流氷を“肌で感じたい”方へおすすめ!知床の流氷体験3選
- 網走・北見・知床
- 最終更新日:2021年2月24日
流氷体験といえば、ガリンコ号などの砕氷船に乗って流氷の海をクルーズ、というのが定番。
でも、俺はもっと流氷を感じたいんだ!(笑)という熱いハートを持つ読者におすすめした流氷観光スポット、それが知床。
では、なぜ知床なの?という皆様へ、知床ならではの流氷体験を3種類、ご紹介いたします。
1:まずはこれを抑えよう。流氷ウォーク
「流氷の上には絶対に乗ってはいけません。」
海の上にぷかぷかと浮いている流氷は、分厚いものもあれば薄いものもあったりして、とても不安定。ましてや転んだりして海に落ちたりすると命の危険も。そして流氷に乗ったまま流される事故もあったりと、流氷は危ないものというのが地元の常識。でも、そんな流氷に乗ってたのしんじゃえ、というのが、流氷ウォークです。
もともとコアなダイバーにより流氷ダイビングが行われていたこともあり、分厚いウェットスーツ(ドライスーツ)を着て、潜らずに歩くという発想で始まった流氷ウォークは、今は1シーズン(といってもわずか40~50日間)で1万人以上が体験する人気アクティビティになりました。
ガイドさんの案内のもと、流氷の上を歩くのはもちろん、氷の山に乗ってみたり、はたまた海に落ちてぷかぷかと浮かんだり。流氷の海では、まれに海の妖精、クリオネも見ることができますよ。
安全に流氷体験を楽しむことができる、流氷ウォーク。例年2月上旬~3月中旬まで体験することができます。
流氷ウォーク 実施会社
知床自然ガイドツアー株式会社 シンラ ※流氷ウォークは同社の登録商標です。
https://www.shinra.or.jp/ryuhyo_walk.html
有限会社 丸は宝来水産 ゴジラ岩観光 流氷遊ウォーク
https://kamuiwakka.jp/driftice/
MEPS マリンエンタープライズプロジェクト知床 流氷ウォーク
http://meps.biz/
2:ソーシャルディスタンス的イマドキ流氷体験。流氷浴
さて、先にあげた流氷ウォークは、思わずテンションがあがるアクティブさん向けの体験ですが、もっと静かに流氷を楽しみたい、流氷の絶景には飽きることがない、という少しオトナな方におすすめしたい体験、それが最近注目されている新アクティビティ、流氷浴です。
流氷浴とは、まるで大人な海水浴のように、海岸からただただ海を眺める、という体験。流氷に埋め尽くされた白い海を目前に、ビーチチェアにすわり、あったかい寝袋にくるまり、ただただ流氷を眺める。すると、流氷同士が触れてきしむ「流氷の鳴き声」を聞いたり、風の冷たさとともに日光のあたたかさを感じたり(冬のオホーツク海沿い意外と青空が多いいんです)、稀に空を舞うオオワシを見ることができたりと。まるで森林浴のように心が癒されます。
また体験中、ドローンで空中からの写真を撮っていただいて、データでいただけるのも嬉しいポイント。自分入りの流氷絶景写真はとっておきの記念。そして、ひときわ映えます(笑)。
THE KIMUN – KAMUI(ザ キムンカムイ) 流氷浴
https://ryuhyoyoku.com/
3:究極の流氷体験と言えばコレ!流氷ダイビング
さて、最後に紹介するのは、ダイバーなら一度は体験したいという方も多い、究極の流氷体験、流氷ダイビングです。
流氷ダイビングはその通り、極寒の流氷の海を潜るダイビング。ドライスーツ(水が入らない、保温性が高いウェットスーツ)を身にまとい、マイナス1度前後の流氷の海へダイブ。
1回の潜水時間はおよそ15分程度と短いながら、流氷を下から見るという貴重な体験!
海の天使、クリオネに会えるのも流氷ダイビングならでは。
流氷ダイビングについてはさすがに初心者ダイバーでは不可となり、中級のアドバンスダイバーの資格が必要とハードルは高いですが、ぜひ一度体験したいダイビングです。
お問合せ先:しれとこ村
https://www.shiretoko-mura.jp/
おわりに
以上、日本有数の流氷スポット、知床ならではの流氷体験を3つ、ご紹介いたしました。
新型コロナウィルス流行という状況もあり、思い立ったらすぐに、という訳にはいきませんが、2021年2月には最寄りの空港、女満別空港に初めてLCC、Peachも就航(成田~女満別)し、ますます注目の知床エリア、ぜひいつか遊びに行ってみてくださいね。
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