美瑛に佇む1日5組限定の宿「スプウン谷のザワザワ村」宿泊写真日記
- 富良野・美瑛・トマム
- 最終更新日:2024年4月24日
「スプウン谷のザワザワ村」は、ホテルに宿泊するというより、田舎の “暮らし” を体験できるようなお宿です。
予約の取れないこのお宿は、北海道をあちこち旅した私のおすすめNo.1。過ごした時間は一生の宝物!
写真もたくさん載せているのでぜひ素敵な世界観を感じてくださいね。
1.まるでおとぎ話の世界へ入村
スプウン谷のザワザワ村のコテージ~焦がしバターのような色合いの「バターウォールハウス」~は可愛らしくも、温かみがあり落ち着く雰囲気。
まず最初に向かうレセプション棟は、りんごのような赤い扉と、レンガでできた煙突が目印。
植物がたくさんある大きなサンルームもあり、室内に差し込む太陽の光はキラキラしています。
受付に飾られているかごやドライフラワー、ランプやベルなど小物全てにこだわりが詰まっていて素敵。
さて、レセプションをあとに、今回私が泊まった一棟のコテージへ。
コテージの後方には青い空と黄色の絨毯が広がっていました。
サンルームのハンモックで揺られながらお昼寝をしたり、外の風景を眺めたり。空の一部になったような時間はとても贅沢なひとときです。
置いてあるテーブルや家具は、アンティークなもので時の流れを感じます。
お部屋にはコーヒー豆とミルが置いてあります。ゆっくり時間をかけて自分で挽いたコーヒーは格別。コーヒーを片手にお気に入りの本を読む時間なんて最高です。
絵本に出てきそうなお風呂は、夜にゆっくり入りましょう。美瑛の星々がそろそろ寝る時間だと教えてくれます。
アメニティはシャンプー、リンス、ボディーソープ。ドライヤーや歯ブラシもあります。
お部屋の階段を登った先の寝室は、まるで屋根裏部屋。
絵本の主人公になった気分が味わえます!
太陽が昇ったら日の光で目が覚め、鳥のさえずりが聞こえ、“生きている“心地がします。
2.お食事
宿泊プランは1泊朝食付きが基本ですが、夜ごはんもオプションで追加できます。追加の場合は宿泊予約時に連絡するといいでしょう。
朝ごはんも夜ごはんも、お料理をコテージまで持ってきてくれるので、ゆっくりといただく事ができます。
2024年4月時点で、夜ごはんは前菜盛り合わせ、メイン、ドルチェまで全6皿とパンに食後のコーヒーが含まれるコースでひとり4,800円です。
私が宿泊した時と現在は内容が異なりますが、せっかくなのでいただいたお食事もご紹介します。
前菜にいただいたカプレーゼやポタージュ、キッシュなど、どれも素材本来のおいしさが感じられるお料理でした。
トマトとバジルのパスタ。こちらもトマトの酸味と甘味がもちもちのパスタに絡んでとてもおいしかったです。
メインディッシュの知床鶏のトマト煮込みと美瑛豚のロースト。余計なものは使っておらず、お肉の旨味がぎゅっと閉じ込められていて絶品!
朝ごはんはバスケットに詰めてお部屋まで運んでくれます。お天気が良かったので、私は外のテーブルで朝食をとることに。
この日の朝食のメニューはサラダととうもろこし、スープジャーに入った熱々のミネストローネ。そしてふわっふわのフレンチトースト。おいしくて、ゆったりとした癒しの時間。何度幸せのため息がでたかわかりません!
3.余談〜私の予約奮闘記〜
スプウン谷のザワザワ村はいかがでしたか?こんな素敵なひとときを過ごすために、まずは予約…!
宿泊予約は電話のみ。3ヶ月前から予約が開始されますが、すぐに埋まってしまうんです。
私自身が予約できたのも3年越しでした。
初めての時は宿泊する1ヶ月前に予約しようとしたら希望日が満室。
翌年は8月に予約しようとして2ヶ月前にチェックしたら満室。
3度目の正直、9月に宿泊することを決め、6月の同日に電話をするとついに予約を取ることができたのでした。
空室の有無はHPのカレンダーからチェックすることができます。
7月〜8月の夏休みシーズンは美瑛のベストシーズンで特に人気。
予約困難・限定5棟と聞くと焦ってしまいますが、仮予約はできませんので必ず宿泊日が決まってから予約しましょう!
また2024年9月初旬に「スプウン谷のタンネの小道。」という兄弟宿が誕生予定だそう。
大きな小麦農場の中にあるお宿。ちいさな大冒険。予約は6月初旬から開始とのこと。
今からオープンが楽しみですね!!
- 住所
- 北海道上川郡美瑛町大村大久保協生
4.おわりに
大事な人と食事を一緒に囲むこと、お風呂に入って自分を癒やすこと、夜になったら眠ること。忙しい毎日に追われて、そんな当たり前のことを忘れてしまっていませんか?
風のささやき、遠くの虫の声、鳥のさえずりに、差し込む太陽の光…北海道の自然をたくさん吸い込んで、息をして、ぜひスプウン谷で“暮らし”てみてください。
sorano
休みがあるとふらっと旅に出かけます。必ず、一眼レフをお供に。
旅先で見た美しい色をお届けします。
日本の四季が好き。日本の色が好き。
空も海も、山も森も好き。
北海道は6年間住んでいて、大好きな第二のふるさと。
日本は42/47都道府県制覇中。
いつかギリシャのサントリーニ島に行くのが小学生からの夢。
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