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知床の冬のアクティビティはコレ!抑えておきたい体験&イベントetc5選

エリア
網走・北見・知床
投稿日
最終更新日:2022年1月26日
世界自然遺産知床は、北海道の東側に位置する斜里(しゃり)町と羅臼(らうす)町にあるエリアです。

自然豊かな観光地のため、主な観光シーズンは夏が多かったのですが、近年は冬場に体験できるアクティビティやイベントが増え、今までにないほど充実したものになってきています。

今回はそんな真冬の知床を満喫するための楽しみ方をご紹介していきます。知床の寒さを肌で感じることができるアクティビティがたくさんありますよ!

1.静寂の世界を探検! 厳冬期の知床五湖エコツアー

知床冬のアクティビティイメージ

雪と氷で覆われた静寂と白銀の世界を体験できるのが、厳冬期の知床五湖エコツアーです。引率指導者として認定されたネイチャーガイドの引率限定で体験できるツアーなのですが、その価値はそれに見合う素晴らしいものがあります。

雪化粧をした力強い知床連山を背景に、人の痕跡のない大自然の銀世界をスノーシュー(西洋かんじき)を履いて進み、知床五湖を目指します。

知床冬のアクティビティイメージ

『静寂を楽しむ』というのがこのエコツアーのコンセプトの一つではありますが、そこにあるのは静寂だけではありません。
よく耳を澄ませてみると聴こえてくるのです。野生動物の鳴き声や鳥が羽ばたく音、風の吹きすさぶ音や水の音が。

普段は人間が踏み入ることのできない場所だからこそ感じる、絶対的な自然の美しさがそこにはあります。
自分の足で自然の中を歩き、辿り着いた先にある景色こそが真の絶景なのかもしれませんね。

<厳冬期の知床五湖エコツアー>
TEL:0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
開催期間:2022年1月29日(土)〜3月14日(月)
所要時間:約3時間
公式サイト:http://www.shiretoko.asia/shiretoko_goko_winter.html

【体験記事はこちらから!】
冬の知床五湖をスノーシューで歩く!大自然知床をひとりじめ♪

2.真冬の海に落ちても大丈夫!? 流氷ウォーク

知床冬のアクティビティイメージ

北海道オホーツク海沿岸で生まれ育った人にとって、「流氷に乗ってはいけない」というのは絶対的なルールでした。小学校の帰りのホームルームで担任の先生がよく言っていたのを思い出します。
しかし、このルールに真正面から立ち向かい、冬のアクティビティとして成立させたのがこの流氷ウォークなのです。

極寒のオホーツク海に落ちても大丈夫なドライスーツを着用するので、泳げない方でも安心です。凍ってしまうような真冬の海水温にも耐えることができ、必ずプカプカ浮かんでしまうので、溺れることは絶対にありません。

知床冬のアクティビティイメージ

『流氷の上を歩いて渡る』『流氷がぎっしりの海の中に入ってプカプカ浮かぶ』『流氷が軋んで奏でる流氷鳴りを聴く』『流氷の妖精クリオネを探す』
これらは全て流氷ウォークでしか体験できません。見るだけでも珍しく美しいのが流氷ですが、それだけでは満足できないアクティブ派におすすめしたいアクティビティです。

<流氷ウォーク>
ガイド:NPO法人知床ナチュラリスト協会(SHINRA)
TEL:0152-22-5522
期間:1月29日 - 3月 ※流氷状況により変更あり
所要時間:約1時間30分
公式サイト:http://www.shinra.or.jp/ryuhyo_walk.html

【体験記事はこちらから!】
流氷ウォーク【体験記】流氷の上を自由に歩く特別な体験!

3.流氷と野生動物のコラボ! 流氷・バードウォッチングクルーズ

知床冬のアクティビティイメージ画像提供:知床羅臼町観光協会

知床半島の南側に位置する羅臼で体験できるのが、流氷・バードウォッチングクルーズです。
流氷をかき分けながら進むエバーグリーン号に乗って、越冬するために訪れた鳥や動物を探します。

知床冬のアクティビティイメージ画像提供:知床羅臼町観光協会

オジロワシやオオワシを見れる確率はなんと90%以上! 野生のアザラシの親子が姿を現すこともあります。流氷で溢れる雄大なオホーツク海と、そこに暮らす野生動物をクルーズで見られるのはなんと羅臼町だけです。

真冬の北海道の、しかも海上ということもあって想像以上の寒さですので、ダウンジャケットにニット帽・手袋など、くれぐれも完全防寒で臨むようにしてください。

<流氷・バードウォッチングクルーズ>
ガイド:有限会社知床ネイチャークルーズ
TEL:0153-87-4002
期間:1月 - 4月
所要時間:約1時間と約2時間半の2コース
公式サイト:http://www.e-shiretoko.com/

4.野性味溢れる露天風呂『熊の湯』

知床冬のアクティビティイメージ画像提供:知床羅臼町観光協会

『熊の湯』は、知床峠の羅臼側の麓にある天然の露天風呂です。
45℃以上の高温のため入るだけでも大変ですが、真冬の知床観光で凍えた体を温めるのに最適な温泉です。

無料で利用できますが、地元の有志の方が管理している露天風呂なので、マナーを守って利用しましょう。(勝手に水を入れて温度を下げるのは厳禁です!)

露天風呂は川にかかる橋を渡った先にあります。女性用には壁があるので周りの目を気にせず入ることができますが、男性用は完全な露天となっています。少し恥ずかしいですが、最高の開放感を味わうことができるでしょう。

5.冬の知床の移動~交通事情~

さて、冬の知床観光で心配なのが”移動”では無いでしょうか?
冬の北海道の雪道、レンタカーは普段運転や雪道に慣れない方にはあまりおすすめできません。

そこでおすすめしたいのが、冬季限定のバス!

知床ウトロや羅臼へは、以下のバスが運行しております。

・ひがし北海道エクスプレスバス
 【路線例】
 ・エクスプレスバス1号 紋別→網走→知床ウトロ
 ・エクスプレスバス2号 ウトロ→網走・摩周→阿寒
 ・エクスプレスバス4号 釧路→阿寒→美幌→網走→ウトロ
 ・エクスプレスバス5号 ウトロ→野付→阿寒→釧路
 ・エクスプレスバス7号 阿寒→野付→中標津→ウトロ→網走
 ・エクスプレスバス8号※ ウトロ→標茶(SL湿原号の発着駅)
 ・エクスプレスバス9号※ 標茶→ウトロ
 ※運行期間は路線によって異なります。

各路線は道東エリアの主な観光地間を移動できるようになっているので、車無しでも複数の観光地に立ち寄れます。

ひがし北海道バスバナー

・知床エアポートライナー
・女満別空港・網走~ウトロ間
バス詳細・オンライン予約は以下URLより。
http://www.kosokubus.com/search/brand/BB/

上記のバスを使えば、レンタカーを利用しなくても、効率的に知床観光を楽しめます!
 

おわりに

世界自然遺産知床の冬季の観光スポットやイベント、アクティビティを紹介しました。

真夏の緑が茂る大自然も美しいのですが、冬季にだけ体験することができる流氷と白銀の世界もまた格別なものです。

観光をした後は、ホテルに戻って北海道の海の幸で乾杯し、温かい温泉に浸かるのも最高の贅沢ですよね。

夏の知床を体験したことがある方も、次はぜひ冬の知床を満喫してみてください!

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