札幌から登別温泉へ、1日で観光できるドライブルートのご紹介
- 登別・洞爺湖
- 最終更新日:2019年3月11日
札幌からは高速道路を利用することで1時間30分、新千歳空港からは1時間ほどの距離にあり、観光の拠点としても非常に良い立地にあります。
札幌から登別温泉には、高速道路を通るルートが最短ルートとなりますが、ここでは観光を楽しみながら登別へ向かうドライブルートとオススメ観光スポットをご紹介していきます。
札幌から登別へ1日かけて観光できるちょうど良いドライブルートですので、ぜひ旅のプランに組み込んでみてはいかがでしょうか?
1.札幌芸術の森
札幌市内の自然豊かな場所、40haの森の中に美術館や工芸館、野外美術館などがあり、自然と一体になった好奇心が刺激されるスポットが「札幌芸術の森」です。
様々なイベントや展示企画、アトリエや工房などがありますが、晴れた日にはただそこにいるだけで自然を満喫できる気持ちの良いスポットになっています。
特に野外美術館は、緑豊かな自然の中で四季折々の表情を見せる彫刻があり、ボランティアによる作品解説なども行われていますので、彫刻やアート好きならぜひ寄りたいところです。
各施設には料金が掛かるものがありますので、詳細は札幌芸術の森のホームページをご確認ください。
【 札幌芸術の森 】
住 所:札幌市南区芸術の森2丁目75番地
電話番号:011-592-5111
U R L:http://artpark.or.jp/
2.支笏湖
支笏洞爺国立公園内にある支笏湖は、滋賀県の琵琶湖に次いで2番目の貯水量を誇るカルデラ湖で日本最北の不凍湖です。
支笏湖の湖畔にある支笏湖温泉には、数件の温泉宿があり日帰り入浴できる施設もあります。
支笏湖の水面下には「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」と呼ばれる、崖のような特徴的な光景が広がっており、水中遊覧船に乗って観察することができます。
その他にカヌーやペダルボートなど湖を楽しめるアクティビティーや、名物のヒメマス料理、支笏湖ビジターセンターなどもあり、自然を感じながらゆっくりとした時間を過ごすことのできる人気のスポットです。
なお、周辺では鹿やキツネが道路脇まで出てきますので、ドライブの際には十分気を付けて運転しましょう。
【 支笏湖観光船 】
住 所:北海道千歳市支笏湖温泉
電話番号:0123-25-2031
営業期間:4月中旬~11月上旬
U R L:http://www.shikotsu-ship.co.jp/
3.登別伊達時代村
Photo by Flickr:北海道 登別 伊達時代村/enqvist lau
江戸時代の町並みや文化をまるごと再現したカルチャーパークが「登別伊達時代村」です。
江戸時代にタイムスリップしたような村内で、忍者のアクションショーや劇を見たり、手裏剣投げや弓矢を体験したり、時代劇で見たようなお団子を食べたりと大人から子どもまで楽しめる施設になっています。
忍者衣裳に着替えて村内を一日中歩ける貸衣装も人気です。
江戸時代で遊び、文化を知ることのできるユニークな施設です。
【 登別伊達時代村 】
住 所:北海道登別市中登別町53-1
電話番号:0143-83-3311
営業時間:夏季(4月1日~10月31日)9:00~17:00、冬季(11月1日~3月31日)9:00~16:00
入村料金:(大人)2,900円、(小人)1,500円、(幼児)600円
駐車料金:自動車500円
U R L:http://www.edo-trip.jp/
4.のぼりべつクマ牧場
Photo by Flickr:這位大哥搶到制高點等食物了/Wei Jen Chang
登別温泉の近くにあり、ロープウェイで登った先にあるのが「のぼりべつクマ牧場」です。
クマと言えば恐ろしいニュースが多いですが、ここのクマたちは愛嬌たっぷり!
入園者がクマに給餌することができるのですが、その際のクマの“おねだり“がたまらなくカワイイことで知られています。
中にはアッカンベーをしたり、手を振ってアピールしたりと、中に人が入っているのでは無いかと思うほどユニークな動きをします。
「人のオリ」として、人間が檻の中に入っているような観察場所もあり、数十センチの近さでクマを観察することができます。
施設内には、世界で唯一の「ヒグマ博物館」やアイヌの生活様式を再現した「ユーカラの里」も併設しています。
【 のぼりべつクマ牧場 】
住 所:北海道登別市登別温泉町224番地
電話番号:0143-84-2225
営業時間:(7月1日~9月30日)8:00~17:00、(4月1日~6月30日、10月1日~1月31日)8:30~16:30、(2月1日~3月31日)8:00~16:00
入園料金:(大人)2,592円、(小人)1,296円(ロープウェイ料金は含まれています)
U R L:http://www.bearpark.jp/
5.登別地獄谷
登別温泉の北東にある地獄谷は、登別温泉最大の源泉で約1万年前に噴火活動によってできた爆裂火山口跡です。
直径約450メートル、面積約11haの広大なエリアには数多くの湧出口や噴気孔があり、毎分3,000リットルの温泉が湧き出しています。
地獄谷には10分ほどで回ることのできる遊歩道が整備されており、奥へ進むと強い硫黄の香りと湯煙に包まれます。
ここはGoogleのストリートビューでも見て回ることはできますが、やはり実物を見て体感すると迫力の違いに驚くことでしょう。
冬にはキツネが地獄谷の温かい地面の上で暖をとっていることもありますよ。
【 登別地獄谷 】
住 所:登別市登別温泉町無番地
電話番号:0143-84-3311(登別観光協会)
6.登別温泉
画像提供:登別観光協会
登別温泉は、観光経済新聞が年に一回発表する「にっぽんの温泉100選」でも常に上位に入る日本有数の温泉地です。
先に紹介した「登別地獄谷」のすぐ近くにあり、様々な泉質の温泉を楽しめるため「温泉のデパート」と呼ばれています。
いくつもの泉質とそれぞれ特徴のある温泉宿があり、宿泊施設ごとに引いている泉質が異なることから何度来ても飽きることがありません。個人的には北海道の温泉で一番のお気に入りの温泉地です。
ここで私のお気に入りの温泉宿を3つ簡単にご紹介します。
【 登別グランドホテル 】 ― 庭園露天風呂はまさに自然の中の温泉。つい長湯をしてしまうほど自然と調和した気持ちの良い温泉です。
【 第一滝本館 】 ― 男女合わせて35の浴槽があり7種類の源泉を楽しめるため温泉好きにはたまりません。まさに温泉のデパートです。
【 御やど 清水屋 】 ― 温泉自体は非常に小さいのですが、純和風旅館の佇まいで日本的おもてなしを感じられる風情のある宿で人気があります。
<おわりに>
今回ご紹介した札幌から登別温泉へのドライブルートは、1日かけてゆっくりと観光できるドライブルートです。
北海道の自然や動物、名物や温泉などを1日で巡ることができます。
もし時間に余裕がある場合には、登別にある水族館「登別マリンパークニクス」もオススメです。
一日中楽しんだ後は、登別温泉でゆっくりと旅の疲れを癒せるというのがこのルートの魅力ですね!
ぜひ、札幌から登別へドライブする際の参考にしてみてくださいね。
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