【記念日旅の本命宿】第一滝本館に宿泊して登別の冬を満喫&カフェライター厳選の登別スイーツ巡り
- 登別・洞爺湖
- 最終更新日:2022年3月11日
この日は冷え込んではいたものの、空気が澄んでいて、遠くの景色までよく見える最高のロケーションに気持ちもワクワク。
宿泊先は、温泉通の友人が推薦してくれた宿の中から以前から泊まってみたいと思っていた「第一滝本館」に決め、1泊2日の家族旅行を満喫してきましたよ!
もくじ
1. ゆったり館内を散策!混み合う中でもスタッフの皆さんのスマートな対応が光る
4.地獄谷のライトアップも見えるかも!?5つの泉質を楽しめる大浴場
5.好きなものを好きなだけ!バラエティ豊かなモーニングビュッフェに舌鼓
6.カフェ&スイーツライターが厳選!登別で立ち寄りたい注目のお店
1. ゆったり館内を散策!混み合う中でもスタッフの皆さんのスマートな対応が光る
▲第一滝本館外観▲
現地に到着したのは、チェックイン予定時刻よりも少し早い14:30頃。車寄せに向かうと、スタッフのお兄さんが駐車場の場所(徒歩2分ほどの場所)をわかりやすく説明してくれました。
▲チェックイン、チェックアウトはこちらで▲
私が宿泊した日は3連休の初日ということもあり、フロントにはチェックイン待ちの列ができていました。そんな混み合う状況の中でも、スタッフの皆さんはお客さん1人1人にとても丁寧に接し、中には広い館内で迷わないよう客室までの道のりを案内してくれる方もいました。
▲ロビー側にある東館入口▲
客室は、本館、南館、西館、東館で成り立ち、なんと全20タイプものお部屋があります。
主に西館にはスタンダードクラス、南館はスタンダード~スーペリア、東館はスーペリア~デラックス、本館はデラックス、それに各館にプレミアムクラスの客室。
▲子ども連れでも十分ゆとりのあるダブルベッド▲
今回私たちが宿泊したのは東館の洋室。
6階の角部屋はダブルベッドのタイプでした。お部屋はスペースにゆとりがあり、ゆっくりとくつろぐことができます。
▲客室のデスク周り▲
デスクには温泉まんじゅうとミネラルウォーターがサービスで置かれています。右側の扉を開けると冷蔵庫がありました。
▲客室のトイレとバス▲
内風呂はユニットタイプでした。
▲大迫力の「大金棒」▲
部屋を出て館内を散策していると、本館の吹き抜け部分に大きな金棒が。
これは第一滝本館名物の「大金棒」で、金棒の突起に乗った鬼が可愛らしく動いているんですよ!また、特定の時刻になると金棒の一部が開き、大きな音楽とともに鬼たちの人形が登場し踊り始めます。
▲広々としたおみやげ処▲
エレベーターのそばには広いお土産屋さんが。ペットボトル飲料も販売しているので、お風呂上りに飲み物を買いに立ち寄る人も。
2.ホテル周辺を散策!可愛いお客様にも出会えました
▲湯けむりが立ち込める源泉公園▲
ホテルの向かいにある「源泉公園」には間欠泉があり、3時間に1回、大きな音とともに温泉が噴き出します。カラフルな鬼の金棒や常に立ち込める真っ白な湯気も見どころです。
▲遊歩道から眺める地獄谷▲
ホテルのすぐ裏には「地獄谷」があり、第一滝本館からは徒歩5~6分程度。うっすらと雪が積もった裸の山から白い湯けむりが噴出していました。
▲草を食べながらこちらの様子をうかがう小鹿▲
遊歩道の途中で多くの人が足を止めていたので近付いてみると、可愛いエゾシカの子どもがすぐそばまで来ていました。
▲夜の地獄谷▲
夜はライトアップされて幻想的な景色に。
登別観光の目玉でもある地獄谷が歩いてすぐなので、夜でも気軽に楽しめました。
3.海鮮たっぷりの夕ご飯!今回の主役は「ズワイガニ」
▲夕食会場は宿泊プランによって異なる▲
夕ご飯は、本館地下1階にある「いでゆそば」でいただきました。
▲雑穀ごはん、煮物、茶碗蒸し、味噌汁などがついた「蟹御前」▲
今回はお食事込みのプランで宿泊したのですが、夕食にいただいたのは単品3,300円(税込)でも提供されている「蟹御前」。蟹好きな夫は無言でしゃぶりついていました(笑)
▲1杯のタラバガニをそのままいただく▲
タラバガニを丸々1杯使っています。蟹味噌もたっぷりと入っていましたよ!
▲いくらと6種類のお刺身が盛り付けられた「刺身盛り」▲
私はあまり蟹が得意ではないので、メイン料理を刺身盛りに変更してもらいました。
4.地獄谷のライトアップも見えるかも!?5つの泉質を楽しめる大浴場
▲大浴場へ向かうエスカレーター▲
大浴場へは本館の大金棒奥にあるエスカレーターに乗って向かいます。
▲温泉水の味を楽しむことができる飲泉処「ゆのか」(提供:第一滝本館)▲
大浴場へ向かう途中、日帰り入浴用の出入り口近くには飲泉処がありました。こちらで飲めるのは重曹泉で、寝起きや食前など空腹時にいただくのが良いそうです。
▲男性用大浴場の様子(提供:第一滝本館)▲
広々とした大浴場には「硫黄泉」「芒硝泉」「酸性緑ばん泉」「食塩泉」「重曹泉」といった5種類の泉質、温度や浴槽のデザインが違う35の湯船(男女合計)があり、24時間入浴することができます。
男性用の露天風呂からは「地獄谷を臨むことができた」と夫が話していました。
▲女性用露天風呂(提供:第一滝本館)(提供:第一滝本館)▲
冬季は露天風呂には浴槽のすぐそばまで雪が積もっていて、私が入浴しに行った時は誰かが作った小さな雪だるまが並んでいました。
▲女性用露天風呂の奥にある「金蔵の湯」(提供:第一滝本館)▲
露天風呂の奥には「金蔵の湯」という、源泉をそのまま自然冷却したお湯を使った浴槽があります。
元々第一滝本館は、安政5年に長万部に入植した創業者の滝本金蔵氏が、皮膚病に苦しむ妻のために登別へ転入し温泉施設を作ったことがきっかけで誕生した宿。
明治の時代から続く歴史ある温泉宿なのですよ!
▲スライダーや滑り台もある室内プール(提供:第一滝本館)▲
また、今回私たちは利用しませんでしたが、館内には子どもも大人も楽しめるプールもあります。
5.好きなものを好きなだけ!バラエティ豊かなモーニングビュッフェに舌鼓
翌日の朝食は、東館3階の「原始林」でいただきました。
和洋のおかずがたっぷりと並んだビュッフェコーナー。子ども向けの食事やスイーツが並ぶキッズコーナーもありました。
私が特に気に入ったのは、果物や野菜を使った4種類のデトックスウォーター。お代わりして飲んだ「ミント」「レモン」「きゅうり」「いちご」のデトックスウォーターにはストレス解消の効果があり、ミントのさわやかさとイチゴの甘酸っぱさがほんのり感じられて、食事にもとても合いました。
食事の種類が多く目移りしてしまいましたが、私が選んだものはこちら。大好きな卵料理は「スクランブルエッグ」をチョイス。口当たりの良い「手作り豆腐」には、ねぎとおろし生姜をたっぷりと乗せ、だし醤油をかけていただきました。
6.カフェ&スイーツライターが厳選!登別で立ち寄りたい注目のお店
あっという間にチェックアウト。チェックアウト後は登別周辺の気に寄っていたスイーツ店をはしご♪
6-1.閻魔焼きそばドーナツ@カフェ アンジュリエ
▲表面はサクサク、中にはピリ辛の焼きそばとチーズがたっぷり▲
登別温泉の名物として認知されつつあるのが、キムチを使ったピリ辛の「閻魔焼きそば」。その閻魔焼きそばを手軽に味わうことができるのが、市内新生町にある「カフェ アンジュリエ」です。
キムチのピリ辛感はしっかりと、とろ~りチーズと一緒にドーナツに閉じ込めた「閻魔焼きそばドーナツ(250円・税込)は、好みでソースをあとがけするスタイル。そのままでもとても美味しかったのですが、ソースをかけることによって味に深みが増します。
夫は同店一番人気の「ハンバーグプレートセット(500円・税込)」をいただきました。ほとんどの食事メニューがワンコイン前後の価格というリーズナブルさにも注目ですよ!
- 住所
- 登別市新生町3-10-17
- TEL
- 0143-84-1310
- 営業時間
- 11:00〜17:00 年中無休
6-2.スイーツガレット@魔法のじゅうたん
▲スイーツガレットの他にお食事系のガレットも販売▲
「カフェ アンジュリエ」のすぐ近く、同じく市内新生町にあるガレットのお店「魔法のじゅうたん」にも立ち寄りました。
夫に頼まれ「スイーツ クレープガレット(650円・税込)」を買いに行ったのですが、あまりの美味しさに半分以上私が強奪(笑)想像以上のボリュームにもびっくりでした!
持ち歩きに便利なパックタイプの容器で販売されている「ヨーグルト ラッシー(300円・税込)」には、地元・登別の濃厚でまろやかな牛乳を使用。「季節やさいとキヌアのサラダ(250円・税込)」は、スーパーフードのキヌアが贅沢なほどたっぷりと使われています。
- 住所
- 登別市新生町1-15-14
- TEL
- 080-1876-5028
- 営業時間
- 10:00~14:00 定休日:月・火・水
6-3.あっさり×濃いソフトクリーム@UNMIXed SOFTSERVE ICECREAM
▲登別のグラスフェッドミルクを使用したこだわりのソフトクリーム▲
夫が大絶賛していたのは、登別駅から徒歩1分のところにある「UNMIXed SOFTSERVE ICECREAM」のソフトクリーム。カップは350円(税込)、ワッフルコーンは400円(っ税込)で販売しています。
登別の天然牧草のみで育った健康な乳牛から絞ったグラスフェッドミルクと北海道のじゃがいもで作った水あめを使用した、安定剤や乳化剤などを一切使用しない体に嬉しいソフトクリーム。あっさりとしているのにミルクの味が濃く、くせになりそうな一品!
私がいただいた「お抹茶アフォガード(600円・税込)」には、自慢のソフトクリームに京都宇治の「山政小山園」の抹茶をトッピング。抹茶のほど苦さがソフトクリームの甘さをとてもよく引き立てていました。
- 住所
- 登別市登別東町2-3-2 登別ゲストハウス赤と青1F
- TEL
- 0143-83-7680
- 営業時間
- 10:00~20:00(現在はコロナ禍で変更の場合あり) 定休日:無休(現在はコロナ禍で不定休)
寒い冬も温泉でぽかぽかに~創設者の愛が籠った温泉宿を堪能しに行こう~
▲老舗旅館でぬくもりあふれるひと時を(提供:第一滝本館)▲
「老舗」という肩書きだけでなく、豊富な泉質のお風呂や客室の居心地の良さ、地獄谷や温泉街へも近い立地も嬉しい「第一滝本館」。私がこの宿を選んだのも、友人に勧められたからという点だけでなく、いろいろな泉質のお湯に浸かり、普段仕事で忙しくしている夫にくつろいでほしいという思いからでした。もちろん、実際に現地へ行ってみて、評判通りのバラエティに富んだ泉質のお風呂だけでなく、スタッフの皆さんの心遣いや優しさにも感動しました。
冬の雪見露天風呂も素晴らしかったのですが、今度は雪のない季節にまた訪れてみたいと思います。
ぜひみなさんも、冬の登別、そして第一滝本館の豊富にあるお風呂をぜひ堪能しに行ってみてください!
- 住所
- 北海道登別市登別温泉町55
- TEL
- 0143-84-2111
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カフェ&スイーツ好き主婦ライター 三澤恵梨子
北海道滝川市出身。現在は札幌市在住の主婦ライター。
20代前半でカフェ巡りにはまり、仕事の合間を縫ってこれまでに道内外で500軒近いカフェ&スイーツ店を訪問。
ライターとして活動しつつ、全国47都道府県のカフェを訪問するのが夢。
食のことを中心に、北海道の美味しいものや綺麗な景色の情報をお届けするべく、常にアンテナを張り巡らせています。
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