園から3分ほど歩くと、ダイナミックな滝が目の前に!滝見広場の橋からとても近くで見ることができ、滝の両サイドから木々がトンネルのように生い茂っています。
支笏湖 紅葉
野鳥の鳴き声をBGMに、なだらかな流れと紅葉が作りだす美しい景色を眺め、友人も私も大感激でした。

三段の滝

「ラルマナイの滝駐車公園」から「三段の滝」までは300mほどの距離だったので、歩いて行ってみました。
支笏湖 紅葉
途中、左手に「ラルマナイの滝」が見え、道沿いには真っ赤に色づいたもみじが!
支笏湖 紅葉
「三段の滝」は、白い帯が三段で渓谷を割るように流れ落ちることから名づけられました。3段目がグラデーションに色づいたもみじと滝と重なっていて、風情ある景色に。
支笏湖 紅葉
三段の滝橋から、引きでカラフルな紅葉と滝を一緒に眺めるのをおすすめします。

次は湖と紅葉を見に支笏湖へ移動!

2.秀逸な道「支笏湖ブルーに出会う道」

支笏湖 紅葉
支笏湖周辺沿いの一部の道路は、シーニックバイウェイ「秀逸な道」の「支笏湖ブルーに出逢う道」に認定されています。「秀逸な道」はシーニックバイウェイ北海道の各ルートの中で特に魅力的な景観等を有する道路で、2023年10月現在で12区間あるとのこと。
支笏湖 紅葉
恵庭渓谷から支笏湖に向かう途中、左手に「秀逸な道」の標識を発見!
支笏湖 紅葉
「支笏湖ブルーに出逢う道」には駐車帯がいくつかあります。移動途中に停車し、休憩を挟みながら紅葉と支笏湖の景色を楽しみました。

3.支笏湖ビジターセンター周辺

支笏湖 紅葉
「支笏湖」は「支笏洞爺国立公園」に属し、恵庭岳、樽前山などがおよそ4万年前に噴火した際にできたカルデラ湖です。

恵庭渓谷から支笏湖までは車で30分ほど。まず支笏湖観光の拠点となっている「支笏湖ビジターセンター」へ。駐車場は普通車1日500円です。(冬期間の12月1日~3月31日は無料)

ビジターセンターの館内は、支笏湖周辺の植物の生態などが学べる展示がありました。

周辺は日当たりの良いところだけ色づいているような印象。では湖畔へ移動してみましょう。

湖畔園地

支笏湖 紅葉
湖のほうへ向かって歩いていくと、木々の間から日差しを浴びてキラキラと輝く湖面が見えてきました。

ベンチや東屋があり、ゆったりと景色を楽しめます。カラフルな紅葉を見ながら階段を降り、より湖岸へ行ってみましょう。
支笏湖 紅葉
「支笏湖ブルー」という言葉があるように、青々とした湖面の色が特徴です。正面に見えるのは恵庭岳。

遊覧船やボートなどで湖上から景色を楽しめますが、2023年は10月15日で高速艇・ボートが、11月3日で遊覧船が休止とのことです。

親水公園(山線鉄橋)

「親水公園」にある赤い鉄橋「山線鉄橋」は、かつて苫小牧と支笏湖を結んでいた「王子軽便鉄道」で使われていたもの。
支笏湖 紅葉
「山線鉄橋」は、道内に現存する最古の鋼橋で「近代化産業遺産」「選奨土木遺産」などに指定され、歴史的価値が高く、支笏湖のシンボルです。
かつてはここにレールがあり、蒸気機関車が走っていたのですね。

▲引用:ようこそさっぽろ観光写真ライブラリー▲

今回山線鉄橋周辺は紅葉にはまだ早かったのですが、支笏湖のシンボルとして納めておきたいポイント。
天気が良い日には青い水と緑の水草など、大自然が織りなす色とりどりがとても美しいです。

支笏湖展望台

「親水公園」から「野鳥の森」につながっている長い階段があります。この階段はかなり傾斜がきつく、階段も急なので車で「休暇村 支笏湖」まで移動し、散策してみることに。
支笏湖 紅葉
駐車場に着くと早速カラフルな紅葉がお出迎え。それでも今年は色づきが遅れているように感じました。
支笏湖 紅葉
「野鳥の森」を湖側に進んでいくと、展望台があります。ここから支笏湖を見下ろすように見ることができるんです。
支笏湖 紅葉
展望台からは先ほどの強風はそれほど感じず、恵庭岳と支笏湖の壮大な景色を眺めることができ、支笏湖の大きさを改めて感じました。

おわりに

支笏湖 紅葉
夏の猛暑が影響し、2023年は全道的に紅葉の見頃が遅れている傾向にありました。

今回は10月下旬に出掛けましたが、支笏湖ビジターセンター周辺はまだ見頃には早く、恵庭渓谷はちょうどいいタイミングだったようです。北海道で紅葉を見るのが初めてだった友人は、大自然とともに美しい紅葉を楽しめて喜んでくれていました。

見頃やおすすめスポットなど、ぜひ来年以降の参考になさってください!

kino

大阪府生まれ。2020年4月に北海道に移住。国内旅行業務取扱管理者、北海道移住後に北海道観光マスターと北海道フードマイスターを取得。北海道の魅力や食の豊かさなどをご紹介します。

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