丘を彩る花々の絨毯「フラワーランドかみふらの」季節ごとの魅力・見所ポイントは?
- 富良野・美瑛・トマム
- 最終更新日:2022年6月9日
開放的な丘の上からは、引き込まれるような美しい花畑と、壮大な山並みが広がります。
今回はオススメの時期や、その見所ポイントを紹介していきましょう!
もくじ
1.富良野で最大規模の花畑「フラワーランドかみふらの」
「フラワーランドかみふらの」が位置しているのは、その名の通り、富良野の北側に当たる上富良野です。国道237号線を走り、少し西側に入った高台に位置しています。
駐車場に車を止めて、入口の建物をくぐったら入園です。富良野でも最大規模の花畑でありながら、入園無料となっているのがびっくりです。
入園してまず目に飛び込んでくるのは、可愛らしい建物と、その周囲を彩る花畑。まるで物語の世界に迷い込んだような面持ちとなっています。
そして向こうには、十勝岳連峰を一望!「北海道に来たんだ」という臨場感が一気に高まる場所です。
2-1.花の季節の始まり。ルピナス咲く初夏(6月)
「フラワーランドかみふらの」で最も早く見頃を迎えるのは、6月に満開を迎えるルピナス。藤を逆さにしたような、縦に長い花を咲かせるルピナスは、実にバリエーション豊かな色合いを見せてくれます。
宝石のように鮮やかで、どこか物語の世界へと誘われるメルヘンな雰囲気に癒されることでしょう。1年のうち6月は、北海道の中でも最も降水量が少ないシーズンで、観光にも最適です。
2-2.異国情緒漂う。ラベンダーが咲き誇る夏(7月)
7月になると、ルピナスからラベンダーへ主役が変わります。丘を埋め尽くすように、紫色の花が一面に咲き誇る情景は、思わず息を呑む絶景です。
広いラベンダー畑は一周できますが、小径が整備されており、花畑の中を散策することも可能。遠くからズームすれば、まるでラベンダーに包まれているような写真が撮れるのでオススメです。
また、1周10〜15分のトラクターバスに乗るのもオススメ!適度な振動が心地よく、のんびりと流れていく花の風景に癒されるはず。
色鮮やかで華やかでありながら、農村的な情緒も居心地が良いです。ラベンダーの最盛期でも比較的空いており、ゆったりと巡ることができます。
太陽の光が一段とキツくなるので日焼け対策を忘れずに!
2-3.色彩の絨毯となる夏〜初秋(8〜9月)
そして最後に「これぞ、フラワーランドかみふらの」という、代表的な風景が見られるのが、8月から9月にかけて。園内にはサルビアやダリア、ジニアなど色とりどりの花が咲き乱れます。
赤・紫・オレンジ色など交互に織られたカラフルな絨毯は、とても鮮烈!圧縮効果を狙いながら田園と一緒に撮影すれば、コントラストが際立つ一枚に。
また入口から一番奥には、広大なダリアの花畑が営まれています。印象的な展望台が設置されており、とても華やか。9月には花も大きく、見応え抜群です。
展望台から俯瞰すると、丘を埋め尽くす壮大な花畑。下から見上げると、花畑が空へ続いていくような臨場感を味わえます。写真に収まりきらないダイナミックな風景は必見!
9月の北海道は少し涼しく、晩夏の趣を感じさせます。
3.園内では富良野名産のメロンもいただける!
「フラワーランドかみふらの」では、併設するお食事処・なのはなやファストフードコーナーで、富良野ならではの味覚をいただくことができます。
中でもカジュアルに購入できるのが、カットメロン。1カット350円とリーズナブルに糖分&水分補給ができますよ。完熟で甘い果肉が、口の中でとろけます。メロンの食べ放題も用意され、こちらも人気です!
メロンの提供期間は7月〜9月なので、ご注意を!
また6月初旬~中旬はアスパラ食べ放題、7月~9月はメロン食べ放題、8月中旬~9月はとうもろこしもお目見え。
食べ放題は要予約なので、文末の公式HPリンクから詳細をご確認ください。
いかがでしたでしょうか?夏にかけて色とりどりの花が咲き誇る「フラワーランドかみふらの」。
いつ訪れても、その時期ならではのカラフルな絶景が迎えてくれます。清々しい富良野の風情も、癒し成分たっぷりなので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
- 住所
- 北海道空知郡上富良野町西5線北27号
- TEL
- 0167-45-9480
- 営業時間
- 9時〜18時(季節によって時間が変わります)
※お花畑の開園期間:6月1日〜9月30日、12月〜2月は休園
- 備考
- 入園無料
日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。
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