阿寒湖を舞台に、アイヌ文化とアートが融合する「阿寒アイヌアートウィーク2025」開催決定!
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- 釧路・阿寒・川湯・根室
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- 最終更新日:2025年8月4日
会期は2025年10月12日(日)〜10月31日(金)の約3週間。会場は阿寒湖温泉・阿寒湖アイヌコタン周辺となり、昨年度より規模を拡大した「周遊型展示」として展開される予定です。
主催は北海道釧路市、企画・運営は株式会社ロフトワーク。アーティストたちが阿寒の自然に滞在しながら生み出した作品の展示や、舞台芸術・自然体験など多彩なプログラムが予定されています。
もくじ
阿寒アイヌアートウィークとは
阿寒アイヌアートウィークは、阿寒湖アイヌコタンの作家やアーティストと、多様な現代アーティストたちの共演によるアートイベントです。
木彫やガラス、刺繍、パフォーマンスなどジャンルは多彩。阿寒湖温泉や周辺の観光スポット、文化施設、自然の中など、エリア一帯を使った展示で、歩きながらアートとアイヌ文化、自然を体感できるのが特徴です。
2025年で2回目となり、滞在制作による新作やシンボリックなインスタレーションも登場予定。芸術を通して、阿寒湖に根付くアイヌ文化の精神と出会うことができる、深みあるイベントです。
開催概要
会期:2025年10月12日(日)〜10月31日(金)
会場:北海道釧路市阿寒町 阿寒湖温泉・阿寒湖アイヌコタン周辺
入場料:無料
主催:釧路市
企画・運営:株式会社ロフトワーク
協力:NINE LLP
▶詳細・最新情報は ティザーサイト にて公開中
テーマは「エイワンケ ヤ?(お元気ですか)」
阿寒アイヌアートウィーク2025のテーマは、「エイワンケ ヤ?(お元気ですか)」。
日々の忙しさのなかで忘れがちな「自分の心と向き合う時間」を、自然のなかで取り戻してほしいという想いが込められています。
大きな湖と山々に囲まれたこの場所を歩きながら、自然にふれ、そこに生きてきた人々の記憶に想いを寄せる──
そんな穏やかで深い旅が、アートを通して始まります。
プレイベント「AAAW宵祭りツアー」開催
本開催に先がけて、8月30日@東京を皮切りに「AAAW宵祭りツアー」と題したプレイベントを全国各地で展開予定です。
イベントでは、昨年制作された十川雅司監督の短編映画『urar suye(ウララ スエ)』『cupki mawe(チュプキ マウェ)』の上映や、アイヌアーティストとのオンライントークセッションなどを実施。
さらに各会場では、阿寒の自然やアイヌ文化をモチーフにしたコラボメニューも提供されるとのこと。味覚からもイベントの世界観に触れられる贅沢な内容です。
▶プレイベントの詳細・スケジュールは【イベントページ】よりご確認ください。
阿寒湖アイヌコタンとは?
阿寒湖アイヌコタンは、約120人が暮らす北海道内でも有数のアイヌ集落(コタン)。
「すべてのものに魂が宿る」というアイヌの世界観のもと、木彫や染織、舞などの文化が日常の中で継承されています。
訪れることで、「自然とともに生きる」という価値観や、受け継がれてきた祈りやものづくりの営みに触れることができます。
阿寒湖アイヌコタンについて詳しくは▶ 公式サイト をご覧ください。
2025年の見どころ
2024年の初開催では、阿寒湖を舞台に多くの作品が誕生。国内外から多くの来場者を迎え、大きな注目を集めました。
イベント内で制作された短編映画『urar suye(ウララ スエ)』は、日本国際観光映画祭2025にて旅ムービー部門 最優秀賞を受賞。
アイヌ文化を現代に伝える試みとして、高く評価されています。
2025年は展示やイベントの規模も拡大予定。
アイヌアーティストの作品に加え、現代アーティストが阿寒湖に滞在して制作した新作もお披露目されるなど、さらなる進化に期待が集まります。
アートを通じて、自然と記憶にふれる旅へ
「阿寒アイヌアートウィーク」は、ただの展示会ではなく、アイヌ文化を現在と未来へつなぐ体験型イベントです。
自然とともに生きてきた人々の記憶、そこに息づく文化、そしてアートとの出会いが、訪れる人の心に静かに残るはずです。
今秋、阿寒湖であなた自身の物語を見つけてみませんか?
- 住所
- 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目7−19
※本記事は、PR TIMESに掲載されたプレスリリースをもとに再構成しています。
出典:PR TIMES(株式会社ロフトワーク/阿寒アイヌアートウィーク プレスリリース)
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