札幌から富良野へのルート紹介。車・バス・JRで富良野へ行くには?
- 富良野・美瑛・トマム
- 最終更新日:2022年8月17日
特に春から秋までは自然の魅力が溢れる地域として道内外より多くの観光客が訪れます。
そんな富良野は北海道のほぼ真ん中に位置するため、旅の出発地として多くの人がスタートする札幌からはかなり距離があります。
富良野へのルートをどうするか悩んでいる方も多くいるのではないでしょうか。
そこで今回は、札幌から富良野への移動ルートを、自動車、バス、JRの3つのパターンでご紹介いたします。
1.自動車で札幌から富良野へ
札幌から富良野へ行くオススメの交通手段は自動車(レンタカー)です。
北海道はドライブしていても気持ちが良く、景色を楽しんだり野生動物に出会えたりと、移動するだけでも楽しみがあります。
ぜひレンタカーを借りてドライブしてはいかがでしょうか?
富良野へのルートは2通りあります。
最短距離で行く桂沢湖経由のルート(高速利用:約2時間10分)
[ 道央道 札幌IC → 三笠IC → 道道116号 岩見沢三笠線 → 美唄富良野線 → 国道38号 ]
札幌から富良野へ向かう最短ルートです。
札幌ICから三笠ICまでは高速道路になりますが、一般道を走ってもそれほど時間差が生じることなく移動することができます。
このルートは途中から人のほとんどいない山道を長く走るため、あまり見どころはありませんが、北海道民はこのルートを選択するのが一般的です。
三笠市街を抜けた先は、富良野方面までコンビニやトイレに寄る場所がほとんどありません。
ガソリンスタンドも無いため給油は事前にしておきましょう。
富良野がラベンダーで賑わう季節は交通量が増え混雑することがあります。
一本道で抜け道はありませんのでご注意ください。
<このルート近辺にある観光スポット>
◆三笠市立博物館
小さいものから大きなものまで、たくさんのアンモナイトの化石が展示されていて、大きいものは直接手で触れることができます。
また、炭坑の街として栄えた三笠市の歴史を知ることのできる資料など、およそ3,000点以上の展示物が収蔵されています。
実はアンモナイト化石所蔵量が日本一のようです。
【 三笠市立博物館 】
住 所:北海道三笠市幾春別錦町1丁目212-1
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休 館 日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・冬期間の祝日(12月~3月)・年末年始(12月30日~1月4日)
U R L:http://www.city.mikasa.hokkaido.jp/museum/
◆三笠鉄道村(三笠鉄道記念館)
Photo by flickr:Hiro H./三笠鉄道記念館(屋外)
三笠鉄道記念館は鉄道を中心とした博物館で、北海道で実際に使用されていた鉄道車両や貴重な資料が保存されています。
小型の蒸気機関車が動態保存されており、300メートルのコースを往復運転しています。
鉄道好きにはたまらない博物館です。
【 三笠鉄道村(三笠鉄道記念館 ) 】
住 所:北海道三笠市幌内町2丁目287
開館時間:午前9時~午後5時
休 館 日:毎週月曜日(冬季休館10月16日~4月15日)
U R L:http://www.s-304.com
◆桂沢湖
桂沢ダムによってできた人造湖で、現在は閑散とした寂しい場所になりましたが、秋には素晴らしい紅葉を見ることができます。
三笠市は以前、「エゾミカサリュウ」という日本で初めての肉食恐竜の化石が発見されたことで注目され、町おこしにもなったことでこの地にティラノサウルスの復元模型が建てられました。
後にエゾミカサリュウは恐竜の仲間ではなく、爬虫類の仲間ということが判明し、ティラノサウルの模型は撤去されました。
現在は三笠市のゆるキャラとして観光PRをしています。
◆三段の滝
川の水が三段の岩を豪快に流れる自然スポット。
空気が綺麗で展望スペースまで滝しぶきが降りかかってくることもあり、マイナスイオンをたっぷり浴びることのできる場所です。
駐車場からは歩いて1分ほどなので気軽に立ち寄れるのも魅力。
紅葉の季節が一番のオススメです。
【 三段の滝 】
住 所:北海道芦別市芦別
滝川・芦別・赤平経由のちょっと遠回りルート(約2時間30分)
[ 道央道 札幌IC → 滝川IC → 国道38号線 ]
最短距離のルートから大きく外れ、滝川市を経由するルートです。
滝川市までは高速道路を走るため時間的には20~30分ほどの差になりますが走行距離はかなり延びます。
バイパスの開通によって芦別と赤平市街を迂回できるようなったため、以前より早く富良野へ行くことができるようになりました。
札幌から富良野へ向かう高速バスは、芦別や赤平を経由するためこのルートを通ります。
<このルート近辺にある観光スポット>
◆砂川ハイウェイオアシス
道央道「滝川IC」手前5km地点に砂川サービスエリアがあります。
ここには「砂川ハイウェイオアシス」が併設されており、高速道路から直接アクセスすることができます。
広大な敷地に「道立子どもの国」があり、お土産などを豊富にそろえた「ハイウェイオアシス館」もあります。
◆北菓楼 砂川本店
高速道路を走ると通過してしまいますが、滝川ICを降りて少し戻ると国道12号線沿いに北海道で有名なお菓子屋さん「北菓楼」の本店があります。
先ほど紹介した砂川ハイウェイオアシスにも店舗はありますが、本店には喫茶スペースやギャラリースペースなどを併設しています。
また、隣には「ドッグガーデン」や「北菓楼の森~もりりん~」も隣接していますので、ちょっと休憩するのにピッタリです。
【 北菓楼 砂川本店 】
住 所:北海道砂川市西1条北19丁目2番1号
営業時間:午前9時~午後7時
U R L:http://www.kitakaro.com
◆岩瀬牧場
先ほどご紹介した北菓楼の砂川本店から近く、少し畑の中を走ると岩瀬牧場のイタリアンレストラン「RIVISTAリヴィスタ」があります。
このレストランもオススメですが、その向かいには出来たてのジェラートを食べることができる直売店があります。
夏になると行列ができるほどの人気ですので、ぜひ立ち寄りたいスポットです。
【 岩瀬牧場 】
住 所:北海道砂川市一の沢237番地6
営業時間:午前9時00分~午後6時
定 休 日:年中無休(年末年始のみ休業)
U R L:http://www.iwasefarm.co.jp
2.バスで札幌から富良野へ
札幌から富良野へバスで向かう場合には、北海道中央バスが運行する高速バス「高速ふらの号」を利用します。
赤平や芦別といった街を経由するため少し遠回りのルートになります。
・所要時間:およそ2時間30分
・料金:片道2,260円、往復4,150円です。
・便数:1日10便(※2018年夏ダイヤ、芦別発着便は除く)
・運行会社:北海道中央バス(株)
・時刻等詳しい情報はこちらをご覧ください。
3.JRで札幌から富良野へ
札幌からJRで富良野へ行くこともできます。ただし一本では富良野へ行くことができず、途中の滝川駅で乗り換えになります。所要時間は乗車する時間にもよりますが、特急利用時でおよそ2時間4分~2時間50分あたりになります。
・札幌から滝川まで特急(自由席)を利用する場合:3,620円
・札幌~滝川~富良野をすべて普通(もしくは快速)電車を利用する場合:2,490円(※札幌~岩見沢間は快速利用が一般的です)
乗り換えがあることと所要時間が長いこともありますのでご注意ください。
【 一般的なJRルート 】
札幌 → JR函館本線(50分/特急利用) → 滝川 → JR根室本線(1時間10分) → 富良野
4.【定期観光バス】札幌から富良野へ観光できる便利な定期観光バスのご紹介
全国の現地体験ツアーを予約できるサイト「旅プラスワン」内で人気の富良野バスツアーをご紹介します。
▼全てのバスツアーを見たい場合は旅プラスワン特集ページへ▼
人気ナンバー1
人気スポットを効率よくめぐる!旭山動物園と青い池・ファーム富田・四季彩の丘(ひとり6,500円)
タイトルの通り、富良野のお花畑、美瑛の青い池、旭川の旭山動物園と、北海道旅行のマストな観光スポットを巡るツアー。
初めての北海道旅行にぴったりの見どころを押さえたコースが人気。
人気ナンバー2
<富良野・美瑛物語>青い池とファーム富田・美瑛の丘めぐり&ふらのワイナリーでランチ付コース♪(ひとり7,980円)
ハンバーグとミニチーズフォンデュがメインのセットランチがいただけるバスツアー。ファーム富田にゆったり80分滞在できるのも嬉しい♪
人気ナンバー3
北海道パノラマロードコース(青い池&旭山動物園&四季彩の丘コース)(ひとり7,300円)
人気ナンバー1のコースに似ていますが大きな違いは小学生料金がお値打ちな事。小学生と一緒にバスツアーに参加される方はぜひ一度チェックしてみてください。
おわりに
札幌から富良野へのルートをいくつかご紹介しましたが、一番のオススメは自動車での移動です。
札幌からは山を越える道のため観光スポットはそれほどありませんが、富良野へ着いてから市内観光をするには自動車が大変便利です。
ただしラベンダーシーズンの連休になると、一部で渋滞が発生する可能性がありますので早めの行動を心掛けておくと良いでしょう。
渋滞と言っても北海道は高速道路の状況さえ確認しておけば大丈夫です。
ぜひ自動車で富良野周辺を走り回って素敵な思い出を作ってくださいね。
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